松下電器産業は30日、同社製の電子レンジ、冷蔵庫、衣類乾燥機について、部品の不具合から発煙・発火の恐れがあるとして、自主回収し、無料で修理すると発表した。対象は28機種305万6805台で、同社の回収例としては過去最大規模という。
対象は、電子レンジが1988年12月から93年12月までに製造された12機種193万1740台、冷蔵庫が89年2月から92年10月までの5機種30万3487台、衣類乾燥機(三菱電機への受託生産分を含む)が93年8月から2001年12月までの11機種82万1578台。 いずれも長期間の使用によって、ほこりなどで吸気口や通気口がふさがれた場合、内部の電子部品が高温になったり、はんだ部分に亀裂が入ったりして、発煙・発火した。原因は(1)本来は不燃性の樹脂を使うべき部品に可燃性樹脂を使った(2)部品の劣化が想定より速かった(3)はんだの量が少なかった-など、さまざまだが、同社はいずれも設計段階からのミスだったことを認めた。 |
過去最大の回収・松下電器