大雨と雷及び突風に関する北陸地方気象情報 第10号 | 松原修治のブログ

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平成30年8月30日16時26分 新潟地方気象台発表

北陸地方では、8月30日夜のはじめ頃から9月1日にかけて大雨となるお
それがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、
落雷や竜巻など激しい突風、ひょうに注意してください。
 
[要因]
日本海から東北地方に前線がのびています。前線は、これから9月1日に
かけて日本海をゆっくり南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った
空気が流れ込むため、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

[雨の実況]
これまでに降った大雨により総降水量が多くなっている所があります。
8月27日19時から30日16時までの総降水量(アメダス速報値)は多い所で
新潟県
 上越市川谷   146.0ミリ
 魚沼市大湯   136.0ミリ
 十日町市松代  126.0ミリ
石川県
 珠洲    127.5ミリ
 宝達志水   80.0ミリ
 輪島     63.0ミリ
富山県
 氷見      90.0ミリ
 高岡市伏木   82.0ミリ
 宇奈月     50.0ミリ
 富山      50.0ミリ
福井県
 坂井市三国    41.0ミリ
 福井市美山    32.0ミリ
 大野       31.0ミリ
 南越前町今庄   31.0ミリ
 
[雨の予想]
北陸地方では、31日にかけて断続的に雷を伴った1時間に30ミリ以上
の激しい雨が降り、31日未明から昼過ぎにかけては局地的に1時間に50
ミリ以上の非常に激しい雨となる見込みです。
31日18時までの24時間降水量は多い所で、
  新潟県 180ミリ  富山県  90ミリ
  石川県 120ミリ  福井県  80ミリ

その後、9月1日にかけても降水が続き大雨となり、9月1日18時まで
の24時間降水量は、北陸地方の多い所で、100から200ミリの見込み
です。

[防災事項]
北陸地方では土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してく
ださい。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達し
た積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に
努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも
注意してください。

[特記事項]
今後、地元気象台の発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報等に
留意してください。