徳島大学から17日午後、学生約200人に一斉メールが流れた。メールの文面は「レポートを出さないと命はない」。受け取った学生が一時「徳大から殺人予告がきた」などとツイッターでつぶやく騒ぎとなった。学生から連絡を受けた大学側は18日正午ごろメールを削除。全員に謝罪のメールを送った。
大学の説明によると、問題のメールが送られる前の17日午後3時ごろ、学内で50代の男性教授が、知り合いの60代の男性特任講師の依頼を受け、講師の授業の受講生に対する一斉送信の方法を教えていた。
より分かりやすいようにと、大学のサーバーに接続されていた講師のパソコンを使って実演。メールの文面は、教授が打ち込んだという。講師の授業は1年生の必修科目で「リポートを出さないと卒業出来ないという考えが頭をかすめた」と教授は語ったという。
一斉メールは、授業名を選択し、文面を入力して「登録する」ボタンをクリックするとその受講生全員に届く仕組みだ。教授はこの機能を使ったことがなく、ボタンを押すと大学のサーバーに登録されるだけと思っていたという。登録ボタンは2度押され、17日午後4時52分、53分に一斉送信された。
教授は「本意ではなかった。学生に申し訳ない」と話していて、18日から200人の学生一人一人に電話で謝罪しているという。
大学は「今後このようなことが二度と起こらないよう、教職員に周知徹底したい」とコメントした。
レポート出さないと命はない!
やり過ぎではないでしょうか。