IUCNが作成する「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」は絶滅の危機にある動物や植物を分析してまとめたものです。
絶滅危惧種は危険性に応じて三つのカテゴリーに分けられます。
絶滅危惧種 Ⅱ類
絶滅の危険が増大している種。現状が続けば 近い将来 絶滅危惧種Ⅰ類に移行することが確実。
絶滅危惧種ⅠB類
ⅠA類ほどではないが将来に野生での絶滅の危険性が高い種。
絶滅危惧ⅠA類
ごく近い将来に野生での絶滅の危険が極めて高い種。
絶滅の危険が極めて高い種 ⅠA類 ＣＲ
どんな動物がいるでしょうか？
クロシロエリマキキツネザル
焼き畑農業 木の伐採、そして 採鉱などによる 生息地の減少。また体が大きくて昼行性であることからキツネザルの中では特に狩猟の対象になりやすい種。
ニシローランドゴリラ
主な原因 肉を得る為の狩猟と伐採による生息地の減少。
伐採により多くの人間が森に入るようになったので ハンターに出逢う確率も高まっています。人からの感染症による死亡例も増加しています。
ヒガシクロサイ
角を目的とした密猟 漢方薬や装飾に使用されるために違法取引されています。
スマトラトラ
毛皮や漢方薬に使用される骨を目的とした密猟で数が減っています。 開発による生息地の減少も大きな理由の一つです。
ご紹介したのは
ほんの一部。
トラを密猟して漢方薬に何の効果もありません。
トラの毛皮 または剥製は許可書がいります。
動物園に絶滅危惧種の動物がなぜいるの？種の保存のためもあります。
トラの場合 国際血統書が存在します。
どこのトラは親は
兄弟はいまどこにいるかなどわかるようになっています。
霊長類の場合
ゴリラ チンパンジー オラウータンも
血統書のような番号が存在します。
オカピ 保護施設襲撃事件など悲しいですね
14頭のオカピが射殺。保護施設の人間が殺害され 施設は放火され オカピ保護の支援をしていた地域の住民も襲撃を受け家や店を破壊 多くの人が誘拐されました。
アフリカ コンゴ民主共和国での事件です
この事件で各国の動物園では現地支援のため募金活動しました。