1997年に東京・渋谷で起きた東京電力女性社員殺害事件で、今年11月に再審無罪が確定したゴビンダ・プラサド・マイナリさん(46)が、東京地裁に刑事補償を請求したことがわかった。97年の逮捕から釈放まで約15年間、身柄を拘束され、上限額であれば国から7千万円近くが支払われる見通し。
マイナリさんは強盗殺人罪でいったん無期懲役が確定して服役ししたが、新たなDNA型鑑定の結果から今年6月に再審開始が認められ、母国ネパールに帰国した。刑事補償は身柄拘束の期間などに応じて1日1千~1万2500円の範囲で、裁判所が額を決める。
朝日新聞引用文より