靴ずれができない靴選びとお役立ちグッズを活用して、痛みなく楽しく歩きましょう!

靴ずれができない靴選びとお役立ちグッズを活用して、痛みなく楽しく歩きましょう!

こんにちは、ウォーキングセラピストのAKIです。お店で履いた時は大丈夫だったのに、外で履いて歩くと靴ずれができちゃう…。そういう経験は、誰もがきっとあると思います。たとえ小さくても、靴ずれができるともう絆創膏なしでは歩けないですよね。靴を脱いで帰ってしまいたくなる程です。

まず、靴擦れがどこにできているかで原因を探ります。

《かかと》
かかとにできる靴ずれは、靴と足との摩擦によるもの。以前はストッキングを着用してパンプスを履くのが常識でしたが、最近、とくに夏場は素足にパンプスがあたりまえになっています。

そのため、靴とかかとが直接触れ合って摩擦が生じ、かかとの薄い皮膚がめくれてしまうのです。タイツやストッキング、パンプスインソックスなどで摩擦を防ぐことができたら靴ずれも防げますね。

《足の指先》
足の指先にできるなら、靴と足との摩擦+前すべりが原因です。前すべりはストッキングを履いていてもソックスを履いていても起こります。では、どうして前に滑るのでしょう。

前すべりの原因

足のサイズと実際の靴の中のスペースの差が前すべりの原因に。

足のサイズと実際の靴の中のスペースの差が前すべりの原因に。

ハイヒールはヒールの傾斜がある分、立っていても歩いていても前へ前へと滑りやすいもの。また、ヒールのないスニーカーでも前すべりは起こります。スニーカーを購入時には、ソックスを履くことを前提とするため、大きめのサイズを好む人が多く、足のサイズと靴の中のスペースに差が生まれ、着地時に前すべりが起きていることが多いのです。

前すべりによる靴ずれで引き起こされるのは、皮がめくれて痛い!だけじゃないんです。

靴の中で繰り返される「前すべり」によって、足の指先が圧迫され続け、外反母趾(がいはんぼし)や内反小趾(ないはんしょうし)やハンマートゥなどの足の変形も引き起こしてしまう可能性があります。

しかも、一度変形してしまうと、元に戻すことは難しいのが現状です。

靴ずれは、絆創膏で応急処置を繰り返すだけではなく、靴ずれが引き起こされる原因を取り除く必要があります。

店頭に並べられている多くの靴はJIS規格でつくられています。でも、私たちの足は、私たちひとりひとりの顔や性格が違うのと同じように、ひとりひとり特徴があり違っています。ですから、私たちは自分自身で靴を自分に合わせるよう工夫する必要があるのです。

インソールを上手に使って、痛みのない快適なウォーキングをしよう。

インソールを上手に使って、痛みのない快適なウォーキングをしよう。

そこで活躍するのが、インソール。今はドラッグストアなどでもたくさんの種類が置いてあり、用途別に上手にチョイスできるようになっています。

◆前すべり防止には2パターン。
つま先の下に敷くタイプ→ヒールのあるパンプスに。
土ふまずのアーチをサポートするタイプ→全ての靴に。

私は場合によっては、①②の両方使うことがあります。素材も素足用、ストッキング用、ブーツ用、そして色の展開も多いので、靴や用途に合わせてチョイスしましょう。

洋服のサイズが合っていなくても体に傷ができることはありませんが、靴はそうはいきません。靴ずれがひとつできただけで歩き方は変になるし、痛みで気分は下がっちゃうし...。ウォーキングがしっかりできなければ、ダイエット効果も期待できません。

自分の足に合った靴をできる限り選び、そしてインソールなどを上手に使って、痛みのない快適なウォーキングを目指しましょう


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