秋の空気が一番吸いやすい

誰もわかってくれないけれど…

春はもわっとしてて

夏は刺々しくて

冬はからからしてるから

秋が一番いい




秋の空気は

からからしていても何だか優しさのある空気

冷たいように思われても
どこか包んでくれる温かさがある


木々達はそんな秋風に頬を染める
秋風が通る度に心踊らせ舞い上がる

けれども叶わぬ恋だと悟って散っていく

決して立ち止まることも振り返ることもない秋風

想いは通じぬと悟って散っていく

だから秋は寂しく感じる季節

春も夏も同じように過ごしてきたのに

秋を寂しく感じてしまうのは

そんな木々達の儚い恋物語を

無意識に肌で感じてしまうから