カンボジア野生化女性が“ホームシック”
やっぱり帰りた~い-。カンボジア北東部のラタナキリ州のジャングルで、18年ぶりに発見された女性(27)が“ホームシック”にかかっていることが21日までに分かった。“故郷”に帰りたがっており、既に何度か脱走も試みた。ほとんど言葉も話せず、「野人」生活が長かっただけに、周囲から「人間に戻れるのだろうか」と心配する声が上がっている。 発見から1週間以上が過ぎたが、ほとんど言葉は話せない。空腹やのどが渇いた時に口を指さして表現するが、覚えている言葉もある。「お父さん」「お母さん」「腹痛」の3つだという。
一方で「ジャングルウーマン」の一報は、カンボジア国中をわかせている。ロチョムさんが住む人口100人程度の小さな村には連日、やじ馬や報道陣が押しかけるなど、新たな観光スポットになりつつある。 ここの村民は少数民族であるプノン族。彼らは、ロチョムさんがまだ「野人」なのは、森の悪霊に取りつかれているからだと信じており、そのため、おはらいをする僧侶を依頼したという。 本人が語れないため、行方不明までの経過、長年にわたったジャングル生活といった真相は謎に包まれたまま。英紙などの報道では、ゲリラによる誘拐、長期監禁説が浮上している。身元確認のDNA鑑定を急いでいるが、本人は「四つんばいで動く方が好きなようだ」(地元警察)と周囲の騒ぎっぷりにも、野人は変わらないようだ。 |