NHK杯からもうすでに3日・・・多少、燃え尽き症候群ぎみ

今回は、同時ライブ放送しているので別にレポする必要もなく、
しっかりと試合を楽しむスタンスで観戦したせいか、
記憶が薄れていくのがとても速いです。

NHK杯では、試合が終わってからエキシビが始まる間のお楽しみと言えば
それは長年の間、「豊の部屋」と決まっていました。

狭いソファに豊先生と選手が無理やりぎゅうぎゅう詰めで座って、
心優しい豊先生との話を楽しむ通好みのトークタイム。

ようするにエキシビまでの有意義な時間つぶしだったのです。

それが確かおととしのNHK杯だったか、豊先生はいるけど、なぜか名前が変わり、
そしてついに去年は豊先生がいなくなり、今年は時間も短縮されて「明子の部屋」と名前も変わり、豊の部屋のフアンとしてはなんだかとても寂しい限りです。

というわけで、ことしのNHK杯では、一体だれが司会をするのかもわからず、
しかし、絶対に○○の部屋はやるはず・・・という確信のもとに場所探しを始めました。

まぁ、場所は結果的にはキスクラだったのですが、最初なぜか、放送席?かなと思い、
自席側のロングサイドの反対側に位置する放送席上方の立見席後方に移動。
放送席を見るとそこには織田君たちが見えましたが、あの席ではトークはやらないと即分かり、
これはキスクラだなと思い遠くのキスクラを見ると、そこでスタッフが何やら準備している様子。

キスクラは、この放送席の対角線上の反対側にあります。
ということで、リンク半周分、即移動しました。

キスクラ上方の立ち見席付近は、同じことを考えた人たちですでに込み始めていました。
キスクラはたいていの試合の場合、なぜかどちらかの方向からしか見えないように設置されています。

見えるポイントが極めて狭いのです。
持ち主が不在の立ち見席付近にいると、会場のNHK杯関係者が、
「立見席の方のお席です、線の後方に動いてください。手すりには触れないでください。」
と時々言いにくる中、キスクラ席では入念なカメラチェックが行われていました。

やがて立見席の持ち主が帰ってきて、私たちの前方はふさがりました。
その方たちの体の間から垣間見る狭い空間に果たしてゆづは座ってくれるのか?
昨日の出入り口からの出入りだと出入りする姿すら見られない。

足元は立見席の線の後方、上半身は前傾姿勢の究極姿勢のままで、まつこと約20分。
この不自然な態勢の人だかりを手っ取り早く解消する方法はただひとつ。
ゆづが早めに出てきてくれること。

しかし、まさか1番じゃないだろう・・・と思った次の瞬間、
昨日とは違う出入り口から突然ゆづが登場しました。

あのいつもの真っ白く輝くオーラを身にまといながら。

一番できたか!

トークの内容は、皆様ご存知の通りです。
動画はこちら

SPの最後がドヤリすぎたから、FSでは笑おうと思ったことや、
ルッツが散歩に行ってると言われていたこと、
会場の観客の視線が一斉に自分に注がれていることをすごく感じたこと、
最後のルッツを跳ぶときに、会場全体の熱い視線を感じたこと、
もはや公開練習のようだったこと、
等々

「豊の部屋」のころから、その年の演技を選手が見て話をする伝統があり、
ゆづのFSが会場の大画面に映し出されました。
放送でもこの間はFSの画像が流れています。

その間、それを見て楽しそうに話すゆづのきれいな顔を肉眼で見ることができて、
それがすごく幸せでした。

立見席の方の体のほんのちょっとの隙間から見えるゆづの顔の部分だけではありましたが、
上から見るゆづの顔は本当に美しく、笑顔が輝いていました。

ギリギリまで迫る私たちを許してくれた立見席の方、本当にありがとうございました。
こんな状況を解消するためにゆづを一番手にしたNHK、色々分かっていらっしゃる・・・