キーボードPC WP004にSparky Linux Minimal GUI 7.8 32bit版を入れて、非常に動作が遅いものの、とにかく使えるようなので、引き続きいじっていこう、ということで、このブログもWP004で書いています。

 

[Chromiumのグラフィックアクセラレーション(ハードウエアアクセラレーション)]

 今日の午前中は、王将戦第7局・藤井王将対永瀬九段戦2日目のライブ中継があり、ブラウザChromiumで見ることができました。CPUが超非力なので、グラフィックアクセラレーション(ハードウエアアクセラレーション)はOFFにしなくてもいいかもと思ったのですが、AIに質問すると、CPUのZ3735が、現代のYouTubeなどで主流の VP9 や AV1 といった動画形式のハードウェアデコード(再生支援)に対応していないなどの理由で、OFFにしたほうがいいという回答だったので、一応OFFにしてみました。どっちがいいのか判断できませんが、とにかくOFFにして3時間ほど将棋の中継を見ていて、何もトラブルなかったので、OFFの状態で使用を続けます。

 ちなみに、電源落ちのようなトラブルもありません。

 

[ZRAM]

 RAMがたったの2GBしかありません。eMMCが遅いので、できるだけスワップでeMMCを使いたくないです。ZRAMを入れたほうがいいように思います。「Synapticパッケージマネージャ」から、「zram-tools」をインストールしました。

 そして、端末で次の呪文を唱え、テキストエディタで設定ファイルを変更しました。

 sudo mousepad /etc/default/zramswap

ALGO=zstd

PERCENT=50

 再起動して、conkyを立ち上げると、「Swap Usage: 0B/1.43GiB」の表示が出ているので、ZRAMが働いているのではないかと思います。端末で、「sudo zramctl」と唱えると、次のような結果が出たので、間違いないですね。

NAME       ALGORITHM DISKSIZE DATA COMPR TOTAL STREAMS MOUNTPOINT
/dev/zram0 zstd             954M           4K     59B        4K          4              [SWAP]
 

 さらに、swappinesを50にしてみました。

sudo mousepad /etc/sysctl.conf

と呪文を唱え、mousepadで開いたファイルに、次の行を追記しました。

vm.swappiness=50

 

 さて、どうでしょうね。効果はいかほどか。様子を見ながら引き続き使っていこうかな。

 

[画面(背景)の乱れ]

 しばらく使っていたら、デスクトップ画面(背景)がちらちら乱れます。不思議なことにウィンドウ内の表示に異常はありません。Copilotの助言によると、pcmanfm の壁紙描画が不安定だった可能性が高いということで、~/.config/openbox/autostart.shの中の、「pcmanfm -d &」に#を付け、「# pcmanfm -d &」に変更して保存しました。再起動したところ、ちらついていませんが、数時間使っていて起きた不具合なので、直ったのか、また不具合が起きるのか、すぐにはわかりません。なんだかですねえ。

 その後、ブラウザChromiumのタブを3つ開いた状態で3時間ほど放置しましたが、特に問題なく、その後、abema将棋チャンネルで、福間女流五冠棋士編入試験を視聴しても問題ないです。もちろん、反応は相変わらず遅いですが。画像の乱れは直ったんでしょうかね、知らんけど。ちなみに、「pcmanfm -d」を起動しないと、デスクトップのホームやゴミ箱などのアイコンが出なくなってしまいました。まあ、これらが無くたって使えないワケではないですが。

 

[有線・無線回線]

 さて、いままてWifiで回線接続していたんですが、有線LANを接続してみたところ、有線でも無事通じたようです。回線速度測定すると、uploadもdownloadも96〜99Mbps出ています。回線接続は全く問題ないですね。

 

[NAS]

 LAN接続のNAS(バッファローのLink Station LS210D0301G)には、ファイルマネージャーで、smb://IPアドレスでアクセスできました。ぱちぱち

 

 まあ、このキーボードPC・WP004をある程度試してみた感想として、全く使えないわけではないですが、超非力な、幼い子みたいな感じ(?)で、ちょっと無理させると泣いてしまうから、やさしく励ましながら使ってあげる感じでしょうか。ブラウザが使えて、動画が再生できるのですから、「わー、WP004ちゃん、すごーい」と褒めてあげなくては(笑)。ビシバシ使うワケにはいきませんわ。

 

 9台の古いPCにLinuxを入れて、いろいろ遊んでいるのですが、Zoomの打ち合わせがあり、Linuxでできるか試してみました。

今回試したのは、[5番機]と[7番機]の2台です。

 

[1]HP, i5 3470, 内蔵GPU, 8GB, SSD ⇒ Linux Mint Cinnamon 22.3
[2]eXcom, i5 650, 内蔵GPU, 8GB, SSD ⇒ Q4OS Plasma(X11) 6.6
[3]HP, i5 650, 内蔵GPU, 8GB, SSD ⇒ PeppermintOS Fully Loaded Debian12(bookworm) Base
[4]NEC, Core2Duo E7500, GMA X4500, 6GB, SSD ⇒ MX Linux Xfce 25.1
[5]NEC, Core2Duo E7500, GMA X4500, 4GB, SSD ⇒ Xubuntu 24.04 
[6]eMachines, Athron II X2 255, Gforce 6150SE, 4GB, HDD ⇒ Sparky Linux Minimal GUI 8.2
[7]EPSON, Celeron 2970M, 内蔵GPU, 6GB, SSD ⇒ ZorinOS Lite 17.3
[8]Toshiba, Celeron 1005M, 内蔵GPU, 6GB, SSD ⇒ ? 
[9]TEKWIND WP004, Atom Z3735F, 内蔵GPU, 2GB, eMMC 32GB  ⇒Sparky Linux Minimal GUI 7.8 32bit ?

