親から受け継ぐ遺伝子には

優性遺伝子と劣性遺伝子があって

それぞれ変異遺伝子を持っているそうです。

 

変わった毛色のダルメシアンなんかは

劣性遺伝の申し子のようなもの。

 

ダルメシアンのロビン

 

ダルメシアンの この独特の水玉模様は

メラニン色素の影響によって出るのだそうです。

高い確率で出る青い目も

メラニンの影響を受けているからだそうです。

 

ダルメシアンに聴覚障害が多いのは

内耳の蝸牛で、メラニンが正常に作られていない事が

原因と言われています。

 

ダルメシアンのロビン

 

生まれたてのダルメシアンは全身真っ白で

黒斑が出るのは生後1週間ほど経ってから。

 

でも、中には生まれた直後から

耳などに広範囲で黒斑が出ている場合があり

これをパッチと呼んでいます。

 

 

見た目的に、黒斑が多い個体より

白毛が多い個体の方がすっきりして

見えますよね。

 

更に純血種には「スタンダード」と言う

決まり事があります。

 

人間が決めた物差しに

人間の嗜好により近付ける為に

近親交配を繰り返す事は

犬の世界では珍しい事ではありませんね。

 

ダルメシアンのロビン

 

私は、近親交配は人為的行為だと思っていましたが

もしかしたら自然界の営みの中でも

ある種の‘意思’を持って

起きているのもしれません。

 

 

過眼線のあるシマエナガ

 

北海道で稀に見られる

過眼線のあるシマエナガ。

本州のエナガとは明らかに違う色をしています。

 

亜種とか?

留鳥とか?

渡り鳥とか?

交雑とか?

先祖帰りとか?

 

人間には想定外な出来事も

自然界では予定通りだったりするものです。

 

様々な因子を持った遺伝子が

奇跡的に出会い

一定の確率を持って

この様な羽色を作り出している…。

 

人間が創り出した愛玩動物と

野鳥を同じ括りで見る事は出来ませんが

ピントはズレていないと思います。

 

だって、ドラゴンヘッドからの

メッセージですから。。。