来月、結婚記念日です。
今年は妻にダイヤモンドのペンダント(ネックレス)を贈ろうと決めました。
ただ、正直に言うと予算は限られています。そこで気になったのが最近よく聞く人工ダイヤモンド。見た目も成分も天然と同じで、価格はぐっと手頃だと聞きました。
「それなら同じ予算で、もっと大きくてキレイな一粒を贈れるかも」
そう思って動き出したものの、ここから意外と迷うことに。ダイヤモンドに詳しくない僕が調べたことを、同じように悩んでいる人のためにまとめておきます。
都内のジュエリー店で人工ダイヤモンドのペンダントを探してみた
まずは週末、都内のジュエリー店をいくつか回りました。ところが、僕が入ったお店ではどこも人工ダイヤモンドのペンダントは置いていないという返事。
「天然ダイヤでしたらこちらに…」と案内されたのは、予算を軽くオーバーするものばかり。人工ダイヤモンドを扱うブランドが銀座などに出てきているのは知っていましたが、実物を気軽に見比べられる場所は、思っていたより少ないという印象でした。
そこで、家に帰ってネットで本格的に調べることにしました。
人工ダイヤモンドの鑑定書、「CGL付きなら安心」ではなかった
ダイヤモンドを買うなら「鑑定書」が大事、ということくらいは僕も知っていました。日本で鑑定書といえば、まず名前が挙がるのが中央宝石研究所(CGL)。国内最大手の鑑定機関で、天然ダイヤモンドでは信頼の代名詞のような存在です。
だから「人工ダイヤモンドもCGLの鑑定書が付いていれば安心だろう」と思っていたのですが、調べてみると事情が違いました。
CGLが加盟する宝石鑑別団体協議会(AGL)は、2018年末に人工(合成)ダイヤモンドにはグレーディングレポート(いわゆる鑑定書)を発行しないと決めています。人工ダイヤモンドに対して発行されるのは、天然か人工かを見分ける「鑑別書」で、グレードを書く場合も天然とは違う簡易的な表記になるそうです。(出典:中央宝石研究所「CGL通信」)
ここがポイント
「鑑定書」=ダイヤモンドの品質(4C)を評価したもの
「鑑別書」=宝石の種類や、天然か人工かを見分けたもの(品質評価はしない)
つまり、CGLは天然ダイヤモンドでは最高クラスの基準ですが、人工ダイヤモンドの品質を比べる物差しとしては使えない、ということでした。
さらに、アメリカのGIA(米国宝石学会)も、人工ダイヤモンドについては細かい4Cグレードではなく、簡略化した表記に切り替えています。では、人工ダイヤモンドの品質は何を見て判断すればいいのか。行き着いたのがIGIでした。
人工ダイヤモンドの鑑定書はIGIが世界の標準
IGI(International Gemological Institute/国際宝石学研究所)は、人工ダイヤモンドの流通で最も広く使われている鑑定機関です。調べて「これなら信頼できる」と思えた理由を、素人目線でまとめます。
IGIが信頼できる6つの理由
1. 約50年の歴史がある独立した鑑定機関
1975年、ダイヤモンド取引の中心地ベルギー・アントワープで創業。特定の販売店に属さない第三者機関です。
2. 世界最大級の鑑定件数と拠点網
ニューヨーク、香港、東京、バンコク、ドバイなど世界各地に拠点を持つ、世界最大級の鑑定機関のひとつです。東京にも拠点があるのは日本の購入者として心強いポイントでした。
3. 人工ダイヤモンドでも4Cをしっかり評価
カラー・クラリティ・カット・カラットの4Cを、天然と同じ考え方で細かくグレーディング。お店ごとの「独自基準」ではなく、同じ物差しで比べられます。
4. 「Laboratory Grown(人工)」と明記される
鑑定書に人工ダイヤモンドであることがはっきり書かれるので、天然と偽って売られる心配がありません。
5. 鑑定書番号をネットで照会できる
IGIの公式サイトで番号を入力すれば、鑑定内容を誰でも確認できます。(IGI公式:鑑定書の照会ページ)
6. 石そのものに番号が刻まれている
多くの場合、ダイヤモンドの側面(ガードル)に鑑定書番号がレーザー刻印されています。「鑑定書と石が別物」というすり替えを防げます。(参考:IGIの沿革)
ここまで分かって、僕の中の条件が決まりました。
「IGI鑑定書付きの人工ダイヤモンドを選ぶ」。これだけは譲らないことにしました。
Instagramで見つけた人工ダイヤモンドブランド「MadisonDia」
条件は決まったものの、今度はどこで買うかで迷っていたところ、たまたまInstagramで目に留まったのが、札幌在住のクリエイターFuuka(ふうか)さんの投稿でした。
https://www.instagram.com/p/Dc5pSexH1cg/
身につけていたのは、MadisonDia(マディソンディア)の人工ダイヤモンドジュエリー。Fuukaさんはフォロワー15万人を超えるクリエイターで、MadisonDiaのアンバサダーを務めています。写真で見ても一粒の輝きがきれいで、「こういうのを妻に贈りたい」とすぐに思いました。