 

 どちらも、ブラウザEdgeからZoomを試しましたが、どちらでもZoomミーティングができました! ぱちぱち。

いやー、こんな古くて非力なPCで、Zoomミーティングも使えるとなると、益々利用範囲が広がります。素晴らしいですね。

 

 ところで、これら9台は、いずれも古くて非力なポンコツPCばかりですが、CPUの総合性能ランキングとしては、次のような序列になるようです。i5 650はi5 なのに、第一世代だから、後の世代のCeleronに勝てないようですね、とほほ。

[1] i5‑3470(第3世代: 圧倒的強さ・・・といっても低レベルの比較)
[7] Celeron 2970M(第4世代)
[8] Celeron 1005M(第3世代)
[2,3] i5‑650(第1世代)
[6] Athlon II X2 255
[4,5] Core2 Duo E7500(前世代)
[9] Atom Z3735F

 

 総合的に[9番機]が断然非力です。特にAtom Z3735FというCPUはシングルコア性能が超低いので、4コアあってマルチコア性能で若干 Athron II X2 255やCore2Duo E7500を超えているかもしれませんが、総合的CPU性能としては最下位のようです(とほほ)。プログラム側が複数のCPUコアにうまく負荷を分散させてくれるとは限らないので、そういう総合評価になるようです。

 

GPUの性能としては、次のような序列になるようで、意外なことにCeleronが健闘しているようです。新しい世代のCPUが何だかんだ言っても進歩しているんですね。ところが、i5 650内蔵GPUが、もっと古いGMA X4500に負けるというのは情けないですねえ。当時の技術では、GPUを内蔵するのに、苦労したんでしょうか。

[7]  Intel HD 2500(i5‑3470)
[1] Haswell HD(Celeron 2970M)
[8] Ivy HD(1005M)
[6] GeForce 6150SE
[4,5] GMA X4500
[2,3] Westmere HD(i5‑650)
[9] BayTrail HD(Atom)

 

 それにしても、[9番機]WP004の非力さは、他を圧倒していますね(笑)。メモリも少ないし、ストレージはeMMCで32GBしかなく、しかも増設不可ですから、どーしようもないです。ま、どーするつもりも無いですけど(笑)。でも、軽量Linuxを入れれば、動作はかなり「もっさり」しているけど、ブラウザで動画視聴くらいなら使えています。abema将棋チャンネルで王将戦の中継も見られました。すごいと思います。ホントに。

 奥にしまい込んでいてほぼ完全に忘れていたのですが、キーボードPC WP004を発見しました。このPCはかなりユニークなPCで、小型のキーボードのような形をしたデスクトップPCです。TEKWINDから2016年に発売され、値段は19,800円でした。値段が安いし面白いと思って購入したんですが、性能が超低スペックで、動作がかなり「もっさり」していて、使い続ける気にならず、「安物買いの銭失い」の典型のような(?)感じで、ずっと仕舞い込んだままになっていました。主な仕様は次のとおりです。

・CPU: Atom Z3735F 4core 1.33GHz

・GPU: 内蔵 HD Graphics

・RAM: 2GB

・ストレージ: eMMC 32GB

・キーボード、トラックパッド付き

・I/Oなど: 電源(5V2A ACアダプタ)、HDMI(最大1920x1080), VGA, カードリーダー、オーディオ端子、USB2.0 x2、有線LAN、Wifi(IEEE 802.11b/g/n準拠)

・Windows10 Home 32bit

 とにかくCPUが超非力で、Atomというインテルの石ですが、SDPが2.2Wしかない超低電力仕様です。4コアもある64bitのCPUですが、シングルコア性能がとにかく低いので、Core2Duo E7500にも圧倒的に負けています。ただし、内蔵GPUはH.264 のハードウェアエンコーダー搭載、HDMI 1.4対応など、そこそこの性能のようです。

 それから、RAMが2GBと少ないです。増設はできません。またストレージがeMMCで、HDDよりは速いでしょうが、SSDとは比べるべくもないでしょう。

 

 いままでLinuxを入れてきたPCも古くて低性能ですが、さらに超低性能ですから、いくらLinuxといえども、まともに動くのかどーか疑問です。まあ、どうせ使う予定がなくて廃棄するだけだったので、遊びでLinuxを試してみますか。Linuxでもかなりの軽量のものでないと無理でしょうね。WP004にDVDドライブは無いので、USBメモリでインストールできるかどーかです。

 Linuxは、吾輩が知っているディストリビューションで一番軽いものでは、やっぱりSparky Linux Minimal GUIです。インストール用USBは、MX Linuxで簡単に作れました。

 WP004をBIOS(UEFI?)からUSBメモリを起動して、Sparky Linux のLive画面がすぐに出ました。すご。さっそくインストールに進むと、なぜか電源が入っていないとか、Wifi接続ができない、インストールは進められますがどうしますか、というエラー表示が出ました。電源入っているのに何言ってるのかワケわからないし、Wifiはインストール後になんとかできるかもしれないので、そのまま進むと、スムーズに進んだんですが、インストールの最終盤でインストールできませんでしたというエラーが出てしまいました。もう一度試してもダメでした。WP004は、64bitCPUなのに、32bitのWindowsが入っていた、変なPCなので、ひょっとしてと思い、32bit版のSparky Linux Minimal GUI7.8をダウンロードし直し、USBメモリを作って再挑戦したところ、何とインストールできてしまいました! ぱちぱち。 まともに動くかどーか怪しいですが、とにかくいろいろやって遊んでみようと思います。[8番機]をどうするか決めていないのですが、先に今回のPC[9番機]を試してみます。

 

[1]HP, i5 3470, 内蔵GPU, 8GB, SSD ⇒ Linux Mint Cinnamon 22.3
[2]eXcom, i5 650, 内蔵GPU, 8GB, SSD ⇒ Q4OS Plasma(X11) 6.6
[3]HP, i5 650, 内蔵GPU, 8GB, SSD ⇒ PeppermintOS Fully Loaded Debian12(bookworm) Base
[4]NEC, Core2Duo E7500, GMA X4500, 6GB, SSD ⇒ MX Linux Xfce 25.1
[5]NEC, Core2Duo E7500, GMA X4500, 4GB, SSD ⇒ Xubuntu 24.04 
[6]eMachines, Athron II X2 255, Gforce 6150SE, 4GB, HDD ⇒ Sparky Linux Minimal GUI 8.2
[7]EPSON, Celeron 2970M, 内蔵GPU, 6GB, SSD ⇒ ZorinOS Lite 17.3

[8]Toshiba, Celeron 1005M, 内蔵GPU, 6GB, SSD ⇒ ? 

