上祐代表「一から出直す」=ひかりの輪、163人で発足-月内にオウム犯罪の総括
オウム真理教(アーレフに改称)を脱会し、新団体「ひかりの輪」を設立した上祐史浩代表(44)が9日、東京都世田谷区南烏山の教団施設で、記者会見し、「基本理念」を明らかにした上で、「一から出直す」と表明した。
新団体は出家57人、在家106人の計163人でスタート。これまで教団と無関係な新入会の信者1人が含まれるほか、入会手続き中の人もおり、増える見通し。 上祐代表は松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(52)について「自分は影響力を完全に払しょくしたが、公安当局からは厳しい見方をされている。これは自分たちが変わるための愛のむち、叱咤(しった)と考えたい」と述べた。 教団が使った教材や、信者の体力的消耗を招いた修行方法も見直すという。 基本理念には「オウム真理教の総括と反省」という一文を記載し、一連の事件が松本死刑囚の指示による組織犯罪だったと明確に指摘。「私たちの経験に基づいて認める。いたずらに社会と対立し、被害者や地域住民を無視してきた」としている。 信者を勧誘する際には基本的に、基本理念を見せると強調。信者らが以前に見聞きした教団の犯罪について討論する場を定期的に設け、今月中にも事件に関する総括をして公表したいとしている。 |