みなさんは「大津事件」って知ってますか?
日本史習ってたらもしかしたら知ってるかも。

この事件、簡単に言うとこんな感じ。


日露戦争になる前の明治時代、ロシア皇太子が日本を訪問した。

ロシア皇太子が人力車に乗って、東海道を京都に向けて移動中、警備に当たっていた警官が突然ロシア皇太子に切りかかった。

当時、ロシア脅威論があり、日本を憂っての行動だったようである。

ロシア皇太子は傷を負ったが命に別状なく、切りつけた警官は当然逮捕され罰せられることになった。

相手の国の皇太子にを殺めようとしたのだから、即刻死刑にすべし、との声が政府から届く。

しかし、裁判所は他の事件との比較から死刑には相当しないとの判断を下す。


と、だいたい以上のような内容。

なんなら国がひっくり返りそうな話ですが、ロシア皇太子といえども人であるとして下した裁判所の、冷静かつ独立した判断に、この話を聞いたときに「日本とはこういう近代国家なんだ」と感じ入ったのを覚えています。

三権分立。法治国家。
公民や世界史・日本史に出てくる堅い言葉ですが、日本はそんな国なんだと感じた時でした。

あ、だからといってこの警官のようなことはやっちゃ絶対ダメです。

賛美すべきは、当時現場で警官を取り押さえた人力車夫たちの勇気かと。

少しまじめな話でした。
内容的に間違ってるところがあれば堪忍です~。