あるブログで、

「家は一生に一度の買い物」というのは、思い込み。

と有りました。




賛否はあるとして、なるほどと思います。




昔むかしは、住宅の価格が高くて、

サラリーマンが買える住宅は超郊外。

当時は新幹線で通勤、なんてこともざらにありました。

当然、住宅ローンのハードルも高い。

頭金は最低でも物件価格の2割必要で、勤続も3年以上。

もちろん金利も高い。



こんな時代でした。




今は、頭金なし、勤続も短くても可能、ローン金利も低い。

住宅購入のハードルはずいぶん下がりました。




もちろん、だから住宅をすぐ買え、とは言いませんが、

昔のように、一生に一度という考え方は当てはまらないのかもしれません。





現実に、結婚を機に購入する方は増えていて、

その後、子供の成長に伴って、広い住宅に住み替える。(買い換える)

そんな方も増えています。





僕の世代(40代)は、住宅購入は一大事という考えは多いと思いますが、

下の世代は、かなり薄れてきていて、それが実行されているように思います。




核家族化がすすんで、親も援助も受けやすかったり、そこの減税制度があったり、

購入しやすい環境になっているのは間違いないですね。




もっと、住宅に対する考え方が変わったり、融資の条件、物件価格の推移によっては、



これからは、

一人暮らしのマンションを購入して住み、

結婚したら、広い住宅を購入し、一人暮らし用は賃貸にする。

子供が大きくなったら、もっと広い住宅に買い替えて住み、

子供が巣立って行ったら、便利な場所に夫婦2人の住宅に住み替え、

その頃には、一人暮らし用マンションの支払いが終わり、

賃貸収入が個人の年金代わりとなる。




こんなことが、理想ではなく当たり前にできるようになるかもしれませんね。

そうなれば、この業界ももっともっと活発になるんでしょうね。





さて、「家は一生に一度の買い物」



ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか?