星降る夜に あの日の傷跡が震えた

 

いつできたものか思い出せないそれは

 

かさぶたにさえならず 夜になると疼く

 

君はあの日 僕にそっと傷を見せてくれた

 

僕の知らない君の過去の記憶

 

君の震える肩 君の震える手

 

触れることが出来なかった僕の手

 

背負えなかった君の過去

 

その記憶が今も僕を責め立てる

 

たらればを繰り返しては

 

深いため息を吐き 途方に暮れる

 

あの日の君に言えなかったことを

 

何度も繰り返しては

 

変わることのない今に失望する

 

星降る夜に 僕は誓った

 

あの日の想いを君に伝えようと

 

手遅れだったとしても

 

間違いだったとしても

 

全て自分のためであったとしても

 

それでも君との記憶を思い出にするために

 

傷跡をかさぶたにするために

 

君が好きだと伝えよう

 

君は勝手だと笑うだろうか

 

それでも その笑顔が見られればいいやと思った

 

君の過去の記憶は関係ない 

 

君が最後に選んだのが僕であれば