7月の覇気のなかった頃にちょっとずつ書き溜めた12巻の感想をやっと仕上げる気になりました

それもひとえに青木先生がインスタで虹甘第1話の件を表明してくれたおかげです。
何て正直な人なんだろう。
さてさて、私はこれを更新したら、
ちょこっと別のドラマのBlu-rayに浸ってまいります。
もち健さん関連なんですけど、やっと今年の春にピークが来ましてね。
観てからハマるまでに何年かかっとんじゃ。
何事にも時間がかかるんです。
電王で健さん知ってカノ嘘まで時間がかかったくらいですからね

(何事にもって書きましたけど、心が動くかどうかに関してです(^_^;)
仕事は早いです。それはそれで困るんですけど。
心が動くのが遅い為、浮気はしません…
何せ他の俳優さんに心が動く事がない…皆無です。それはそれでサビシイもんだ…)
カノジョは嘘を愛しすぎてる 12巻
2013年8月発行。
この巻が発売された頃には青木先生は映画の初号を観ていたとか♪
12月公開で結構早くに出来ていたんですねー(^-^)
映画公開前の最後のコミックスで、
帯はクリプレでした!!!
何と私、当時この四人の誰の事もピンと来ず…「誰かな?」状態でした。
本当にごめんなさい・゚・(゚´Д`゚)・゚・
アミュメンも判らなかったし…
窪田正孝さんの事もギリギリ名前くらい知っているかどうかで。
(青木先生の前作の映画化でも〝りっちゃん〟役で出ていたのに、あまりにも記憶が薄く…窪田さんは自分の過去の役を大事にしてくれているというのにね。゚(T^T)゚。)
窪田さんの名誉の為に言いますと、「窪田さんが出るから観る!」という読者も沢山いました

この四人の方、今はかなりのご活躍ですよねぇ〜。凄いわぁ〜。
で、フジテレビの社長さんなんて映画公開前に〝連ドラ化も期待している〟と仰られていましたよね(笑)
カノ嘘は①②巻同時発売された時点で映画化のオファーは来ていて、やっと勝ち取った訳ですので力の入れようが凄かったですよね(^-^)
音楽業界に既にパイプのあった原作なのに、オーディション公募で理子役を決めたところが凄い!!プロの有名歌手も応募していたのに、出来レースにしなかった。
理子のイメージを大事にしてくれた事が嬉しいです。
中央大橋からの夜景、いつか見てみたいなぁ。
原作の秋が暮らすタワーマンションも、ナチュラルローソンも。
12巻は、カノ嘘の世界に夏が来る…!と思ってワクワクした巻。
理子が芸能人になって急速に動いているんだけど、秋と理子はすれ違いながらもしっかりそばにいて、あ、大丈夫なんだ。とホッとしたな。
ワクワクする楽しい感じはカノ嘘の雰囲気では珍しかったりするので(笑)、やっぱり夏って特別なんですよ。
感想、ネタバレしていますのでOKな方のみお進みください♪
「茉莉は茉莉のままでいいんだ」
Mステで失敗して荒れている茉莉をフォローしに行った秋。
秋が茉莉の前で弾き語りしている。
少し前の二人にはきっと当たり前の光景でしたよね。
いつも薄着なところが茉莉らしい。
そして他の人には見せない可愛い表情の茉莉にはびっくりしたけど、見慣れている感漂う動じない秋にも…この二人に歴史ありという感じで…(>_<)
「…今のなんて曲?」
「さあ?今できた曲だから」
「もう一度!もう一度歌って?」
「言っとくけど 死ぬほど恥ずかしいんだからな。歌手の前で歌うの」
「ふふっ」
「お前が歌えよ。歌手なんだから」
「…歌えない…
あの子みたいに歌えない…」
「…茉莉。誰かみたいじゃなくていい。
誰かみたいじゃダメなんだ。
茉莉は茉莉のままでいいんだ」
「でもだって あの子のほうが
好きでしょう…?」
「茉莉…」
「…お願い 嘘でもいいから
私が一番好きだって言って
私のこと一番だって言って…
お願い…」
「…茉莉…それはウザイよ」
茉莉にすがられた時に浮かんだのが物分かりのいい理子への苛立ちかぁ。
前にもこんなシチュエーションがあって、秋の頭の中によぎったのは理子でしたよね。
秋は茉莉には嘘をつかない。
茉莉は戦いたくても戦えないくらい追い詰められていく。
これね。
これはざわつきますよ?
秋さん、何でこれを茉莉に言ったのかな?
歌わずにはいられないような曲を作るって、茉莉にじゃなくて理子にだよね?
これ以降、茉莉に曲を提供した様子はなかったよね…?
この言葉を茉莉に向かって言ったなら、茉莉は曲をくれるのを待っちゃうんじゃないかな?…と、凄く気になっちゃいました

「という訳で僕は忙しいので帰ります。」という意味だったのかなぁ…。(汗)
高樹さんと心也と長浜さんがBARで飲んでいるシーン。
三人が飲みながら、秋や理子や茉莉の話をするシーン、好きです。興味深かった。
秋は茉莉が初カノで童貞だった。
周知されていることが何ともはや(笑)
心也の「あの人天然で人を傷付けるから」という台詞。
高樹さんと茉莉との関係はコミュニケーション。二股とは違うけど秋には堪えられない。
心也、長浜さんを泊める。
酔った長浜さんを送ろうにも家が判らない。
同じ高校だった瞬なら判ると電話するも電話に出ない。
眉間にしわを寄せながら結局世話している。何とも心也らしすぎて(笑)
まぁ長浜さんは翌朝記憶をなくしているタイプだけど(笑)
しかし、何で瞬は電話に出ないかな…

