<全日空>システム障害で130便欠航 7万人に影響
27日未明、全日空の国内線の搭乗手続きや手荷物管理などを管理するコンピューターがシステム障害を起こし、早朝から羽田発着便を中心に欠航や遅れが相次いだ。午後3時半に復旧したが、130便が欠航し、306便が1時間以上遅れ、計約6万9300人に影響が出た。
全日空では「国内旅客系」と呼ばれるホストコンピューターと、窓口などの端末をつなぐシステムのソフト6系統のうち3系統を更新する作業を行った。作業は24日に終わったが、26日になって処理速度が低下する不具合が発生し、原因が分からないまま、27日を迎えた。更新したソフトを元に戻したところ、処理速度が回復し、システム障害は解消したという。 同社広報部は「週末に顧客が増え、システムに負荷がかかった可能性もある」と説明し、詳しい原因を調べている。 27日午後6時以降は、ほぼ通常の運航に戻った。28日は機体のやりくりがつかないため、鹿児島発伊丹行き542便の欠航が決まったほか、羽田発着9便に最大2時間35分の遅れが出る見通し。 伊丹、新千歳、福岡など顧客が多く集まる各地の空港でも搭乗手続きができなくなり、欠航便が出た。同じシステムを使用する九州方面の「スカイネットアジア航空」、羽田と北海道を結ぶ「エア・ドゥ」、成田、伊丹両空港と地方の各空港を結ぶ「アイベックスエアラインズ」の運航にも影響が出た |