昨晩、「るろうに剣心最終章The Final」観て来ました。


初動に貢献出来てよかったです。


ウルティラを狙って行きました、いいスクリーンと音響で観たかったので!
ウルティラは、まっけんと匠海くんの映画を以前鑑賞したとき、めちゃくちゃ良くてですね。
「オーバードライブ」というレーサーの話だったんですけど、レーシングの音声とかめちゃくちゃ楽しくて。良い印象なのです〜。


佐藤健くんのサイン入りメモリアルバナーも、観るときに撮ろう、いちばん嬉しいテンションのときに撮ろう、と早くから飾られていたけど素通りしといた甲斐ありました。サイン入りはやっぱり価値があるなぁ。
ファンの方とかてんちゃんのブログとか見ると凄く凄く嬉しそうで、シアワセな気持ちを分けてもらえてハッピーでした🌸





グッズはどうやら570種類?作られたそうですね。凄い産業ですよね、、
時間があったので一つ一つ手に取って見てしまいましたよ。これはうれしいだろうね、選べない感じですね。

わたしはパンフレット一択!と決めていたので、パンフレットだけ買えて満足です〜。
紙の読み物はお宝だと思っているので映画館で鑑賞すると必ず購入します。





さて、るろうに剣心。

わたしは原作ファンでしたので、過去に上げた記事を貼り付けておきます。

念の為に読み返しましたが、今回の映画のネタバレはしていないと思います。


まず、こちら。
原作者の和月先生が児童ポルノDVD所持、、という世間を騒がせてネガティブ炎上した時期がありましてね、、、
るろうに剣心の連載についても意見が真っ二つに分かれていまして、、このときはすでに最終章の映画化が決定していましたし、北海道篇はどうなるかについて物議を醸していました。

わたしは復帰してほしいと言っていた側の人間です。


よく書いたなぁと我ながらぽかんとします。
島袋先生の名前まで書くとは。
でも伏せ字ってこの頃から好きじゃないので自分の中では良しという。

コロナ禍とか出演者の逮捕とかを乗り越えただけじゃないよという意味で思い出しておきたい。

そこも踏まえて、映画化されてよかったです。



前作が2014年でしたが、このときは和月先生自ら特筆版を執筆されていました。

このときの記事→るろうに剣心 特筆版


凄いちゃんと内容に触れた感想書いたな、、

こちらも読み返して映画のネタバレはないかチェックしましたがまぁ2014年のプロモーションなので大丈夫かなと思っています。






こんな感じでわたしもるろうに剣心の原作があって当たり前の育ち方をしてきました。

バリバリの週刊少年ジャンプ読者でした。



今回の映画を観る前のわたしは原作ファンが陥りやすいテンションの低さでした。

凄い気が重い(笑)



なぜかというとるろうに剣心の重さを知っているからなのです。

巴と縁を知っているからとにかく気が重い。
今からあれを観るのは気が重い。
健くんが剣心背負っているのも気が重い(笑)
ストーリー知ってしまっているのも気が重い。
(映画を初見で楽しみたい派なので推しの映画は極力原作未読で楽しみたい)
気が重いのオンパレードなので本当にテンション低かったのですが何故かスカート履いていってしまう自分もいました。

でもまっけんの縁は間違いなくわたしは好きになるな。伊勢谷さんどれくらい出てるかな、弥彦役の子はどんなお顔かな。楽しみといったらそんな感じでした。




感想からいうと、すごい喪失感を得ました。
やっぱりなー、まっけんは感情移入させるのめちゃくちゃ上手いんだよね。
人って悲しいだけじゃない生き物ですよね。
時代が変わっても人が変わらなきゃ何も変わらない。人が変わらなきゃ。これはもうほんと原作がずっと描いてきたテーマですけど、流浪人だった剣心が歩みをとめて神谷道場にとどまったこととか、変わり続けているのに剣心の十字傷がなかなか消えないこととか、もう凄く時間がかかるんですよね、ぐちゃぐちゃにどうしようもなくもがいているから。失いながら別のものを得て、何度もわからなくなりながら実は変わっていっている。
剣心は純粋な人です。
でなきゃまず巴に愛されてないですから。

映画化、あの重さをエンターティメントで味わえましたし、大友監督って残虐なシーンでも他の監督とは違うんですよね。映画を楽しいものにしてくれるというの?エンターティナーですよね。

剣心の孤独と佐藤健という俳優が剣心を背負っていることに関してわたしはそこに泣くことはないのですが、なんで剣心以上じゃないと意味がないなんて思うんだろう。他の作品にそれを持ち込んだら俳優としてしんどいよ、代表作の呪縛だよ、前に彼が「5年休んでも忘れられないような俳優になりたい」みたいなインタビューを読みましたが、なんでそこまでの俳優じゃなきゃだめなんだろう、って。20代前半のときすでにオファーキャスティングで仕事を与えられてきたっていうのは仕事として致命的に何かが足りていないし孤独だと思う。オーディションを受けて落ちる経験がたくさんあればあるほど俳優人生が豊かになったかもしれないし、天才って努力しても人より出来ていなきゃいけないから孤独。
剣心とは友達って言っていたときがちょうどよかった。
友達としてそばにいるよ、一緒に生きていこう、くらいでいてほしいと思う。





………映画の内容に触れられないとほんと碌な話をしていないなとそろそろ気付いていますが、、
お庭番衆の仕事っぷりは最高にかっこよかったです。惚れるね。

後、左之も。





原作ファンとしては弥彦にも注目してほしいです。剣心の次の世代大事ですからね。


何がネタバレになるか調べたら、そうか、彼の登場がサプライズだったんですね。

あれは和月先生が人誅篇で入れられなかった部分なので胸熱でした。泣きそうになりました。
彼は北海道篇で出てきますからね、、面白いんですわ、剣心をとりまく人々。





義兄弟ツーショット、良き良き。






で、喪失感を得て帰った昨日でしたが、今日になってジワジワとなんかシアワセなんですよね。

映画化されて公開出来て。


よかったなーーー!!

ありがとうございました。
公開おめでとうございました!!

ラスト1作も見届けますね!!