生命には子孫を残したいという本能があると言われます。

 

で、子どもを残さないと親やご先祖様に申し訳ない、自分が子孫を絶やしてはいけないと考える人もいます。

 

特に男性に多いようです。

 

子どもが可愛いとか、子どもと一緒に生活して幸せな人生を送りたいとか、子育ての経験で成長したいといった動機ではなく、「子孫を絶やしたくない」という理由で子どもに固執して婚活する男性も多いようです。

 

私自身も男性ですが、そういう感覚がないわけではないです。

 

しかし不思議な感覚です。

 

だって、たとえ自分が子孫を絶やさなくても、将来的に人類はどこかで滅亡します。

 

数十億年後には地球が太陽に飲み込まれるとか、もしくは飲み込まれなくても太陽が膨張するので、地球は生き物が住める環境ではなくなっているようです。

 

その頃には地球を脱出できる技術があるのかも知れませんが、太陽系の中には人類全員が移動できそうな星はなさそうですし、太陽系から一番近い恒星ですら4.3光年もかかりますので、太陽系外の惑星に移住できる可能性も低そうです。

 

過去の地球上の歴史で繁栄してきた多くの種が絶滅しましたが、絶滅した種の一生が不幸だったのかと言うと、そういうわけでもないと思います。

 

そう考えると、どうせ人類もいつか絶滅するのだから、子孫を残すかどうかはどうでも良いことのように思いますし、なんで「子孫を残したい」という本能があると言われているのかも謎です。

 

しかし、理屈がどうであれ「子孫を残したい」とか「自分の遺伝子を絶やしたくない」という感覚もあるので不思議です。