この日は朝促進剤の薬を飲み、その後促進剤の投与を開始。
今日は痛みのピークを迎えるのが早く、看護師さん達に励まされつつも、心が折れていたので冷静にはいられず、叫び暴れながら、促進剤を投与してから1時間半後の8時34分。
身長30cm
体重555g
男の子を出産しました。
出産と共に痛みは消えていき、冷静さを取り戻した瞬間、私は泣いていました。
赤ちゃんはすぐ別の部屋に連れて行かれ、もちろん赤ちゃんの声は聞いていません。
看護師さん達も必要な会話以外はせず、部屋で聞こえるのは私の泣き声だけ。
娘を出産した時とは全く違う。
こんな静かなお産もあるんだと知りました。
その後は静脈麻酔をし、子宮内に残った物をかき出す処置。
お昼頃には全ての処置が終わりました。
先生は
「ここまで育ってしまったけど、結果的には初期の流産と一緒。」
・胸の当たりが少し小さく形成不全の可能性
・臍帯が正しい場所に付いてない
・臍帯が捻れていたので、栄養が行き届かなかったか
と言われました。
どれも偶然にこう言う結果になってしまっただけで、私がどうこうしたからと言う事ではないらしい。
例え早く赤ちゃんの異常に気付いたところで、週数がまだ浅い為お腹から出しても育たない。
どうしようもなかったと…
それでも悔しくて悲しくて…
せっかくここまで育ってくれたのに。
何でダメなの?
本当にどうしようもなかったの?
先生の言う事を信じられなかった。
麻酔も落ち着いて病室に戻った頃、看護師さんから連絡をもらった主人がすぐに来てくれました。
悲しむ間もなく次は赤ちゃんの火葬についての話。
妊娠12週から火葬の義務が発生するらしく、私が通っていた病院は委託業者の方と提携しており、手続きから火葬まで代行してくれる為、業者の方が来て説明を受けました。
・火葬から納骨まだ全て任せる
・火葬のみ任せ、お骨を引取りに行く
・火葬後納骨するまで、お骨を預かっててもらう
・火葬の立会いをする
私達は火葬の立会いを希望しました。
赤ちゃんと最後のお別れをしたかったからです。
火葬後はお骨を持ち帰り、しばらくは自宅に置いておくつもりです。
私が赤ちゃんと離れたくなくて、納骨は私の気持ちが落ち着いてからする事にしました。
私は個室を希望していたのですが、私の他に今日無事に出産された方が2組いて、その方達も個室を利用している為、赤ちゃんの泣き声が聞こえたりするから、看護師さんが気を使ってくれて、もし良ければ個室から1番離れた2人部屋を一人で使う事も出来ると言われて、赤ちゃんの泣き声を聞きたくない私はそうしてもらいました。
何で私の赤ちゃんはいないのに、他の人は普通に産んでいるんだろう。
嫉妬やひがみに似た感情と、自己嫌悪でいっぱいでした。
面会時間終了まで主人が付き添ってくれていましたが、主人が帰ったあとはへこんだお腹を触りながら、ひたすら泣けてきて…
離れた部屋でもやっぱり赤ちゃんの泣き声は病院の廊下に響き渡り、その声を聞きたくない私は病室にあるテレビを付けながら眠りにつきました。
夜中何度も起きては、赤ちゃんがいない現実を突き付けられる。
その度に涙はとまらず、なかなか寝付けません。
明日の朝検診をして問題が無ければ退院出来るので、早く家に帰りたかったです。
赤ちゃんが元気かどうか、不安と楽しみの中通った病院は、今となっては辛く悲しい場所になってしまったから。