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~朝の1コマ~
彼女の朝は早い。遅いときもある。基本早い。
何故かというと…
「何これ。」
俺の携帯を開き問いただす。そこには、別の女性の連絡先でもなければメールでもない。彼女の寝顔・・・・・・デリート・・・しないで。
このことから、寝顔を見せないために早起きするのだとか。可愛いのに。休日とか夜バタバタした日の朝は2人とも遅く、一緒に起きることはあるけど、俺が起きるといつも身支度はまあまあ整ってて、俺のスープを待っている。
と、ぼつぼつスープをつくり、ついでにご飯も少し。スープは毎日違う。というのも、大学最初の頃に言ってたから、そうしてみたけど、気づいてるのだろうか。まあ、美味しそうに飲んでくれるから、それだけで充分だけど。
そうこうしてるうちに時間がやばい。基本俺の方が早いため、ご飯を一緒に食べたら、身支度をして、先にバタバタしなければならない。用意したものを確認して、時計を忘れてると声を掛けられ、携帯を持ち、靴を履く。
暫く彼女の顔をみる。
「今日も可愛いな。」
「は?刺すぞ。早よ行かな遅刻するでー」
なんて照れてたり。笑
いってきます、いってらっしゃい。ちゅっ…
朝から彼女に心を刺されました。なんて電車でLINEすると、いつものスタンプだけ。今日も1日頑張れそうです。笑
~帰宅~
「今日もおつかれさま」
そうやって、メールを打って帰途につく。
帰りながら、毎日メッセージを書いて、書きながら、いろんなことをおもいだす。
そうこうしてると、おつかれ、の四文字が。
別に変哲もないし、落ち込んでる日だと、冷たいなって思うけど、きっと向こうでは、まあまあ嬉しいはずだと思って。いや、悪くはないとおもうよ。笑
帰る途中、ふと甘い匂いがして、見てみるとケーキ屋さん。隣にコンビニ。あー…と思いながら、不釣り合いな二つ、つまりケーキとおつまみを買って、喜んでくれたらええな、って。
家が見えた。電気がついてる。それだけで、ちょっと疲れが感じなくなる。
「ただいまー」
「・・・。」
あれ。返事がない。ふててる?やっぱりメールの不変哲なのは、訳あって?じゃあ訳って?とりあえず、顔を見てみないとわからん。けど、怒ってたらどうしよ…
「…ただいま。って…」
可愛いお姫はすやすやベッドで寝てた。可愛い。おつかれさまだったんだね。おつかれ。でも、机にメモが。
「今日ごはん当番。できたら起こして。」
あー・・・はーい。って、思わず微笑んでしまう。お土産は一旦隠しとこう。起きて少ししてから渡さないと、寝ぼけて笑顔半減だと、充電できんからな。
と、ぼちぼち服を着替えたりしてると、おかえり、って後ろから寝言みたいに。ただいま。そして、寝ときって言うと、いややとか言いながら、寝た。
ご飯を作って、片付けして、そろそろって時に起こしに行く。
いつもは彼女が作って置いてたり、テレビみて待ってたり、こうやって起こしに行くのはあんまりないから、それはそれで嬉しい。笑
寝てる横に座って、頭を撫でて。やっぱり世界で一番可愛い、俺にとってかけがえのない彼女だと、改めて大確信。食事の匂いで、ぼちぼち起き始めた。
「遅い。」
そんな一言をいただきながら、お土産を渡す。
喜んでくれた。よかった。
ご飯たべて、テレビみて、各々することして、一緒にねる。そんな毎日が夢で。彼女が拗ねたときの夜なんて、外に出されて入れないこともしばしば。だけど、お互い好きだから、それだけは変わらない毎日。
おやすみ。うん、おやすみ。ぎゅっ…