開閉会式が行われる五輪スタジアム近くで暮らす野犬。これらも“処分”された可能性が高い=
【ソチ(ロシア)29日】ソチ五輪の主な舞台となる五輪公園周辺などで続いてきた野良犬の駆除が、この日までにほぼ完了した。駆除を請け負ったバーシャ社のアレクセイ・ソロキン社長は「ロシアは狂犬病国。五輪が安全に明るい雰囲気で開かれるために駆除は必要」と指摘した。駆除は夜間に実施し、毒が付いた吹き矢で殺した。
公開資料によると1匹当たりの駆除報酬約1000ルーブル(約3000円)。過去2年間のソチ市内の駆除数は約5800匹との情報もある。地元の動物保護団体は「殺すのではなく、野犬の保護施設を整備すべきだった」とソチ市役所を批判している。
ソチオリンピックの裏でこんなことが起きていたんですね。
悲しくなりました。