[9]TEKWIND WP004, Atom Z3735F, 内蔵GPU, 2GB, eMMC 32GB  ⇒Sparky Linux Minimal GUI 7.8 32bit ?

 

[インストール]

 今回、Sparky Linux Minimal GUI 7.8 32bit版です。最新バージョンの8.2には64bit版しかなかったので、1つ古いバージョンです。それでも、2028年6月までサポート期限があります。

 

[インストール後]

 インストール後、「タスクマネージャ」を開くと、メモリの使用は287MBです。32bit版だからか、少ないですね。

 システムアップグレードを実行しました。10分くらいかかったようですが、問題なく終わりました。

 システム情報を確認するため、SynapticパッケージマネージャからHardinfoをインストールして起動すると、OS: SparkyLinux 7.8, CPU: Atom Z3735F, RAM: 1953976KiB,などと表示されました。eMMCは28.2GiB中6.8GiBがUsedになっています。まだ余裕がありますね。メモリの様子を見ると、バッファやキャッシュに1.5GBくらい使っていて、MemFreeは553MBしかありません。余裕はないですね。Zswapは0KiBとなっているので、ZRAMは入っていないのでしょうか。Sensorsでは、coretempが表示されています。多分CPUの温度でしょう。変動しているので動作しているようです。

 Synapticパッケージマネージャからconkyを入れて起動すると、CPU動作率などが表示されました。CPU温度の表示はないですね。残念ですが。conkyしか動かしていないのに、Swapを4MB使っているようです。

 

[ブラウザ]

 あらかじめ、Firefox ESRが入っています。Yahoo!ホームページが開けました。もっさりしていますが。これだけでメモリ使用量は1.12GB、Swapは68MBになりました。余裕ないですね(汗)。驚いたことに、Yahoo!マップが開けました。不思議です。Linuxは対象外のはずですが、時々こういうことがあります(笑)。

 ブラウザは、Chromiumのほうがメモリ使用量が少ないそうなので、Chrominumを入れ、Yahoo!ホームページを開いた状態で、メモリ使用量は793MB、Swapは0MBになりました。メモリがとにかく少ないので、ブラウザはChrominumのほうが良さそうです。驚いたことに、ChromiumでもYahoo!マップが開けました。益々不思議です。

 Chromiumで、Perfumeの公式ページも開けました。動作はもっさりしていますが、Youtubeで、Perfumeの「巡ループ」が再生できました。ぱちぱち。このとき、RAM使用: 1.31GB, SWAP: 512kB, CPU使用率50%前後で変化しています。余裕は無いですが、動いているだけですごいです。CPUが超非力なのにGPUはそこそこなので、グラフィックアクセラレーション(ハードウエアアクセラレーション)はOFFにしなくていいかもしれません。

 

[画像・音声出力]

 HDMI出力で画像と音声の両方を出して問題なかったのですが、VGA画像出力と音声出力が出ません。ハード的にぶっ壊れている可能性も否定できませんが(汗)、音声デバイスをHDMIから変更できないので、正しいデバイスドライバが入っていないとかの問題がありそうです。すぐには解決策がわからないのですが、とりあえず、HDMI出力で使っていこうと思います。

 

※ここから、Sparky Linuxを入れたこのPC[9番機]で書いていきます。

 

[日本語化、オフィスソフト]

 日本語化の設定をします。Synapticパッケージマネージャからfcitx5とfcitx5-mozcをインストールして再起動しました。そして、「Mozcの設定」で「かな入力」に変更しました。さらに、「ApTus AppCenter」から「Install language packages」でJapaneseパッケージを入れました。

 さらに、LibreOfficeもインストールしました。日本語入力ができることを確認しましたが、印刷できません。LAN接続のEW-M660FTを自動認識してくれていません。残念です。

 

[キーボード]

 このPCはキーボード付きで、かつトラックパッドもついているのですが、どちらも使いづらいです。非常にコンパクトなサイズに収めるためでしょうが、キーボードは右側の[Shift]ボタンが無いなど、かなり特殊です。短い単語を入力するぐらいならいいのですが、できれば外付けキーボードを使ったほうが全然快適です。また、トラックパッドは非常に小さくて使いづらいため、やはりマウス必須です。キーボードとマウスでUSB端子を使ってしまうと、USBメモリなどを指すところが無くなってしまいますが・・・

 

[突然電源落ち!]

 ところで、明日から王将戦、29日は棋王戦です。注目ですね。Chromiumからabema将棋チャンネルを開いたところ、突然電源が落ちました! きゃー。 amebaブログを書くページなど、3つタブを開いていた状態で、4つめのタブを開いてabema将棋チャンネルを見ようとした時のトラブルです。タイミングから考えて、負荷が重くなって電源が落ちた可能性がありますね。確証はありませんが、CPUが過熱してダウンしたのかもしれません。CPUにまともな放熱器もファンもないでしょうからね・・・。いやあ、WP004は、普通のPCのようには使えず、相当いたわりながら軽い使い方に限定して使用するしかない気がしてきました。そういえば、昔スティック型PCというのがありましたね(今もあるかもしれませんが)。それに簡易型キーボードが付いたPCなのかもしれません。「WP004 分解」で検索したところ、WP004を分解・改造して内部に放熱ファン等を設置する、週間アスキーの2016年の記事を見つけてしまいました。ネタかと思いますが、確かに、Atomだって放熱をしっかりしてあげれば、もう少し実力を発揮できるのかもしれません。とはいえ、そこまでするとは・・・すごいです。

 

 使用中に電源が突然落ちるというのは、かなり深刻なトラブルです。本当にCPUが過熱してダウンしたのか確認したいので、Psensorというアプリを入れてみました。これでCPUの温度がリアルタイムでモニターできるようになりました。conkyも動作させ、CPU温度、CPUとメモリの使用率を監視しながら、Chrominumを起動して、Youtubeを再生しようとしたら、また電源が落ちました。その時、CPUの使用率はそれなりに上がっていましたが、温度は40度台だったはずです。電源落ちの原因はCPUの過熱ではないですね。そういえば、さきほど見た、週刊アスキーのWP004分解記事でもCPUを目一杯動かして、わざとCPUの温度が上がるような状態にしても電源が落ちるようなことはなく、CPUの周波数が自動で下がって過熱を防ぐ機能が働いていました。

 これは、電源電圧の低下が原因かもしれないと考えました。実は、WP004専用のACアダプタが行方不明で、5Vの安定化電源に接続していました。安定化電源は11Aの容量があるので、2Aぐらいの消費電流ではびくともしないはずです。ただ、安定化電源とPC間のコードが細い線で長さが1mくらいありました。PCの負荷が大きくなった時に消費電流が大きくなり、コードの抵抗での電圧降下でPC側の電圧が下がり、電源が落ちてしまった・・・十分ありえますね!

