※これは前回投稿した記事の続きです。よければそちらも参考に。

ということで仙台遠征2日目、1日目は天気運にそこまで恵まれずに終了してしまいました。晴れ間があったとしても雲に挟まれながらで本当に隙間を縫っているという感じ。夏らしい積乱雲があっていいなぁとは思いましたが雲が多すぎて全く映えず。何もかもが微妙でした。 それはそうと今回は2日目、この日はちゃんと予定を立てれてたので行程がゴタゴタになるということはそこまでありませんでした。ただ所々で行程にムラがある部分もありますが、そこは気にしないでいただければ幸いです。予定外とか普通にありますし。それでは本題に移って行きましょう。

 

 

普通 仙台行き E721系0番台P-36編成+701系100番台F2-??編成+701系100番台F2-??編成

というわけで来たのは長町駅、本当は朝早くから粘りたかったのですが、主が朝に弱すぎるせいで無事に寝坊。結局数本しか撮れないということになってしまいました。朝方は本数が多いので回収効率はかなりいいのですが、結局それも乗りたい電車に間に合わないのでチャラに。本当に朝寝坊をどうにかしたい。 それはそうと2+2+2のブツ6ですね。編成美というのを全く感じられません。拡張車体とストレート車体の併結というのも違和感マシマシです。正直かなり不格好。嫌いではないんですけどね…

 

 

ワンマン 普通 仙台行き SAT721系SA102編成+E721系500番台P???編成

一方こちらは仙台空港アクセス線から来た車両。今回はJR車とSA車の併結でした。空港アクセス線の車両なので朝ラッシュ時間帯は6両くらいで運転しているものかと思いましたが、実際は4両でした。意外と需要がないのですかね?昼間とかたまに2両で走ってる時がありますし… 謎が深まるばかりです。仙台空港も所詮は地方空港なのか…?今回唯一編成美を保っていた編成です。他は拡張車体+ストレート車体というのがザラでした。正直違和感しか感じなかった。ただこれがこっちの方の平常運転なんでしょうね…

 

 

普通 仙台行き 701系100番台F2-513編成+E721系1000番台P4-??編成

701系側が先頭に来ると大体こんな感じ。E721系が先頭に来てる時よりは幾分違和感はないように見えますが… それにしてももどかしさは残ります。というか2形式で床の高さ違う気がしますが気のせいでしょうか?701系とかドアに段差がありましたし… バリアフリーという概念はないのか?ちょっと理解ができない。まあバリアフリー新法が制定される前の車両なのであながち仕方ないかもしれないのだが… それにしても微妙。これ車椅子の人が乗る時ってどうするんでしょうね?結構疑問に思いました。ここからは撤収。

 

 

目的地に向かうために仙石東北ラインに乗ります。この中でついでに朝ごはんを。仙台のニューデイズで買ってきたサンドウィッチです。本当はおにぎり屋のおにぎりを買いたかったのですが、そんなところに寄る時間などありませんでした。結構わかりづらい場所にありますし。味の感想は… まあ普通のサンドウィッチですね。個人的にそこまで好きじゃないポテサラが入ってたものがあったのでそこで少し萎えてたかも。ただそれ抜きにしても美味しかった。にしてもニューディズの食べ物って何でもかんでも高いですね… こういう時間のない時以外は極力使っていません。

 

 

というわけで目的地着。野蒜駅から少し歩いたところにある東松島市震災復興伝承館です。震災遺構である旧野蒜駅を見るのと自然災害の恐ろしさを学ぶためにきました。今回の旅行で絶対に行く!と決めてたのでちゃんと来れて良かったです。ただ正直心の準備はまだできていませんでした。これから震災の爪痕を見ると考えると身がよだつ感覚がします。行った時期が南海トラフ地震臨時情報が出されてた時期と近かったというのもあり余計現実味を感じました。仮にもし海沿いで津波にあったら… ということを考えられる機会になりそうです。というわけで早速入っていきましょう。

 

 

入った瞬間に目に入ったのがこれ。津波の最大到達点の表示です。旧野蒜駅での津波最大到達点は3.7m、1階部分はほとんど浸水したという計算になります。中の設備自体は改装されていて綺麗ですが、展示品などを見ると改めて自然というものは怖いと痛感することになりました。写真にはなりますがL字に曲がった電車や被災した街並み、更には伝承館で流れていたビデオを見てると悲しさが込み上げてきました。日常ってこんなにも簡単に奪われるのだなと… 津波によって破壊された券売機も印象に残りました。自然に人間は勝てないと改めて痛感しました。