電話一本で運命が変わっていたかもと思ってしまいましたね(´・ω・`)
秋、一晩で曲を作り瞬に怒られる。
茉莉のところから帰った後、ほんとーに曲を作っていた秋ね(笑)
そして翌朝瞬を呼び出して聴かせるんだけど、これは怒られますね(笑)
瞬はいつも的確なツッコミを秋に入れてくれます…

誰も言わないそっとしている部分なのに。
ほんとありがたい存在です(T^T)
好きって言うとか、キスするとか、
セックスするとかが、本気でしたら引かれそうで出来ないって秋は言うけど、最初は平気だったっていう何やかんやも理子は受けとめて来てるんですよねぇ(´・ω・`)
後から本気になったなんてずるいなぁーと思うものの、丹精込めて曲作っている姿を見ると憎めなくて、これまたずるい。
空気を読んでいる三人。
長浜さんが泊まった事を瞬に話す心也と、瞬の反応を見ている秋と、
気を遣われまいとする瞬。
この空気を払拭する二人(瞬と秋)のイチャコラがね…
もうほんとどーしてこんなに仲良しなの?(笑)
アキ君の事を嫌いになれない心也。
12時間以上飲まず食わずでクリプレのメンバーを拘束しちゃう様な、音楽の事になると人が変わるアキ君、好きなんですよね。心也らしいな。
私、心也の音楽に対する愛情が好き。
音楽を愛しているからこそ追い詰められて行く心也に感情移入してしまう…。
瞬の助手席の人。
「クリプレの瞬に送ってもらうとか
ちょっと僕スゴくない?
なんなんだろうねコレ?」
「しかも助手席(笑)カノジョかよ!」
「明日も迎えに来いよ」
「調子にのんなバカ」
「と言いつつ律儀に迎えに来てくれるって知ってる」
「ははっ おやすみ」
なんなんですか?
この会話(・∀・)と思ったなぁ。
男同士の親友で夫婦感てこういう感じなのだろうか。
秋がね、ちゃんと
「送ってくれてありがとう」って言っているんですよ。
子供の頃から一緒にいて、大人になって仕事まで一緒にしていても、飽きずにいて、
ちゃんとありがとうと言っている。
実際、当たり前の様に送り迎えしてくれているだろうのに。
秋って、大事な人を大事にしているところが垣間見える。
仕事で難題言うところが仲間に受け入れられているのも、信頼あってこそ。
秋が仲間に愛されているのも判るな(^-^)
きのこの山と小枝を見ると思い出す。
この日はため息…(笑)
理子からの着信に気付かなかった事を悔いている秋。
チョコに話しかけているところをたまたま理子に見られて赤面するところが可愛かった♡
お父さんじゃねーよ。
夜中のコンビニに理子が一人で来ていて、怒っちゃう秋。
秋の怒りはごもっともだと思う。
いくら都会で夜道が明るかったとしてもね

彼氏として心配しているのに、お父さんみたいって言われたら悲しいだろうな。
このシーン。
喧嘩しちゃったし、帰っちゃうのかと思ったんですよぉぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。
「あ、帰らないで!!
」と思ったなぁ。

この時の気持ち、今でもハッキリ覚えてます(笑)
んで、ひっくり返されたので(笑)
私は秋の事をまだ全然理解していなかった事を知ったのと、理子を絶対見放さないんだなぁと判って、すごく嬉しかった。
そんでもって、キスする前の本気になった秋の表情がね。
こういう瞬間切り取るの青木先生上手いんですよね。もー、しびれます。
キスしている最中の顔より、キスし終わった後の顔より、キスする前の顔にぐっと来てしまいました。
完結記念の時に販売された絵皿三種の中の一枚にもなった名場面。
「お父さんじゃねーよ」は強烈なインパクトでした。
ファーストキスでもないのに理子が震えるくらいってどんだけ吸引力あるんですか?
(・∀・)
秋が茉莉のところに行ってから情緒不安定だった理子が、キスひとつでほだされて好きな気持ちを思い出しちゃう。
この図式、好きだなぁー(笑)
すれ違っても時々思い出してくれるからな、理子は。
「見に来る?リハ」←仲直りしてちょっとどうかしちゃってた秋さん…
遂に職場に理子を連れていく(笑)
瞬の車で首都高湾岸ドライブ。
翌日、律儀に迎えにきた瞬の車でリハに向かう。瞬の助手席に理子が座ることになり、気になって仕方ない秋が可愛かった(笑)
「あたし高速道路初めてです!」という理子に、理子の初めてを他の男に奪われたとブツブツ言う秋(・∀・)
そ、そんな初めても欲しいとは。
で、理子が歌い出して、瞬と理子と秋が三人で歌う。めちゃくちゃ素敵なシーンでしたね〜。
夏が来るワクワク感がたまらない。
理子の歌声に萌えてる秋の様子にウケている瞬もよかった♡
マシュプレが出来る。
心也に怒られて急速に何とかしたクリプレのアキさんね…(笑)
「5分で描くから」が驚異ね(^_^;)
マシュプレが武道館に出るまでの展開は、アキの本領発揮というか、曲作りだけのレベルじゃないアキのプロデューサーとしての凄さが垣間見えてすっごく好きです。
13巻からクリプレの音楽性が深く描かれていくので大好きでして。゚(T^T)゚。
カノ嘘をラブストーリーだと思っていた読者はこの頃離れてしまったみたいな話も聞いたんですけど、私はめちゃくちゃ深みにハマりました。
そしてMUSH&Co.のユーちゃんの焦りとかも胸がギュッとなりましたね(T^T)
13巻からちょこっと。
読む度に泣いてしまう。
もうほんと心也あってのクリプレですよ…。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
次巻から完全に映画公開後の原作になりますね〜。
ここまで読んでくださってありがとうございました♡
また13巻で

サンくま…
