「ガシャン」
窓ガラスが割れた音
「ビーーーーーーーーー」
警報音
駆け付ける警備員
だがそこにあったはずの絵画は消え、カードが落ちてきた。
次の日
コウヘイ「ふぁー」
リビングでついてるTVのニュースを確認する。
アナウンサー「という事で川崎美術館で行われている展示会で置かれている絵画が盗まれました。資産価値に換算すると5000万との事です」
アナウンサー「現場は・・・」
コウヘイ母「5000万か・・・5000万あれば家のローン払って、後冷蔵庫、エアコンも新しいのに替えて、あっ後掃除機も・・・」
夢を語る。
コウヘイ母「コウヘイは・・・5000万あったらどうする?」
コウヘイ「5000万か・・・とりあえず今狙っているゲームと漫画最新刊買って・・・後部屋に入らなくなるから家を買って・・・」
コウヘイ母「また無駄遣い・・・」
コウヘイ「無駄遣いじゃないよ、ゲームと漫画は、人生に必要な事を教えてくれる❗いわば人生の教科書だ‼」
力説するコウヘイ。
コウヘイ母「はいはい、まぁあんたの夢共々叶える為にも頑張りますよ」
宝くじを記入する用紙と解説本を出し、書き出す。
コウヘイ「当たらないのに・・・もう趣味だな・・・」
呆れる。
コウヘイ「やべ、時間だ❗」
学校に出かける。
昼休み
「ガラガラ」
ドアを開け
コウヘイ「お疲れ様❗」
レナ「あっ、コウヘイさん🎵ちょうど良いところに・・・」
コウヘイ「何だよ」
レナ「依頼です」
椅子に座る二人
レナ「依頼人は、松笛さん私の知り合いで、ある怪盗を捕まえて欲しい、という依頼です」
コウヘイ「怪盗ってまさか❗」
レナ「テレビ見てましたか‼️そうです、捕まえる怪盗は」
コウヘイ「俺達が捕まえられるのかよ、こうゆうのは警察に任せた方が・・・」
レナ「警察も動くそうですが、もしもの時の保険ですよ」
ブレイブ「で、世捨て人から予告状が出された」
レナが予告状を出す。
コウヘイ「これ本物?」
レナ「いえ、コピーです」
美術館の諸君
我名は怪盗世捨て人🎩
5月25日 午後7時
絵画 婦人の日常を伺いに参上する‼️
厳重な警戒をしたまえ❗
それを乗り越えて見せる✨
コウヘイ「何かかなり自信ありありな予告状だな」
レナ「えぇ、なんとしても捕まえませんと・・・」
美術館
コウヘイ「この辺りあまり来たことなかったけど、人凄いな・・・」
ブレイブ「外の人に危害が及ばないと良いんだが・・・」
「お久しぶりだね、レナさん」
レナ「あっ❗お久しぶりです‼️」
松笛刑事「いつぶりだね?」
レナ「10年位ですね🎵」
松笛刑事「いや~、大きくなった‼️」
レナ「いえいえ」
照れる。
コウヘイ「誰?」
ブレイブに耳打ちする。
ブレイブ「今回の依頼人」
コウヘイ「へぇ~」
ブレイブ「刑事でFBIに行ったレナの父ちゃんの元同僚」
コウヘイ「へぇ~、えっ❗レナのお父さん刑事なの‼️」
ブレイブ「ああ、凄腕の刑事だぜ❗」
ブレイブ「娘の事になると大変だけど・・・」
コウヘイ「何か言ったか?」
ブレイブ「別に」
レナ「コウヘイさん紹介します、父の元同僚の松笛刑事です」
松笛刑事「これはこれはレナさんの彼かい?」
レナ「違いますよ🎵彼はDH(ディバインハート)何です」
松笛刑事「君が・・・そうか」
コウヘイ「よろしくお願いいたします」
お辞儀をする。
レナ「松笛刑事、依頼の確認をしてもよろしいですか?」
松笛刑事「あぁ、怪盗世捨て人が婦人の日常と言う絵画を強奪しに現れる。警備も最新の使用し、念に念をかけているが逃げられる可能性も高い」
松笛刑事「そこで、もしもの時は、捕まえて欲しい。もちろん実力を行使しても・・・」
松笛刑事「彼を逃していると次から次に名画が失われていく・・・今日で終止符を打ちたい」
レナ「かしこまりました❗コウヘイさん、ブレイブ行きましょう🎵」
コウヘイ「お、おう」
ブレイブ「よっしゃー‼️」
時間になる。
コウヘイ達の後ろにあるドアから何かが投げられ、警備システムが止まる。
コウヘイ「な、なんだ❗」
レナ「恐らく協力な電磁波を出す機械ですね・・・、警備システムがやられました」
コウヘイ「マジかよ」
後ろから物凄いスピードで宝石に近づき奪う。
???「婦人の日常頂き🎵」
コウヘイ「お、お前・・・、怪盗世捨て人」