京阪ファミリーレールフェア2017in寝屋川レポート | じーななの鉄道・乗り物ブログ

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11月も今日で最終日、2017年もいよいよ終わりが見えてきました。しかし本ブログはようやく10月の記事を書き始めるところ(笑) 多忙で記事更新が遅れてしまい、本当に申し訳ありません・・・。 今回は10月15日に開催された京阪ファミリーレールフェア(寝屋川公開)のレポートを紹介します。

 

 

今回初参戦となったファミリーレールフェア、今年は雨の中の開催でした。会場の寝屋川車庫・工場に入るとすぐに3000系の先頭モデルがお出迎えです。

 

京阪10000系10004Fきかんしゃトーマス号

寝屋川車庫にて

 

少し奥に進むと子ども達に大人気のきかんしゃトーマス号の姿がありました。今日は交野線運用に就かずに寝屋川車庫内で展示・運転台体験に使われていました。

 

京阪3000系3004F

 

京阪13000系13021F

 

続いてピット線(入出場線?)へ。13000系と3000系が分割された状態で留置されていました。どちらも普段なかなか見られない行先表示・種別の組み合わせでしたw

 

京阪60形63号「びわこ号」

 

ピット線の反対側では寝屋川車庫で保存されている旧型車両のひとつ「びわこ号」の車内見学会が開催されていました。この「びわこ号」の特徴が・・・

 

 

そう!連接台車です!国内の連接車と言えば小田急ロマンスカーのイメージが強いですが、日本初の連接車はなんとこの「びわこ号」でした。車内から連結部の床を見ても、円形の特殊な構造になっているのが分かります。

 

 

そして運転室へ。運転室内には入れず後方から見ることになりましたが、現行車両と比べるとかなり狭そうでした・・・

 

京阪3000系3004F

 

そして車外へ。すぐ横に置かれていた3004F(大阪側ユニット)とのコラボと3004Fを縦構図で押さえました。大阪側ユニットは運転台操作体験

イベントに使われていました。

 

京阪13000系13023号

 

近くにはモーターカーに連結された13023号の姿が。こちらはファミリーレールフェアの名物イベント「綱引き電車」に使われるはずでしたが、残念ながら雨のためイベントは中止に・・・

 

京阪70形72号

 

その横にはもうひとつの旧型車両「70形」の姿が。かつて大津線で活躍していた車両で、現在は寝屋川車庫・工場内入換車として余生を送っています。

 

 

そしていよいよ車両工場へ!広々とした工場内には入場中の8002Fの姿がありました。工場内ではステージイベントやミニ電車、天井走行クレーン実演などの各種イベントが行われていました。

 

 

2階建て車両の前に置かれていたプレミアムカーのLED行先表示を少し。普段見ることのできない「寝屋川市」「自由席」表示やファミリーレールフェア全面表示などが出されていました。

 

 

それでは天井走行クレーン実演イベントの模様を見てみましょう。まずクレーンを下ろし、車両を下から支えてゆっくりと吊り上げていきます。

 

 

そして車両は完全に宙吊り状態に。結構高い位置まで持ち上げられます。このクレーン実演は子どもの頃阪急正雀工場レールウェイフェスティバルで見て以来、10年近く見てなかったイベントでした。そのせいか、実演中ずっとワクワクしながら見入ってましたw

 

 

その後クレーンが1両分東側・西側に移動していきます。吊り上げられた車両が移動する姿は「空飛ぶ電車」といったところでしょうかw

 

 

所定位置まで移動し、再び車両が下ろされます。昇降の際は床下機器やボルスタの部分覗き放題(笑)で、シャッターを切りまくってましたw

 

 

クレーン実演終わったところで工場内を少し散策。こちらは台車の点検エリアです。整備済みの台車や車輪が外された台車枠が大量に置かれていました。

 

 

工場の隅には6000系っぽい構体が。塗装がすべて剥がされた状態でしたので、大がかりな更新工事に入っているのでしょうか・・・?

 

 

こちらはパンタグラフ操作体験コーナー。下枠交差型とシングルアーム型の2種類が操作できました。

 

 

そしてミニ電車体験乗車コーナーです。小さいころ遊園地や阪急のイベントでよく乗ってましたw 8000系の車番や細部へのツッコミはあえていたしませんw

 

 

冒頭に登場した3000系と13000系の京都方ユニットは休憩電車になっていました。最近の京阪の車両は固定編成のためドローバー(永久連結器?)で連結されていますが、ユニットの中間部分や比較的高頻度で切り離しが必要な箇所には密着連結器が装備されています。

 

 

その中間連結部と台車を至近距離で。連結部には入換灯(もしくは作業灯?)も取り付けられています。

 

レール削正車

 

マルチプルタイタンパー

 

最後に保守用機械展示エリアへ。レール表面の凹凸を補正するレール削正車や、道床を突き固めるマルチプルタイタンパー(マルタイ)が展示されていました。マルタイは作業実演も予定されていたみたいですが、雨で体験乗車イベントに変更されていました。

 

 

今回は以上です。イベント自体はちょっと小規模な気もしましたが、1日で楽しむにはほぼ十分でした。また更新します!