三菱ふそう ハブ欠陥…販売に悪影響、経営に大打撃も
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三菱ふそうトラック・バスが18日、大型トラック前輪に使用した金属部品のハブに欠陥があったことを認め、近くリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。04年の大規模リコール後、再発防止のため慎重に強度を確認して安全と判断したはずのハブが、3年もたたずにリコール対象となり、同社製品の品質と技術力に厳しい目が向けられている。イメージダウンによる販売減など、再び経営が大きな打撃を受ける可能性もある。 しかし、07年は買い替え特需がなくなり、国内全体の普通トラックの需要は06年の11万台から3割ほど落ち込み、8万台程度になる見通しだ。いすゞ自動車など各社とも、国内販売の減少は織り込み済みだが、三菱ふそうは、ようやく取り戻しつつあった品質への信頼を再び大きく損なっただけに、他社以上に苦境に立たされるのは必至だ。
今回のケースでは、前回のような悪質な情報隠ぺいは見られなかったが、別のメーカー幹部は「改良型ハブの評価を3年もたたずに見直したとなると、顧客の目も『大丈夫なのか』と厳しくなる」と指摘している。【 |
