私達は親が言うことは正しい、学校の先生の言うことは正しい絶対みたいな環境で育ってきた傾向がある。
昭和の時代は特にそういう環境だった。
そのために自分を出さないようにし、押し殺して生きてきたということもある。
自分を守るためにそして生き延びるために、幼い自分はそうするしか方法を知らなかったのだろう。
大人になっても親のいうことをきいていたり、親の価値観で生きてたりすると本当の自分で生きられなくなり、自分はどうしたいのかもわからなくなったり、生きづらく幸せを感じにくくなっていく。
今の自分にとっていらない価値観または親の価値観も必要でなければ捨てた方が楽になる。
親や兄弟や学校の先生などから、こうしなさい、ああしなさい、時にはそうしなければ罰を受けたりすることもあったり…そんな中で生きていると、こんな自分では駄目だという考えから自己否定をするのが得意になる。
自己否定は自己愛を育てる真逆の行為。
過去を振り返りそういう環境でも生き延びてきた自分を労い認め癒していく。
現在嫌なことがあった場合、その出来事を深く考えていくと過去の出来事で傷ついた自分に遭遇することがある。過去の傷をひとつひとつ丁寧に癒していくと心は軽くなる。
色々な人から受ける否定や批判も、他人は他人自分は自分であると頭ではわかっているはずなのに、自分はこう思うということを他人にわかってもらおうとしてしまう。
結局自分のことをわかってあげられるのは自分しかいないのに。自分が自分を認めていれば他人から認めてもらわなくても良いのだ。
自分の心は自分自身が癒し大切にすれば心は緩むし、幸せも感じやすくなる。
どんな嫌なことを思おうが他人に迷惑をかけなければ自分の味方は自分しかいないことを忘れないようにしていくことこそが自己愛を育てることになっていくのではないだろうか。

