12/23
天気は雨降り待ちの曇り空
いよいよ火葬の日です。
朝起きた時、旦那さんは私が寝室にいないので少し驚いたみたいですが、私はのんちゃんがいる部屋で一緒に寝ていました。
最後の夜くらいは一緒にいてあげたかったので。
斎場へ出発する前に、旦那さんがのんちゃんを見てくれました。お包みやら布団やらかぶってお顔しか見れなかったけど、最後に見る勇気を絞ってくれたのかな。
私はたまらず涙が出ました。
旦那さんは、黙って見た後、「うん」と一言。
~最後に見てくれてありがとう~
斎場に着くと、両親達と私の姉が待っていました。
手続きを済ませ、炉へ案内される。
予約の時に、胎児の週数を聞かれました。
母子センターの看護師さんが、S市の斎場は火力の調整をしてくれると聞いたことがあると言っていたので、週数を答える時に、21週ですが普通の赤ちゃんと比べて半分くらいの大きさですと伝えました。
炉に入れる前にも、念のため19㎝しかありませんと念押ししておきました。
それでものんちゃんは小さいので、お骨が残るかどうかはわかりません。
あんなに小さいんやし、残らなくても仕方ないな…と。遺灰だけでも残ればいいな。と思っていました。
お別れの時間はあっという間。
1人ずつ手を合わせた後、炉の扉が閉まっていきました。
火葬時間は1時間程とのことで、待合ロビーで待つ。すると1時間もしないうちに収骨の準備ができましたと案内されました。
代表で旦那さんが炉の確認に行くのだが、案内してくれてた女性の方が、奥様もよければと心遣いしてくれたので、一緒に炉を開けに行きました。
火葬炉が並んでいる。それぞれの扉には故人の名前がフルネームで書かれている。
私達の赤ちゃんは出生届を出していないので名前はありません。(望という名は私達夫婦だけしか知りません)
炉の扉には名字のみが書かれていました。
扉が開く。見た限りでは灰しか残っていない。
…あぁー、やっぱり残らなかったな…
と思っていたのですが、火葬場の職員さんはさすがプロ。
「ご遺骨残っていますよ」
残っていました。小さな小さなお骨が。
みんなでお箸で拾ってあげる。掴むとポキッと折れてしまいそうなほど小さなお骨。私は手が震えて掴めませんでした。
骨壷に入れ、のんちゃんのお骨を抱えながら斎場を後にしました。
これで、全て終わりました。
妊娠がわかってから5ヶ月。のんちゃんはお空に還って行きました。