 安定化電源から太くて短いコードをハンダ付けで直結しました。そして、Chromiumからタブを3つ開き、Youtubeを2つ、abema将棋チャンネルを1つ、同時に再生させて10分くらい経過しましたが、電源は落ちません。CPUは80〜90%の使用率に達し、かなりの負荷です。でも、CPU温度は40度台で、50度以下です。真夏だったら厳しくなるかもしれませんが、今の温度は問題ないですね。RAMは、さすがに1.33GBも使っていて、SWAPも65MB使っています。もしかして、電源落ちは解決したのでしょうか!? だとしたら、悪いのは専用ACアダプタを無くした自分だったのか・・・(笑)

 8台の古いPCに別々のLinuxを入れてみようということでやっております。[5番機]にLubuntu 24.04を入れたところ、悪いディストリビューションではないのですが、なんだか魅力を感じないので、Xubuntu24.04を入れてみようと思います。「満点Linuxの使用感[4] Xubuntu 24.04」でも書いたように、このPCにはXubuntu24.04を入れたことがあるので、恐らく大丈夫ではないかと思います。
 ただ、Xubuntuを[5番機]に入れてしまうと、[8番機]をどーするか考えないといけなくなりましたが、とにかく今は[5番機]にXubuntuを入れて、安定性を含めて再確認していきます。 

[1]HP, i5 3470, 8GB, SSD ⇒ Linux Mint Cinnamon 22.3
[2]eXcom, i5 650, 8GB, SSD ⇒ Q4OS Plasma(X11) 6.6
[3]HP, i5 650, 8GB, SSD ⇒ PeppermintOS Fully Loaded Debian12(bookworm) Base
[4]NEC, Core2Duo E7500, 6GB, SSD ⇒ MX Linux Xfce 25.1
[5]NEC, Core2Duo E7500, 4GB, SSD ⇒ Xubuntu 24.04 ?
[6]eMachines, Athron II X2 255, 4GB, HDD ⇒ Sparky Linux Minimal GUI 8.2
[7]EPSON, Celeron 2970M, 6GB, SSD ⇒ ZorinOS Lite 17.3

[8]Toshiba, Celeron 1005M, 6GB, SSD ⇒ ?

 

[インストール]

 インストールは、これまで同様、インストール用DVDで入れていきます。もしかしたら、このPCはUSBメモリからのインストールがそもそもできない仕様かもしれません。インストールは、けっこう時間がかかりますが、スムーズに進みます。途中、言語を日本語にし、「Xubuntu Desktop」を選びます。また、「グラフィックスとWifi機器用のサードパーティ製ソフトウエアをインストールする」と「追加のメディアフォーマット用のサポートをダウンロードしてインストールする」にチェックを入れます。また、「ディスクを削除してインストールする」にします。「ログイン時にパスワードを要求する」のチェックは外します。

 

[インストール後]

・ウェルカム画面はありません。

・さっそくアップデートがあるようなので、「Software Updater」でアップデートしました。

・Power Manager(電源管理)で、スリープやディスプレイの省電力設定ができます。また、「Xfce Screensaver」でスクリーンセーバーの設定ができますが、スクリーンセーバーはOFFにしました。

・ファイアーウォールは、初期状態では設定できないようです。「App Center(アプリセンター)」に「Firewall Configuration」があったので入れ、StatusをONにしました。

・オンボードGPUが超非力なことを考え、compositorはOFFにしたいので、「Window Manager Tweaks(ウィンドウマネージャ(詳細))」の「Enable display compositing(コンポジット処理を有効にする)」のチェックを外しました。

 

[日本語化]

・日本語の設定は、少々設定操作が必要です。一部の表示が日本語になっていないので、から「Language Support」の「Regional Formats」をEnglishから日本語に変更し、「Apply System-Wide」とし、一度ログアウトしてログインし直します。また、「言語」が日本語になっているので、「システム全体に適用」としました。また、「Ibusの設定」で日本語-Mozcを追加します。吾輩の場合は「Mozcの設定」で「かな入力」に設定変更します。なお、このMozcのアイコンが小さくて見づらいのが少々難点です。橙色の「」にならないんですね。これはLubuntuと同じ症状ですね。でも、「外観」の「アイコン」を変えても改善しません。そういえば、ZorinOS Lite17.3では、IbusをFcitxに変えたら橙色の「」になりましたね。「Synapticパッケージマネージャー」で、「fcitx5」と「fcitx5-mozc」を入れました。そして、「言語」でIbusをfcitx5に変更したところ、Mozcのアイコンが橙色の「」になりました! ぱちぱち。このほうが見やすくていいです。なぜfcitx5にするとアイコンが橙色になるか、もちろん知らんけど、結果良ければそれでよし(笑)。


・Xubuntuに限ったことではありませんが、Linuxでは文字コードが標準でUTF-8なので、Windowsで作ったテキストファイル(.txt)とかが文字化けすることがあります。そういうときは、文字コードをSHIFT-JISに変更します。具体的には、標準で入っているテキストエディタのMousePadでは、はじめ文字化けするのですが、SHIFT-JISを指定して直ります。LibleOfficeWriterでは、ちょっとめんどうですが、まずファイルを指定しないでLibleOfficeWriterを起動し、「開く」で右下の「すべてのファイル」をクリックし、「文書-エンコードの選択」としてから、目的のファイルを開き、ASCIIフィルターオプション画面で文字コードセットを「日本語(Shift-JIS)」にすると、文字化けしません。めんどうですが。