 

 

そして震災遺構である旧野蒜駅へ。ホームにはそもそも入れませんでした。入ったら危ないという理由らしい。これを見て改めて津波の恐ろしさを知ることができました。曲がった線路、薙ぎ倒された柱… 自然に人間は勝てないと改めて痛感しました。ちなみにこの駅を同時刻に出た電車が2本いたらしいですが、両編成で辿った運命が違ったとのこと。仙台方面に向かった電車は津波に流され廃車、石巻方面に向かった電車は小高い場所に停車し奇跡的に助かる… 後者は道徳の教科書にも出て来るほど有名なエピソードですね。野蒜の地理に詳しい方がいなかったら乗客はどうなっていたことやら… ここからは撤収。

 

 

次の目的地へ向かうために仙石線へ。この感じ、なんだか懐かしいですね… 顔は違えど車内はの雰囲気は205系、なんだか幼少期を思い出します。地元の路線である横浜線から205系が引退してから早10年、奇しくも引退から10年を経とうとしてる時の乗車になりました。横浜線の205系が引退したのが8/23、仙石線に乗車したのが8/22… これはどんな偶然なのだろうか…  それはそうと205系の置き換え計画が何も出てないのは仙石線くらいではないんでしょうか?南部支線は一体どうするのかわからずじまいですし… 果たしていつまで運転しているのだろうか… 早めに記録するに越したことはありませんね。

 

 

というわけで来たのは松島海岸、まずは五大堂から。ここは駅から歩いて数十分、ここなら電車はそこそこあります。なので乗り遅れても炊いてダメージはなさそうです。野蒜の時に思いっきり電車を逃して1時間近く駅で待たされる羽目になったので… これ以上そういう目に遭うのは勘弁という感じです。ここはどうやら坂上田村麻呂が建てた毘沙門堂を起源とした建物らしい。調べてみたら東北地方最古の桃山建築ということ。そう言われましても私にはわかりません。頭悪いので。ただ景色は良かったですね… 曇りだったので綺麗さは半減していましたが、それでも見晴らしは素晴らしかったです。

 

 

その後は福浦橋を渡って福浦島へ。通称出会い橋。主にとっては無縁ですがいい景色が撮れそうなので一応来ました。入館料200円。島の中をぐるっと散歩してきました。大体30分くらいで回れました。道に迷ったのが不安でしたが… ただ中の写真はそこまでありません、自分でも出てからびっくりしました。気に入った写真はなぜか消えるし… 意味がわからない。ただこの橋は絵になりますね… 晴れていたらもっと綺麗だったのでしょうね。こればかりは天気運なので仕方ないです。去年の遠征にしろ天気運に恵まれないような… 気のせいでしょうか?天気運が良くなる神社とかあれば教えて欲しいです。

 

 

というわけでこの日の昼ごはん。松島さかな市場で買ってきた牡蠣バーガーです。松島の特産品の一つである養殖牡蠣、正直牡蠣を食べるのが初めてなので少し不安でした。牡蠣フライがまるまる一つ入ったハンバーガー、味は如何に… 味の感想は… 意外と美味しいかもしれない。牡蠣から滲み出るのは意外にもクリーミーな味。チーズに近いクリーミーさだったかも。フライにしたことでその美味さが助長されるような、そんな感覚がしました。牡蠣の美味しさをしれました。ただお腹には溜まりますね。後は笹かまぼこも。自分で焼いたので程よい焼き加減でした。また食べたいかも。ここからは撤収。

 

 

普通 あおば通り行き 205系 3100番台M11編成

というわけで来たのは西塩釜、久しぶりの205系の撮影です。鶴見線の時以来だから大体8ヶ月ぶりくらい?南武支線の205系もいずれかは記録したいものです。今はどうかわかりませんが最近ワ2編成が復活したらしいですし、気温がもう少し下がったら行ってみたいですね。顔は違えど205系なのには変わりなし、横浜線の205系が恋しい… 先述の通り置き換えからもう10年は経っちゃいましたね。気づけば今走ってる路線は仙石線と南武支線のみ。どちらもいつ置き換えられるのかわからないので記録できて良かったです。最後まで残る路線はどっちになるのか… 今後の動向に注目です。

