きのう今日とあたたかい日が続き出かけるのが楽しみです。

 

精神保健福祉士として週2回多くて3回相談員として仕事をしています。

 

足首の捻挫から杖を突くようになり主人が車で送迎してくれる

 

仲間は、仲がいいねとかやさしいねとかいうけれど、

 

私はそう思っていない、仕事をリタイアして暇ができたからなのだろう。

 

取りあえず、送迎があるから仕事ができるわけで、ありがとうである。

 

一日いくと結構疲れるので一日おきぐらいがちょうどいい。

 

話しの内容は言えないが、抜毛に関しての相談はほとんどない

 

簡単に解決できるような問題ではないけれど、

 

ともに悩み、一緒に考える、そこに生きがいを感じている

 

ずうっと昔、私の話を聞いてくれた人のことを思い出しながら、

 

自身もいつの日か、誰かの話を聞くことで恩返しをしたかった

 

それが実現しているのが嬉しく思う

 

たった一人でもいい、耳を傾けてくれた経験がその後の人生に勇気を与えてくれた

 

それで問題が解決したわけでもないけれど、生き方が変わった

 

抜毛にも負けなかった、親にも負けなかった、人生にも負けなかった

 

そして今がある

 

その人の顔も名前も覚えていないが、真剣に聞いてくれていたことだけは覚えている

 

そんな存在でありたいと、続けられる限り続けたいと思う

 

はじめは会計士になりたくて、簿記を勉強していた

 

次に保育士になりたくて勉強していた

 

どれもかなわなかったけれど、相談ボランティアに出会う、それが27年も続いた

 

結果、福祉を勉強することにつながり精神保健福祉士となった

 

ここに来るまでの道のりは遠かったけれど、やるべきことにたどりついた感がある

 

ただただ、負けないで、一所懸命に生きてきただけなのに

 

苦しいときは恨み辛みでいっぱいであったときもあった

 

今は何もかも感謝である

 

自分の人生は誰のものでもなく自分だけのもの

 

生かすも殺すも自分自身である、決して人のせいにしない

 

どんな状態にあろうとも自分に責任を持ててこそ一人の人間としてとして認めてもらえる

 

責任を取るということは自分を責め殺しすることではない

 

遠回りするもよし、そこにかならず学びがある、無駄なことはひとつもない

 

学びこそ人生の肥やしになっていく、嘆くことなかれ

 

苦しみも、遠回りもすべて自分にとって必要なもの

 

前向きにとらえていってこそ収穫はある

 

ダメだダメだと自分を責めていくのか、自分を励ましていくのか

 

結果を嘆くのか嘆かないのか、その選択もすべて自分がきめている

 

歳を重ねた時に後悔しないように、その時の選択が将来につながる

 

とにかく与えられた人生を負けないで一所懸命に生きることが生まれてきた意味につながる

 

傷つきボロボロであったとしても、負けないで生きてこそ守られてきたことに感謝するときがくるであろう

 

今でも残る抜毛の傷痕は私自身の人生であり、負けないで生きてきた勲章である

 

人生のスタートを切るのに後れをとったが、ようやく追いついたと感じられるこの頃

 

我が人生に感謝の思いがあればこそ、心は穏やかでさわやかである

 

 

今日はこの辺で