地震が起きて、6日目。
ずっと言葉にできない気持ちがありました。

ですが、やっと、言葉が少し出てくるようになりました。
今の気持ちを残しておきたいと思い
ブログにアップします。

きっと時間が立てば、記憶が薄れていきます。
(阪神大震災も16年前([1995.1.17])になりました)

でもそんな時、自分でこの記事を見て
忘れてはいけない気持ちを思い起こせるように、、、

  • ビルの3階まで波が来た。

  • 屋上で必死に手すりにつかまっていた。

  • さっきまで一緒に仕事をしていた人が、気づいたらいなくなっていた。

  • 避難所を徒歩でまわって、家族がいないか捜すお父さん。

  • 一緒にいた娘が波に流され、遺体で発見したお母さん。

  • 海外からのプロの救助隊員も言葉を失うほどの惨状。
    「スマトラやハイチの大地震よりもひどい」


そんな映像、話を聞くと、とても同じ日本で起こっていることとは思えません。
普通に生活している自分が不思議で、
むしろ恥ずかしくもなってきます。


1万人以上の死者、行方不明の方がおられますが
海外メディアからは
「日本だからこそ、これだけの被害ですんだ」
と報道されています。

日本は、耐震構造に対しては世界トップクラスにおり、
津波(世界共通の言葉にもなっている)も
過去からの教訓により、周到な備えと警戒をしていました。

そんな丈夫でできた家が
いとも簡単に流されていく・・・


また、このような大災害が起きると
海外では、暴動や物の取り合いなどが当たり前だそうですが
列にならんでレジに並ぶ日本人の秩序さ、
寡黙に耐える国民性に、驚きと賞賛を得ています。


日本は、先進国で自殺が一番多い国、子供に夢がない国、
と言われています。

この災害で今後、自殺が増えることは、予想されます。
みんなで助けあって、そんな選択をする人がいないように
ケアしていきたい。

子供たちも、当たり前の生活が、
当たり前ではないことを感じ取っていると思います。
子供さんがおられる方は
いま起きていることをぜひ家庭で話しあってもらいたい。


原子力の問題もあり、
世界第3位の経済大国、日本がどう乗り越えるか
世界は注目しています。

日本人の底力を見せたい。

いまの日本人は、
みんな「何かしたい!」という強い気持ちを持っていて
不謹慎な言い方かもしれませんが、良い空気が流れています。

この心をずっとずっと、消えないでいてほしい、そう思います。