調べてみると、MadisonDiaは香港の人工ダイヤモンドジュエリーブランド。Versace、Hugo Boss、Moschinoの正規販売店として2012年から続くMadison Avenueのグループが運営しています。香港政府の「No Fakes(本物保証)」認証や、香港政府登録の貴金属・宝石取扱業者(登録番号 A-B-26-05-10954)といった裏付けもあり、日本ではBUYMAで評価5.0・1,300件以上のレビューが付いていました。
MadisonDiaの人工ダイヤモンドペンダントを選んだ5つの理由
1. デザインが上品で、妻の普段使いに合う
ペンダントは、一粒タイプのソリティアと、まわりを小さなダイヤで囲んだヘイロータイプが中心。シンプルで、仕事の日にも休日にも合わせやすいデザインです。(人工ダイヤモンドペンダント一覧)
2. 国内の相場より価格がぐっと低い
ここが一番驚いたところです。センターストーンはDカラー・VVSクラリティ・3EXカットと最高クラスの条件なのに、国内店舗で見た価格と比べてかなり手頃。ちなみに1カラットのルース(石のみ)は¥39,200〜でした。ラボから直接仕入れていて中間業者がいないので、この価格が実現できているそうです。
3. 1カラット以上の石には必ずIGI鑑定書が付く
1カラット以上のダイヤモンドには、すべてIGI鑑定書が付いてきます。発送前に鑑定書のPDFをメールで送ってくれるので、届く前にIGIのサイトで番号を照会できたのも安心材料でした。
4. 地金の色を無料で選べる
地金はK9かK18から選べて、色はホワイトゴールド・ローズゴールド・イエローゴールドの3色。どの色を選んでも価格は同じです。妻は普段シルバー系をよく着けるので、ホワイトゴールドにしました。
5. 日本のお客さん向けのアフターサービスが手厚い
- 日本への配送は保険付き
- 日本宛ての注文は、輸入時の関税をMadisonDia側が負担
- 完成品のジュエリーは1年間の無料修理保証(爪の締め直し・磨き直しなど)
- 商品到着から14日以内の返品に対応(条件あり)
- 日本のBUYMA経由でも購入できる(BUYMAでの購入について)
海外ブランドで一番不安だった「買ったあとどうなるの?」という点が、ここでほぼ解消されました。
注意したポイント
MadisonDiaのペンダントはペンダントトップのみの販売で、チェーンは別売りです。僕は妻が普段使っている長さに合わせて、チェーンを別に用意しました。
人工ダイヤモンドのペンダント選び 初心者向けチェックリスト
最後に、僕と同じく「ダイヤモンドはよく分からない」という人向けに、確認してよかったことをまとめます。
| チェック項目 | 目安 |
|---|---|
| 鑑定書 | IGIの鑑定書(グレーディングレポート)が付いているか。「鑑別書」だけでは品質は分からない |
| カラー | D〜Fなら無色透明。Dが最高グレード |
| クラリティ | VVS〜VSなら肉眼で内包物はほぼ見えない |
| カット | 輝きを左右する一番大事な要素。3EX(トリプルエクセレント)がおすすめ |
| アフターサービス | 修理保証・返品条件・関税の扱いを購入前に確認 |
鑑定書の読み方をもっと詳しく知りたい人は、MadisonDiaの人工ダイヤモンド鑑定書完全ガイドが分かりやすかったです。
人工ダイヤモンドのペンダントに関するよくある質問
Q. 人工ダイヤモンドは本物のダイヤモンドですか?
A. はい。成分も硬さも輝きも天然ダイヤモンドと同じ、炭素の結晶です。見た目では専門家でも見分けられず、専用の機械で初めて判別できます。モアサナイトなどの「ダイヤモンドに似た石」とは別物です。
Q. CGLの鑑別書が付いていれば安心ですか?
A. 人工ダイヤモンドであることの証明にはなりますが、4Cの品質を比べる目的ならIGIの鑑定書が確実です。CGLが加盟するAGLは、人工ダイヤモンドにはグレーディングレポートを発行しない方針をとっています。
Q. IGIの鑑定書が本物かどうか、どうやって確認できますか?
A. IGI公式サイトの照会ページで鑑定書番号を入力すると、登録された内容が表示されます。石のガードルに刻印された番号とも照らし合わせると、より安心です。
Q. 海外ブランドから買って、関税はかかりますか?
A. MadisonDiaの場合、日本宛ての注文は輸入時の関税をMadisonDia側が負担してくれます。
Q. K9とK18、どちらを選ぶべきですか?
A. K9は硬くて傷に強く、価格も手頃。K18は金の含有量が多く、色に深みがあります。ダイヤモンドの品質はどちらでも同じなので、予算と好みで選んで大丈夫です。
まとめ:人工ダイヤモンドは「IGI鑑定書付き」で選べば失敗しない
近所のお店では見つからず、鑑定書のことでも迷いましたが、調べてみると判断基準はシンプルでした。
人工ダイヤモンドを選ぶなら、IGI鑑定書付き。
あとは、デザインと価格、そして買ったあとのサポートで選ぶだけです。
結婚記念日まであと少し。妻がどんな顔をするか、今から楽しみです。
▼ 今回参考にしたページ
MadisonDia 人工ダイヤモンドペンダント一覧
人工ダイヤモンド鑑定書完全ガイド
MadisonDia クリエイターコラボ事例
IGI公式 鑑定書照会ページ
Fuukaさん(@fillia_fuuka)のInstagram
