廃家
ボス猫の回りに沢山の猫達が現れる。
ボス猫「ニャニャニャニャーニャ(ここから立ち去れ)」
ブレイブ「何、ここから立ち去れだと、悪いがそうは行かない❗」
ブレイブ「お前達の行いで迷惑している奴がいるんでな‼️」
戦闘体勢に入る猫達
攻撃しようとしたとき・・・
レナ「そこまでです」
レナとコウヘイが現れる。
コウヘイ「はぁ、はぁ・・・やっと着いた」
レナ「あなた幽霊でしたか」
ボス猫「お前何者だ❗」
ブレイブ「人の言葉分かるのかよ」
レナ「ただの学生ですよ🎵少し霊感がありますが・・・」
ボス猫「そうか、だったら消えな」
「チャリーン」
鎖骨の鈴が鳴り
猫「ニャー・・・」
近くにいた猫が宙に上がる。
宙に浮いた猫達は、レナに霊魂の攻撃を仕掛ける。
ブレイブ「がはっ❗」
レナを庇い、ダメージを受ける。
レナ「あなた❗仲間に何て事をしているんですか‼️そんな事をしたら仲間が死んじゃうないですか‼️」
コウヘイ「どうゆう事だよ」
レナ「さっきの攻撃、あの猫の精気、いわば命を引き替えに打った攻撃です」
コウヘイ「い、命を‼️、何で仲間にそんな事を・・・」
ボス猫「何故かって・・・決まっているだろ、俺達の王国を作る為だ❗」
コウヘイ「王国?」
ボス猫「そう、俺は、人間達に傷つけられ、死んでいった・・・」
ボス猫「だがこうして蘇った❗これから王国を作り、人間に復讐してやる‼️」
レナ「コウヘイさん戦う準備を」
小声で言う。
コウヘイ「俺が戦うのか❗」
レナ「大丈夫ですよ、緊箍児の力があれば・」
コウヘイ「お、おう・・・」
精神を集中する。
レナ「王国ですか・・・、おかしいですね」
ボス猫「何がおかしい」
レナ「貴方は悲惨な目にあって亡くなり、復讐したいって気持ち、解らなくありません」
レナ「ですが・・・」
レナ「王って言うのは、国民に認められて、初めて王って言うです‼️貴方は、ただ自分が一番でありたいだけ❗そうじゃないですか」
ボス猫「何を訳の分からない事を❗」
レナ「先程の攻撃と言い、後ろの猫ちゃんの姿を見てるとそうとしか思えないのですが」
ボス猫「王は偉いんだ❗怯えて何が悪い」
レナ「そんな国潰れますよ」
ボス猫「どうやら早く消えたいそうだな・・・」
猫を操り、霊魂を打つ準備をする。
ボス猫「ネァー(イケー)」
言葉を聞き、霊魂を放つ猫達
猫達の霊魂がレナに向かって放たれたが、レナとコウヘイの周りに光の障壁が出来、霊魂をかききる。
戦闘体勢の猫達
ボス猫「ニャー(イケー‼️)」
一斉に飛び出す猫達
光の障壁が周りの猫の衝撃を防ぐ。
光の障壁が消え
猫達「ニャー」
コウヘイにしがみつく
ディバインブレードと手や頭を振って追い払う。
ボス猫「ニャニャ(やれ)」
猫「ニャ」
ボス猫は宙に浮いた猫に指示し、宙に浮いた猫から霊魂が撃たれ、吹き飛ばされるコウヘイ。
ブレイブ「コウヘイ、大丈夫か‼️」
コクりと頭を下げるコウヘイ。
ブレイブ「解く方法はないのか」
レナ「ひとつだけ、操っている本体を倒せば」
ブレイブ「何だ、簡単じゃないか❗」
ボス猫は、操る猫の数を増やす。
レナ「確かに人は・・・自分勝手に傷つけ、捨てたり、色々な方がいます・・・」
剣を向けて突っ込むコウヘイ。
操り猫の霊魂を切りながら突っ込む
操り猫がコウヘイにしがみ付いて来るがディバインブレードで叩いて吹き飛ばす。
レナ「ですが、その中でも家族と思い愛情を注いだり、仲間と思いを共感していく人達もいます」
他に取りついてきそうな猫をブレイブが突っ込み弾き返す。
ボス猫「何が言いたい❗」
敵の攻撃を避けながらボス猫に近づくコウヘイ。
レナ「人はひどい人だけではないって事です」
レナ「申し訳ありませんでした」
切られた所を押さえながら
ボス猫「何故謝る・・・」
レナ「貴方がそういう感情を持ってしまったのは私達人間のせいですから」
ボス猫「お前には関係ないはずだ」
レナ「そんな事はありません。一人一人が関係ないって気持ちが貴方達を産み出したのですから」
ボス猫「だったらお前は俺見たいな猫を無くせるのか?」
レナ「無理ですね、けど今よりは少なくなる努力はしていこうと思ってます」
ボス猫「忘れるな・・・お前達が変わらなければいずれ俺と同じ意思を持ったものが現れる」
その後ここにいた猫達は、レナの連絡で来た動物団体に引き取られた・・・
数日後
「リリン」
電話が鳴る。
レナ「はい橘です。えっ、本当ですか🎵ありがとうございます。はい、はい、失礼しました」
電話を切る。
コウヘイ「何かあったか?」
レナ「今動物保護団体の方からの電話でこの間引き取って貰った猫次々と新しい飼い主に引き取られている見たいです🎵」
コウヘイ「マジか‼️」
ブレイブ「新しい飼い主の所では幸せに暮らして欲しいな」
レナ「えぇ・・・」