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海外展開でA380を15機導入、大量輸送で低価格実現へ=スカイマーク

ロイター

 [東京 12日 ロイター] スカイマーク<9204.T>の西久保愼一社長は12日、2014年から国際線ビジネスに進出するのに伴い、エアバス社の最新鋭超大型旅客機「A380型機」を合計15機導入する方針を明らかにした。

 先日発表した6機を含む。まずロンドン、フランクフルト、ニューヨークの3都市に逐次就航し、その後、世界の主要都市に展開していく予定で、「大量輸送で低価格を実現し、新しい市場を開拓したい」という。

 同社は8日、A380型機を6機(うち2機はオプション)導入し、国際線に進出すると発表した。12日に開催したA380型機導入に関する説明会で西久保社長は、2014年─17年に6機を導入した後、2018年以降にさらに9機を導入する計画を公表し、半分を購入し、半分をリース扱いにする方針を示した。最初に購入する2機については「2014年までに稼ぐ利益でほぼ賄える」とし、それまでにファイナンスする計画はないと語った。ただ、同社は東証1部上場を検討しており、上場に伴いファイナンスを行う可能性はあると指摘した。

 同社長によると、A380の参考価格は約300億円で、6機分で約1800億円となる。同社の購入代金については言及を避けた。8日の発表を受け、翌日の株式市場では、機体購入のための資金調達懸念が広がり、同社の株価は売りに押された。

 西久保社長は、アジアなど短距離ではなく、欧米主要都市への長距離路線に参入する理由を聞かれ、「運賃が高止まりしている北米線や欧州線に入ることで、大手と価格差を提供できる。アジアは既に多くの低コストキャリアが進出しており、厳しい状況でそういうところに入る気はない」と語った。同社長によると、同社の国際線価格は大手キャリアの半額を想定している。国際線の黒字化のメドについては「初年度から黒字化できるとみている」と述べた。