 

 

普通 あおば通り行き 205系 3100番台M16編成

先述した津波を回避した編成というのはまさにこの編成です。高台に止まったこの編成は津波の被害から逃れられ、乗客乗員合わせて60人もの人を守り抜くことができました。震災時、乗車してる人の中に野蒜地区の地理に詳しい人が乗車しており、その人の助言で乗客は電車の中で待機をしていました。そして津波発生から15時間後、この編成から脱出しすぐに救助されたそうです。もし停車位置が数百mぐらいずれていたら、もし乗客が避難していたら… ちなみに2018年度の道徳の教科書で「命を預かる鉄道員の使命 ―仙石線、あの日の一夜から―」として掲載されていたそうです。ここからは撤収。

 

 

次に来たのはまたもや長町。今回の旅の本目的です。今回の旅の本目的、それはこちらの方に越した友人に会う為。中学の頃に仲が良かった人で中2のだいぶ初期くらいに引っ越してから一度も会っていませんでした。3年来の再会、とても嬉しかったです。LINEではだいぶ会話はしていましたが現実で会うのは久しぶり、めちゃくちゃ感動的でした。予定がめちゃくちゃ入ってたそうですが、主のためにわざわざ開けてくれたとのこと。めちゃくちゃありがたい… というわけで久しぶりに会ったのなら遊びたい… と言いたかったのですがここら辺に娯楽施設はないとのこと。仙台から少し離れると一気に娯楽系のものは無くなってしまうのですね。

 

 

というわけで夜ご飯。友人が探してくれた中華そば専門 田中そば屋というところに行ってきました。主はラーメンが好きなので大喜び。友人も最近ハマったらしいです。味の感想は… まず熱すぎて満足にスープを飲めない。山岡家よりはマシにしろ油コテコテでとにかくアツアツ。猫舌な主にとっては地獄でした。でも味は美味しかった。スープの味自体はとてもいいですし、麺のちぢれ具合も素晴らしいです。あとはチャーシューがとてもトロトロだった!最近食べたチャーシューはしっかり目のものが多かったのでとても満足。理想のトロトロ具合でした。完飲はできませんでしたが完食、このあとは遊んだりなんなりしてここからは撤収。

 

 

最後にホテルから荷物を受け取って高速バス乗り場へ。仙台駅東口ですね。西口は散々見ましたか東口を見るのはおそらく初めて。ヨドバシが印象的でした。ニューデイズで急いでお土産を買ってきてから来ました。放デイ用のお土産を買ったのはいいものの、学校用のお土産を買えば良かったなと後悔。遅筆すぎてもう学校は始まっています。そして学校の友人からもらうお土産の品々… 本気でここは盲点でしたね。次の旅行の時は気をつけます。今回は初めての夜行バス乗車です。安くて尚且つギリギリまで観光できるというメリットがあるので… 3列シートでプライバシーもバッチリ、とてもいい帰りになりそうです!夜行バスに乗って帰宅。

 

 

 

まとめ

初めての一人旅だったので不安なところも多々ありましたが、なんやかんや言って楽しむことができました。観光地もかなり回ることができましたし、なんせこの旅の目的である仙台に引っ越した友人に会うということができたのがとても良かったです。来年くらいに埼玉に引っ越すらしいですが… まあ早めに会えたと考えればOKでしょう。ということで一泊二日のこの旅、これにて終了です。本当は蔵王きつね村にも行きたかったのですが、旅程が合わないのとシャトルバスが運休しているというので敢えなく断念。まああそこは冬が本番!みたいなところがありますし、今回は少し諦めたという感じ。次行く時は冬に行きたいですね。できそうなバイトを頑張って探さないと… 

 

 

おまけ

松島のお土産売り場での写真。ずんだもんがプリントされてるクッキーが売ってました。確かにずんだは宮城のものだとしてもこれはずるいでしょ… しかもパネルがまた笑いを誘います。ボクのクッキーおすすめなのだって… あんまりにもズルすぎます。一瞬放デイ用のお土産をこれにしようか迷ってましたが、ウケなかったら辛いのでやめました。コスパはそこそこ良かったんですけどね… 結局はお茶の井ヶ田からずんだシェイクッキーを買ってきました。食べ応えはあったしこっちの方が正解だったかも。リピート確定ですね。次仙台に行く時もまた買ってきます。ずんだシェイクもまた飲みたいな… それでは〜