先週の水曜日の番組、見た方おられますか?

千原ジュニア(千原兄弟の弟の方。弟なのに何故ジュニアなのかは判りませんが…)の事故から復帰に至るまでのスペシャルでした。

ジュニアは、絵を描いた時、太陽を紫で塗る子供だったそうです。
独創的だからか、どこか孤立して、進学校に進んだけど馴染めず、引きこもりになったとか。



その、絵の話しを聞いて…
『うわっ。私と同じだ…』
と思ってしまいました(・_・;)


私も、もう好き勝手な色で塗ってしまう子供でした。
小学生の内はそれでも図画の時間は普通に(?)描いていたのですが、ある時、好きに塗ろう♪と思う様になり…
図画の時間が大好きになりました。

でもそれも、中一の途中までの事でした。

ある日の美術の授業で、いつもの様にモチーフをデッサンして、色を塗っていたら、先生にこう言われました。

「う~ん… これは、現実離れしているね」


花瓶か何かを、色んな色で塗っていた私。

『これは違います』と言われたみたいで、その瞬間から美術の授業がつまらなくなりました。

それまでは部活にも入っていて、高校の進路も美術科を志望していたのですが…。

先生は間違っていません。この時は、モチーフをよく観察して描くという授業をしていましたから。
でも、実物と同じ物を描くなんて、とっくにやりきっていた(と思っていた)私は、自分の絵を勝手に描いていたのです。
先生に失笑されるのも仕方ありません(^^;



中学時代の友達も、私の事を『宇宙人だ』『変わりものだ』『よくわからない』『つかめない』『変人だ』とよく言っていました。


自分ではそんな事はない普通の中学生だったし、友達付き合いも普通にしていました。

でも凡人になった今となってみたら、ちょっと変人だったかも。



千原ジュニアと違うところ。
引きこもりにはならなかったですね(^^;

出かけるのが好きでしたから。

でも、中学三年生くらいから、定期的に学校を休んでいました。
怪しまれない程度の間隔をあけて(笑)
月に一回とか、二週間に一回とか、うまい具合に休みを入れていました。
自由が欲しかったのかなぁ。

勉強がきつかった訳でも家が厳しかった訳でもなく、『自由な時間』に一番の価値を置いていたので。

一人でいると、退屈しないんです。



社会人になってからは、休む発想ゼロですが。



千原ジュニアは、好きな仕事を見付けたから、ありのままでいられる様になったのでしょうね~。


私は、その時々の職業を凡人として演じているだけなので、本当に自分を出せる仕事ってまだした事がないです。


今探している仕事も、多分本当にしたい事ではないんだろうな。
好きな事を選んではいるけど。



千原ジュニアのお母さんがクローズアップされていましたが、私の母もそんな感じで、独創的な我が子を温かく見守ってくれていました。

漫画もどんどん読みなさいという感じで(自分は読まないのに)
テレビ番組については、私が見忘れない様に、手書きの番組表まで作ってくれていました…。
母自身が若い頃芸能関係とか都会に突っ走った人でした(笑)

う~ん

私は子供の頃から平凡な家庭に憧れていたけど、平凡に憧れているのって、やっぱり変人だったからなのかな~(・∀・)