引き寄せの法則は「そう思うからそうなる」「自分の思考が現実化する」

 

それなら、「英語がペラペラになる」と思えば、英語を勉強しなくても英語がペラペラになるのか?という疑問をよく見かける。

 

本当にそう信じきっているなら英語を勉強しなくてもペラペラになると思うが、「エゴが許可できる範囲で現象化する」という法則がある。

 

例えば「1000歳まで生きる」と思って、毎日「1000歳まで生きる」と紙に書いてアファメーションをしたところで、「そんなわけない」と潜在意識で思っていれば1000歳までは生きられない。

 

英語も「勉強しなければペラペラになれない」と潜在意識で信じている人がアファメーションだけやったところで、英語はペラペラにはならない。

 

むしろ、「勉強せずにペラペラになる」という願望は、プロセスを限定しているとも言える。

 

潜在意識の願望成就は、プロセスを潜在意識に丸投げした方が早い。

 

すると、英語を話す外国人の彼女ができたり、自分にピッタリ合った英語教室を知ったりする。

 

そして、その彼女と付き合ったり英語教室に通ったりするのに十分な時間とお金が引き寄せられる。

 

「英語がペラペラになる」が本音の願望であれば、英語の勉強自体も楽しく感じられるので、気がついてみたらペラペラになっている。

 

このようにプロセスは勝手に出来上がるので、「勉強せずにペラペラになる」と、わざわざプロセスを限定する必要はないのだ。

 

「大好きなAさんの彼女になる」という願望も、「太っていて、ハゲで不細工でダサい自分がAさんと付き合えるわけがない」という観念が潜在意識に強烈に入っていると叶わない。

 

「太っていて、ハゲで不細工でダサくてコミュ障な自分がAさんと付き合える」と本気で信じられるように潜在意識を変える努力(アファメーションやイメージングなど)をしても良いけど、それよりも実際に行動した方が逆に早いかも知れない。

 

つまり、ライザップでダイエットして、AGA治療を受け、ファッションコンサルに着こなしを学んで、マッチングアプリ等で色んな女性と会話をする機会を作ってコミュ力を鍛えるのだ。

 

「細マッチョで、フサフサでイケメンでファッションセンスと会話センスがある自分」になれば、Aさんと付き合うことをエゴが許可できて、Aさんと付き合えるかも知れない。

 

これは一見するとゴリゴリの顕在意識で、引き寄せの法則を全く使ってないように思えるけど、そうではない。

 

「Aさんと付き合いたい」という願望を放った結果、インスピレーションとしてプロセスが勝手に思いつき、必要なAGA治療やファッションコンサルの情報が勝手に引き寄せられてくるのだ。

 

そして、こういう時は、ファッションを磨いたりダイエットしたりするのが苦痛ではなく楽しい。

 

自分から情報を求めているだけのようにも見えるが、「モテない自分には価値がない」という不足感からモテようとしていた時には巡り合えないレベルの質の高い情報を引き寄せられる。

 

これも一種のシンクロニシティだと思う。

 

だから「英語を勉強しなくてもペラペラになる」「不細工な自分でも愛される」と条件をつける必要はなくて、「勉強してもしなくても良い」「不細工でも良いしイケメンになっても良い」と全ての可能性を許可して、自分がしっくり来る行動を取れば良い。