 

[アプリ]
・アプリセンターで、好きなアプリを追加できます。また、「Synapticパッケージマネージャー」と「Gdebi パッケージインストーラー」があります。これらを使い分けて、好きなアプリを追加できます。いいですね。

 ただし、後述のように、EdgeとChromeの.debファイルが「Gdebi パッケージインストーラー」でインストールできませんでした。今回は代わりにアプリセンターでインストールできました。

 

[ファイル読み書き、共有]
・Dropboxは、以前、アプリセンターから入れられたと思うのですが、できないですねえ。公式サイトに端末で次の呪文を唱えるように書かれています。

cd ~ && wget -O - "https://www.dropbox.com/download?plat=lnx.x86_64" | tar xzf -

 そして、新しく作成された隠しフォルダ「.dropbox-dist」内の「dropboxd」を実行するようです。ちょっとめんどうですね。

 あるいは、同じ公式ページからUbuntu 22.10 以上用のファイル(.deb)をダウンロードして入れたほうが簡単ですな。

・LAN接続のNAS(BaffaloのLinkStation LS210D)は、Thunarから「smb://IPアドレス」でアクセスできました。

・USBメモリの読み書きもOKです。


[タイリング]
・タイリングは、「Super」+矢印キーで、左半分、上半分または下半分にできるようです。なぜか右半分にはできないようで、不思議です。その代わり(?)、「Super」+テンキーの[1],[3],[7],[9],[6]で、四隅での1/4と、右半分になりました。おかしいですねえ。「ウインドウマネージャー」で設定変更できますが、とりあえず統一感を出して、「Super」+テンキーの[1],[3],[7],[9]で四隅に、[8],[2],[4],[6]で上下左右で1/2になるように変更しました。しかし、どのディストリビューションだったかな、再起動したら元に戻っていたことがあったような・・・再起動したら、キャー! やっぱり元に戻っていました。トホホですねえ、これは。

・マウスでは、上下左右の四隅にドラッグするとそれぞれの位置で1/4になります。また、左右の端で1/2になります。また、上端に持っていくと全画面表示になります。あれっ? 以前はマウスでタイリング操作できなかったと思うのですが、アップデートでカイゼンされたのでしょうか? マウス操作だけは良くなったんですね(笑)。キーボード操作はまだおかしいですよ。

 

[ウィンドウ操作]
 タイリングができても、ウィンドウの大きさを、ちょっとだけ調整したいことがあります。マウスでウィンドウの端をドラッグして調整できればいいのですが、ウィンドウを最大化したときに、できません。[Alt]を押しながらマウスの右ボタンでドラッグしないといけないようです。これはXfceの標準設定かもしれませんが、不便なので、「ウィンドウマネージャー(詳細)」で、「最大化した時はウィンドウの枠を隠す」のチェックを外して直りました。

 一方、Edgeでは、ウィンドウを最大化していなくても、上端はドラックして調整できるのですが、下端や左右の端ではできません。[Alt]を押しながらマウスの右ボタンでのドラッグならできるのですが。


[ワークスペース]
・ワークスペースは、「設定マネージャー」から「ワークスペース」で最大32まで増やせるようです。そんなにいらんじゃろと思いますが(笑)。とりあえず4つに増やしてみました。切替は、「Ctrl」+「Alt」+「←」または「→」でできます。また、ワークスペーススイッチャーをパネルに追加したほうが便利だと思います。追加のためには、パネルを右クリックして、「パネル」-「パネルに追加」から「ワークスペーススイッチャー」を追加します。また、マウスでは、中クリックして、ワークスペースの切替えや、追加・削除ができます。パネルに追加したワークスペーススイッチャーをクリックしても切り替えられます。

 なお、ワークスペース毎に背景(壁紙)を変えると、ワークスペースが変わったことがわかりやすいです。「設定マネージャー」から「デスクトップ」の「背景」で、「全ワークスペースに適用する」のチェックを外してから、各デスクトップの背景を好きなものに変更します。

 

[パネル]
 パネルには、あらかじめ時計が表示されていますが、「3月22日(日) 23:45」のように表示が出るように設定変更しました。

 また、「ワークスペーススイッチャー」以外にアイテムが追加できるので、「システム負荷モニター」を追加しました。非力なCPUががんばっている様子(?)がわかっていいです。さらに、よく使うアプリの起動アイコンも追加できます。


[DVD再生]
・DVD再生は、VLCでできましたが、アプリセンターからのインストールが必要です。cssの追加などしなくても、そのまま、PerfumeのDVD「ぐるんぐるん」が再生できました。いいですね。

[音楽CD]
・音楽CDの取込みは、Asunder CD Ripperのようなアプリを使ったほうがいいです。Asunder CD Ripperはアプリセンターから入れられます。Asunder CD Ripperを起動して、BABY METAL のCD「BABY METAL」が快適に取り込めました。特別な設定をせずに、OGG形式のほか、MP3形式でも取り込めます。

[ウェブブラウザ]
・ウェブブラウザは、標準でFirefoxが入っていますが、吾輩は広告がブロックされるBRAVEのほか、EdgeやChromeも使い分けています。

 まず、Microsoft Edgeを入れますか。しかーし、「アプリセンター」からも、「Synapticパッケージマネージャー」にもEdgeがございません! またか、と思いつつ、Microsoft公式ページから.debファイルをダウンロードします。これをダブルクリックするだけと思いきや、何と、インストールできましぇん! 何で? こんなこと初めてです。吾輩には難しいことは当然わからないのですが、試しにダウンロードした.debファイルを「アプリセンター」で開くと、無事Edgeがインストールできました。GDebiパッケージインストーラーは最近開発が停止していて最近の.debパッケージのインストールで失敗することがあるとか・・・

 そして、Google ChromeでもGDebiパッケージインストーラーではインストールできず、「アプリセンター」でインストールできました。それにしても、途中、「潜在的に安全ではない」とか「本当にインストールしますか?」といった、いやがらせ的警告表示が出ます。ちょっと過剰ですよね。せいぜい、「Xubuntu開発チームでは安全性を確認していない」ぐらいの表示でいいと思いますが・・・

