平成29年1月21日04時59分 気象庁予報部発表
東日本や西日本の日本海側では、21日朝にかけて、高波に警戒してくださ
い。東日本の日本海側では、21日夕方にかけて、大雪に注意・警戒してく
ださい。
[気圧配置など]
発達中の低気圧が関東の東海上にあって東北東に進んでおり、日本付近は
冬型の気圧配置となっています。低気圧は次第に日本から離れるため、冬型
の気圧配置は21日昼頃から次第に緩んでくる見込みです。
[防災事項]
<高波・風雪・強風>
東日本や西日本の日本海側では、21日朝にかけて大しけの状態が続くで
しょう。西日本や東日本では21日夕方にかけて、強風やふぶきが続く見込
みです。
21日に予想される波の高さは、
北陸地方、近畿地方 6メートル
中国地方、九州北部地方 5メートル
21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
東海地方 23メートル(35メートル)
北陸地方、近畿地方 18メートル(30メートル)
です。
高波に警戒し、強風やふぶきによる交通障害に注意してください。
<大雪>
東日本の日本海側では、21日夕方にかけて、山沿いを中心に大雪となる
所があるでしょう。
22日6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
関東甲信地方 40センチ
北陸地方 35センチ
です。
大雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒し、着雪、なだれに注意して
ください。
<雷・突風>
東日本や西日本では、21日夕方にかけて、日本海側を中心に落雷、竜巻
などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある
場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。