太陽系外の惑星で水蒸気確認 地球の4倍、海王星級で初 | 松原修治さんのブログ

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© 朝日新聞 恒星のまわりを回る海王星サイズの太陽系外惑星の想像図=NASA提供

直径が地球の約4倍の海王星によく似た太陽系外惑星で、水蒸気が存在することが確かめられた。生命の存在に欠かせない水の存在は、地球の約11倍ある木星級の太陽系外惑星では確認されていたが、より小さな惑星では初めて。米航空宇宙局(NASA)などの研究チームが英科学誌ネイチャーに論文を発表した。

この惑星は、約120光年離れたはくちょう座にある恒星を周回する「HAT―P―11b」。表面は大気に覆われ、内部に岩石状の核があるとみられる。ほかの太陽系外惑星と比べて上層部に雲などがなく晴れ渡り、大気の状態を観測しやすくなっていたという。

NASAと米メリーランド大などのチームは、ハッブル、スピッツァー、ケプラーの三つの宇宙望遠鏡から得られた観測データを組み合わせることで、惑星が恒星の前を通過する際の光の波長を分析し、惑星大気に水分子が存在することを確認した。