劇団四季の「ノートルダムの鐘」を観に行きました。
圧倒的な歌唱力と、コンパクトながらも躍動的な舞台装置と、ドラマティックな世界観に圧倒されました。
四季のバージョンは(公式サイトより)
ペーパーミル劇場で上演されました。楽曲は、1996年に製作され翌年にアカデミー賞にノミネートされた ディズニー劇場版長編アニメーションに基づき、作曲アラン・メンケン(『アラジン』、『美女と野獣』他)と作詞スティーヴン・シュワルツ(『ウィキッド』他)が手掛けるなど、劇団四季のレパートリー作品でもなじみあるクリエイターが楽曲を担当。脚本はピーター・パーネル(『On a Clear Day You Can See Forever』他)、演出はスコット・シュワルツ(『Jane Eyre』他)が手掛けています。
15世紀末のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む男カジモド、その彼を密かに世話する大聖堂聖職者フロロー、同警備隊長フィーバス、そして、その3人が愛するジプシー娘エスメラルダが綾なす愛の物語―。今回の演出版では、ユゴーの原作がもつシリアスな印象を重要視し、人間誰もが抱える“明”と“暗”を繊細に描くことで、深く美しい人間ドラマに創り上げました。
ゆづファンとしてはやはり、2012-13シーズンのダムパリを観たくなる。
というわけで、
満身創痍の中、演技後倒れこんだ世界選手権フリー。
SPから巻き返して、4位に滑り込みます。
その結果、ソチ五輪の日本男子3枠を死守しました。
私にとっては、ソチ前のゆづの演技の中では、ニースに次いで忘れられない演技です。
クリケットに渡ったばかりの2012-13シーズン
高校3年生、17歳
体力がなくて、スケーティングも何もかもが今に比べるとまだまだ(私が言うのもなんですが)
物語について聞かれると、
「三角関係でドロドロ・・・よくわからない・・・」
的なこと言ってたような。
でも、痛みに耐える苦悩の表情が、ある意味、物語の悲愴感とリンクして、それも演出効果あげていました。体力持たなくて苦しそうなのも同様でした。
そこまで考えて振り付けたわけではないと思うんですが、ウィルソンさすがです。
路線の選び方が秀逸。
ゆづの為にウイルソンが選んだのは、こちらのバージョン
2013年の日本公演
物語について(公式サイトより)
15世紀末のパリに流れ着いたジプシーの一団のなかに、エスメラルダという娘がいた。妖艶な美しさと純粋な心をあわせ持つエスメラルダに、多くの男たちが想いをよせる。そのなかには、近衛隊長のフェビュス、ノートルダム大聖堂の司教フロロ、そして孤独な鐘つき男のカジモドがいた。婚約者のいる身でありながらエスメラルダに惹かれていくフェビュスと、聖職者として許されない感情にさいなまれるフロロ、そして己の醜さを呪いながらも、一途な恋心を募らせていくカジモド。3人の男たちの愛と欲望が渦巻くなか、エスメラルダの想いはフェビュスにあった。しかしある夜、エスメラルダと密会したフェビュスが何者かに刺され、罪を着せられたエスメラルダは投獄されてしまう。カジモドはエスメラルダを救出し、ノートルダム 大聖堂にかくまうのだが、パリでは暴動が起きていた。混乱のなか、再び捕らえられたエスメラルダに死刑が宣告される。そして―――
心を揺さぶる、狂おしいほどの愛の世界。
愛と哀しみの物語。
様々な困難と闘い、打ち勝ってきた今のゆづになら演じられる・・・
歌バージョンでの再演待ってます。
・・・EXでもいいです・・・
個人的な感想としては、光希君にも合うかな。
無理に笑おうとせずとも、苦悩と喜びを表現するような重めの題材と、ドラマティックな曲調が、彼の氷に吸い付いて流れるようなスケーティングに合うに違いない。。。
内面を考える良いきっかけにもなるかなぁと思います・・・
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