・上述のとおり、ブラウザのウィンドウサイズをマウスで調整する時の問題ですが、各ブラウザの状況を確認しました。

Edge: [Alt]+右ボタンはOK, [Alt]なしでマウス左ボタンでは、上端しかリサイズ(調整)できない。

Chrome: 同様の問題あり

BRAVE, Firefox: 問題なし

 まあ、本件に限りませんが、あるアプリで問題があっても、他のアプリなら問題ないことがあり、本件もこれですな。Edge, Chrome, BRAVE, Firefoxについては一長一短なので、4つとも入れて使い分けています。

・内蔵GPUが古いので、念の為、どのブラウザも「グラフィックアクセラレーション(ハードウェアアクセラレーション)」をOFFにしました。

 

 その他、4つのブラウザの使い勝手を確認します。

・ブラウザの起動時にパスワードが要求されると、うっとーしいです。今回、Edgeだけ、パスワードが必要でした。最近、Edgeが呪われているでしょうか。この呪いを解くには、「パスワードと鍵」が必要です。「アプリセンター」から「パスワードと鍵」をインストールします。そして、パスワードを変更(新しいパスワードに何も入れない)して、呪いが解けました。ぱちぱち。

・Perfume公式ページとYahoo!ホームページは問題ないです。ただし、Yahoo!マップはLinuxが対象外なのでダメでした。

・Youtube, abema将棋チャンネル, Amazonプライムビデオは、全て問題ないです。よかった!

 

[PDFファイル]

 一部のPDFファイルが正常に表示・印刷できないことがありました。Xubuntuではどうか、確認します。

 問題のあったPDFファイルを、あらかじめ入っている「Atril文書ビューアー」で開いたところ、表示は正常で、印刷プレビューも問題なく、印刷先としてLAN接続のEW-M660FTが認識されています。

 LibreOfficeDrawやGIMPでも大丈夫のようです。

 さて、ブラウザはどうでしょう。Chromeは大丈夫そうです。Edgeはダメでした(涙)。BRAVEは大丈夫のようです。Firefoxでは、表示も印刷プレビューもOKで、実際に印刷も問題なくできました。

 うーん、今回はEdgeだけダメでしたね。表示も印刷プレビューも実際の印刷も、一部の文字が出ません。

 

[スキャナー]

 あらかじめ、「ドキュメントスキャナー」が入っています。LAN接続の複合機EM-W660FTが認識され、Perfumeの"ネビュラロマンス" アフターパンフレットの表紙がスキャンできました。ぱちぱち。

 

 以上、いろいろ試してみましたが、Xubuntuはなかなか良いですね。細かいところで「くせ」みたいなものがありますが、初心者でも便利に使えるディストリビューションだと思います。しばらく使ってみて、安定性も含めて確認しようと思います。

 ちなみに、今入れている[5番機]は、メモリが4GBなんですが、これまで試した使い方で、150MBぐらいスワップを使っています。ストレージがSSDなのでHDDほど遅くはならないのですが、4GBではぎりぎりのようです。せめて6GBあれば余裕があるのですが。そうだ、zramを使う手がありますね。zram というのは、メモリ内に“圧縮された仮想SWAP”を作る機能だそうで、少ないメモリの有効利用と、ストレージをスワップとして使わないことで速度アップの効果が期待できます。また、SSDやHDDには寿命があるので、使用頻度を下げて寿命を伸ばす効果も期待できますね。「Synapticパッケージマネージャー」に「zram-tootls」があるので、これを入れてみました。

 

[その後]

 しばらくXubuntuを使っていて、アップデートの表示が出ないので、試しに「ソフトウエアの更新」を起動したところ、「アップデートの確認中・・・」のまま、進みません。あれれっ、おかしいですね。「ソフトウェアとアップデート」で、「ダウンロード元」を「日本のサーバー」から「メインサーバー」に変更してみました。そうしたら、「ソフトウエアの更新」が動きました! これはサーバー側の一時的なトラブルでしょうか。こちらのPCの問題ではないですよね。こういうこともあるんだな・・・

 

 

 8台の古いPCに別々のLinuxを入れてみようということでやっておりますが、[3番機]にPeppermintOS Fully Loaded Debian12(bookworm) Baseを入れて大丈夫そうなので、次に[5番機]にLubuntuを入れてみます。同じPCに入れたことがあって、「Windows11非対応PCにはLinuxを[10] Lubuntu 24.04.3」に書いていますが、去年のことなので、あんまり良く覚えていません(汗)。短時間ではありますが、一通りのことはできたので、大丈夫だと思うのですが、今回は、ちょっと詳しめに使用感を確かめつつ、トラブルなく使えるか安定性についても見てみたいと思います。

 

[1]HP, i5 3470, 8GB, SSD ⇒ Linux Mint Cinnamon 22.3
[2]eXcom, i5 650, 8GB, SSD ⇒ Q4OS Plasma(X11) 6.6
[3]HP, i5 650, 8GB, SSD ⇒ PeppermintOS Fully Loaded Debian12(bookworm) Base
[4]NEC, Core2Duo E7500, 6GB, SSD ⇒ MX Linux Xfce 25.1
[5]NEC, Core2Duo E7500, 4GB, SSD ⇒ Lubuntu 24.04 ?
[6]eMachines, Athron II X2 255, 4GB, HDD ⇒ Sparky Linux Minimal GUI 8.2

[7]EPSON, Celeron 2970M, 6GB, SSD ⇒ ZorinOS Lite 17.3
[8]Toshiba, Celeron 1005M, 6GB, SSD ⇒ Xubuntu 24.04 ?

