矢沢永吉「With Music」のインタビュー | Mr.T

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永ちゃんを様々な視点から熱く語ります!


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◆LAST SONGのタイトルの意味とは


「大きかったのは、正直タイトルだったね…。『LAST SONG』と付けたかった。

まだ将来の事は決めてませんが、最後のアルバムにしてもいいかな、という気持ちがありました。
もう300曲くらい出してきたし、新曲をボンボン投下すればいいって時代じゃないしね…。
1曲1曲を大事に大切に作りたい、という想いがあったんです。
もう曲の数はたくさんあるので、音楽にたいしてシビアに向かいあいたい、だからこのタイトルを付けたかったんです。
ラストという意気込みだけど、硬くなったらロックじゃないよね。
最近の音楽はサウンド面で進化してるかもしれない。
だけども、ちょっと前は、もっとわかりやすくて、歌いたくなっちゃう、そんなのがいっぱいあったよね。
僕のアルバムに関しては、そういう部分は大切にしたいと思ってますね。」


◆歌詞は自分に対するメッセージと感じるか


「要望は出してないんですよ。
『LAST SONG』ってタイトルや、矢沢がしてきたこと、走ってきた姿を見て感じ取ってくれた。
『BUDDY』には、キャロルの頃の内容も出てくる。
お揃いの革ジャケットは…って。
この曲を歌い自分で聴いて泣きそうになったんだ。』


◆この40年を振り返って


「俺よくやってきたなぁって思いますよ。
ひとつ言えるのは頑固に頂上を夢見て自分を主張をして…。
若かった頃は、良く言えば熱かったし真っ直ぐだった、悪く言えば要領が悪かったし遠回りな生き方をしていた。
でもね、あの時期があったからこそ、今の矢沢があるんだと、そう思います。」