今年の1月13日、20日の合併号の『週刊ポスト』にも、一昨年12月17日の全面的に雪におおわれている富士山の写真と、去年12月22日のまったくといっていいほど雪のない富士山の写真が並べて載せられ『大寒波なのに富士山に雪がない』と2ページにわたって、いろんなことが書かれていました。
地元の人の話では、一昨年から富士山とその麓(ふもと)では、カエルやカメムシが大量発生、一方冬でも来ていた雀がまったくいなくなったなどの変化がおきているようです。
私の知人の地震博士の木村政昭琉球大教授はつぎのように言っています。
「富士山のマグマ溜りに存在するマグマの量はもう臨界点に達しているのではないかというのが私の見解です。富士山は約300年噴火していない。火山は300~400年周期で活動と休みを繰り返すわけだから、単純な話、そろそろ噴火の時期だという見方ができる。 また地震と噴火の関係でいうと、プレートが歪んで圧力が加わると、一般的にはまず火山で異変が起きる。火山の下にはマグマが溜っている。これは水の入ったスポイドのようなもの。指で力を加えれば、先っぽから水が吹き出します。日本で最近、地震が起きていないのは東海地方です。つまりプレートの歪みがたまっているわけで、そのストレスが集中しているのが富士山だというのが私の考えです。」(抜粋ここまで) |
いずれにしても気になることです。 富士山の南面は太平洋側に低気圧が来ないと雪が降らないのですが、今冬は去年12月22日、そして今年1月5日、6日には低気圧が通過しています。特に1月5日、6日は熱海や小田原でもかなり積雪がありました。 気をつけたいことです。 |