 

 Lubuntuは、既にご存知の方も多いとは思いますが、有名なUbuntuの公式フレーバー、つまり派生ディストリビューションの1つで、軽量で古いPCでも動くと言われています。デスクトップ環境にLXQtを使っていることが最大の特徴と言われているようです。ただし、単にUbuntuのデスクトップ環境をLXQtに変えただけではなくて、操作もシンプルになっていると評価されています。CPUがCore2Duo E7500のような超古い弱小PCにはお似合いだと思います。最新の長期サポート(LTS)版は、Lubuntu 24.04になります。次期LTS版の26.04が今年リリースされるでしょうけど、ディスプレイサーバー方式が現在のX11からWaylandに移行することが発表されていますので、Core2Duoのような超古いPCでは正常に動かない可能性があります。一方、Lubuntu 24.04のサポート期限が2027年4月までで、あと1年の余命宣告を受けているよーな状態ではありますが、先にPC自体がへたばっている可能性がありますし、仮にまだ使える状態だったら、別のLinuxにすればいいでしょう(笑)。ただし、だんだん選択肢が少なくなっていきますが。ちなみに、ZorinOS Lite 17.3とXubuntu 24.04も2027年4月までのサポート期限です。他は、2028年6月以降です。

 

[インストール]

 これまで同様、インストール用DVDで入れていきます。BIOSから立ち上げ、言語を日本語にして、「Install Lubuntu」をクリックします。インストールモードは「Normal」にして、Kritaは追加します。後で入れてもいいんでしょうけど。「ディスクの消去」、「ファイルにスワップ」、「自動的にログインする」にします。インストールにはしばらく時間がかかりましたが、非常にスムーズに終わり、自動的に出てきたDVDを取り出して、再起動しました。

 

[インストール後]

 「ようこそ画面」は出てきません。右下のアイコンにびっくりマーク「!」が出ていて、アップデートがあるようなので、「Lubuntu Update」を開いたところ、313パッケージの更新があるようです。大量のアップデートですが、8分で終わりました。Windowsより全然速いです。アップデートが終わると、びっくりマーク「!」が消えるのもいいですね。

 CPUが超古くて非力なので、安定性を考えて念の為に、compositorはOFFにしようと思います。「設定」-「LXQt設定」から「セッション」で、「自動起動」の「picom」のチェックを外して再起動しました。picom(ピコム)とは、X11環境向けに開発された軽量で高機能なコンポジターで、 透過、影、フェード、VSyncなどの合成処理を行うもので、現在ではX11環境における事実上の標準コンポジターとして広く利用されているもののようです。

 ファイアーウォールは、初期状態では、入っていないようです。後述のとおり、システムツールのDiscoverで「Firewall Configuration」をインストールして起動すると、これまで良く見た「ファイアウォール設定ツール」が起動したので、ぽちっとONにしました。これとは別に、「ファイアウォール」というアプリもあるのですが、こちらは詳細な設定ができるようです。よくわからないので使うのはやめました(汗)。

 

[アプリ]

 システムツールのDiscoverで、いろいろなアプリが入れられるようです。アクセサリでは、テキストエディタのKATE, Mousepadなど、インターネット関係では、Dropboxなど、その他、GIMP, Krita, ドキュメントスキャナー, Synaptic Package Manager, Htop, CPU-X, Muon Package Manager, Psensor, GDebi Package Installer, Firewall Configuration, Timeshift, システムモニター, Fcitx5, ファイアウォール, Wine, Language Support, SM Player, Asunder CD Ripperなど、いろいろ気になるアプリがあります。Discoverで見つからなくても、Synaptic Package Managerとか入れれば、さらにいろいろなものが入れられるようです。Muon Package Managerというのは知らんけど、これからもアプリがインストールできるようです。

 Lubuntuに限らないのですが、Linuxには無料でインストールできるアプリが多数あります。いろいろ試して遊べそうですね!

 

[日本語化・印刷]

 システムツールのDiscoverで、「Fcitx5- Fcitx5用のMozc」をインストールし、再起動したら日本語入力できるようになりました。あらかじめ入っている、LibreOfficeWriterに適当に日本語を書いて、LAN接続しているEPSONのEW-M660FTに印刷できることを確認しました。なお、Mozcのアイコンが、いつもの橙色の「」ではなく、黒色なので不思議です。橙色のほうが目立っていいんですけどね。もしかしたら、テーマを変えるとアイコンの色も変わるのかしらん・・・まあ、ちょっとしたことですけど。

 

※ここからは、Lubuntuを入れた、このPCで書いていきます。

 

[パネル]

 Lubuntuは経験が浅いので、いろいろ試しながらやっているのですが、「LXQt外観の設定」から「アイコンテーマ」を、例えば「Oxygen(Oxygen Team)」にすれば、日本語入力をONにしたとき、Mozcのアイコンが橙色の「」になりました。ぱちぱち。やっぱりこっちのほうが見やすくていいな。

 CPUが超古くて非力なので、CPUの動作状況が気になります。パネル内に表示を出したいです。パネルを右クリックして、「パネルの設定」-「ウィジェット」から、追加「+」をクリックすると、「センサー」と「システム統計情報」がありました。「センサー」はCPUの温度表示の機能のようですが、残念ながらこのPCは、CPUの仕様のせいか、ハード的にCPU温度が測定できません。残念。なので、「システム統計情報」だけ入れます。「システム統計情報」では、CPU, メモリ, ネットワークのいずれか1つのグラフ表示ができます。CPU, メモリ, ネットワークの全部を表示するなら、「システム統計情報」ウィジェットを3つ入れて、それぞれにCPU, メモリ, ネットワークを表示させるように設定します。ブラウザからYoutube動画を視聴すると、アプリの使用分のほか、キャッシュ使用分が多く、メモリ4GBではけっこういっぱいなのがわかります。Linuxの軽量なものを選んでも、結局アプリが使用するメモリ(とキャッシュ)の量が変わらないとすれば、動画を見る程度の使用でも、実用的にはメモリは最低でも4GBは必要な気がします。

 

[ブラウザ]

 ブラウザは、あらかじめFirefoxが入っています。Microsoft Edgeは、残念ながら「Discover」や「Synaptic Package Manager」から入れられないようなので、マイクロソフトの公式サイトから.bedファイルをダウンロードし、「GDebi Package Installer」でインストールしました。Google Chromeも同様です。

 BRAVEの場合は、公式サイトに、次の呪文をターミナル(端末)で唱えるように書いてあります。

curl -fsS https://dl.brave.com/install.sh | sh

 そのとおりにすると、インストールできました。ぱちぱち。

 いずれのブラウザも、ハードウエアアクセラレーション(グラフィックアクセラレーション)をOFFにします。超古くて非力なGPUなので。

 

 Firefox, Edge, Chrome, BRAVEの4つのブラウザを入れて、いくつか試してみます。

・起動したときに、Edgeはパスワードが必要でした。他の3つは不要です。LubuntuではEdgeでしたが、他のディストリビューションではBRAVEでパスワードが必要だったりして、ワケわかりませんが、とにかく煩わしいです。PCの起動時にパスワードが必要になるのは、理解できなくもないのですが、ブラウザの起動時にパスワードは普通いらんでしょう。必要な人だけそういう設定ができるようにして欲しいです。「パスワードと鍵」というアプリが入っていれば、省略できるように設定できますが、残念ながら入っていないようです。「パスワードと鍵」の本名(?}は、seahorseというらしいのですが、「Discover」で「パスワード」を検索したところ、「パスワードと鍵」がありました。「パスワードと鍵」を起動して、いつものようにパスワードを解除して、再起動してEdgeを起動したところ、パスワードなしで起動できました。ぱちぱち。パスワードの解除方法ですが、「パスワードと鍵」の「Default Keyring」を右リクックして、「パスワードを変更」から、今のパスワードを入れ、新しいパスワードに何も入力しないで設定します。右クリックする操作が隠しコマンドみたいで、普通わかるワケなくて、不親切ですね。話を聞ける村人が途中出てくるわけでもないし。最近はAIでこういう情報も得られるかもしれないので、情報の少ないLinuxでも使い方に困らなくなっているかもしれませんが。

・各ブラウザで、Yahoo!とPerfume公式サイトを試しましたが、問題ありません。ただし、Yahoo! マップは使えません。Linuxには残念ながら対応していないので、使えないのが普通です。

・Youtube動画、abema将棋チャンネル、Amazonプライムビデオは、全て問題ないです。

 

[ウィンドウ操作]
 各ブラウザだけでなく、他のアプリのウィンドウも、ウィンドウを最大化したとき、ウィンドウの端をマウスの左で掴み、ドラッグして大きさが調整できません。[Alt]を押しながらマウスの右なら調整できるようですが、不便です。PeppermintOSと同様の症状です。他のディストリビューションでも同じだったかな?

 

[スキャナー]

 Skanliteというアプリがあらかじめ入っています。しかし、LAN接続の複合機EW-M660FTを認識できないようです。とほほですな。

 仕方がないので、「Discover」で「ドキュメントスキャナー」を入れようと思ったら、なんと「ドキュメントスキャナー」が2つもあります。同じアプリなのでしょうか? ワケわからんのですが、片方をインストールしてみました。そうしたら、どちらの「ドキュメントスキャナー」も「インストール」ボタンが「削除」に変わったので、同じアプリなんでしょうね(笑)。ところが、「ドキュメントスキャナー」でもEW-M660FTを認識できないようです。

 こんなことは初めてかも。かなり残念です。EPSONのサイトからドライバーをダウンロードしないといけないんでしょうか?! 


[PDFファイルの表示・印刷]
 PeppermintOSで表示や印刷でトラぶったPDFファイルを、あらかじめ入っているOkularで開くと、正常に表示できましたが、印刷プレビューは表示が出ません。LibreOfficeDrawでは、表示も印刷プレビューもOKです。
 Edgeは表示も印刷プレビューもだめです。Firefox, Chrome, BRAVEは表示は大丈夫です。
 さて、印刷が問題でした。調べてみると、どのアプリでも、LAN接続のEPSONのEW-M660FTを認識していません。おかしいな、LibreOfficeWriterでは印刷できたので、再確認したところ、プリンタがGeneric Printerとなっていて、EW-M660FTを認識していませんでした。きゃー!
 

[ファイル読み書き・共有]

 LAN接続のBaffaloのNASには、ファイルマネージャーPCManFM-Qtで、「smb://IPアドレス」でアクセスできました。

 Dropboxは、「Discover」からインストールできます。

 USBメモリの読み書きは問題なしです。

 

[音楽CD]

 音楽CDの取り込みは、「Discover」から「Asunder CD Ripper」をインストールすると快適です。初期状態では再生ソフトも無いですね。今回は、「Rhythmbox」を入れてみました。 

 今日は、Sarah BrightmanのCD「DIVA - The Singles Collection」を取り込んでみました。「Asunder CD Ripper」で、MP3形式も選べました。「Rhythmbox」で問題なく再生できました。このアルバムはヒット曲が揃っています。

 

[DVD]

 あらかじめVLCが入っていますが、以前と同様、PerfumeのDVD「Relax in the City & Pick Me Up」が再生できません。進歩してないですねえ。そのため、「Synaptic Package Manager」から「libdvd-pkg」を入れました。これにcssも含まれているようです。しかし、英語で、次の呪文を端末で唱えるように、という表示が出ました。やれやれ、結局呪文が必要かいな。

sudo dpkg-reconfigure libdvd-pkg

 試しに、SMPlayerという別の再生アプリを試してみましたが、やはりダメでした。

 仕方ないので、上記の呪文を唱えたところ、VLCとSMPlayerのどちらでも再生できました。ぱちぱち。

 

 うーん、まだLubuntuで確認していない項目があるのですが、何だかイヤになってきました。Ubuntuの公式フレーバーの中では軽量のものという位置づけだと思いますが、特別軽量でもないようで、ブラウザで動画を見る程度の使い方でもメモリ4GBをめいっぱい使っています。また、機能面で特別悪いわけではないのですが、他の優秀なディストリビューションと比べると、見劣りするところが気になります。特別な使い方をしようとしているのではないのに、いろいろな設定がめんどうですねえ。

 [5番機]は超古くて非力なPCなので、他の選択肢は少ないのですが、Xubuntuが動くならXubuntuを入れようかな。そうすると[8番機]をどうするかですが、[8番機]のPCも同程度の非力CPUですが、Celeron 1005MはCore2Duoよりは後の世代のCPU(2013年発売の第3世代 Ivy Bridge)なので、特に内蔵GPUの動画再生機能・性能がかなり上です。とはいえ、かなり低レベルでの争いですが(笑)。ということで、[8番機]のほうが選択肢がちょっと広いのではないかと。