数学って、何をもって学んだと言えるのでしょうね?
どう思いますか?
テストでいい点をとれたらok?
いろんな公式を知っていたらok?
いろんな定理を理解していたらok?
わたしは、多くの生徒にとって、
「考える力」をつけることが数学を学ぶ理由だと思っています。
数学は確かにいろいろな分野で利用できる、
「隠れたところで大活躍」な学問です。
ただ、一般の人には、「数学を使っている」意識はほとんどありません。
「何のために数学を勉強するの?」
「数学なんて役にたたないのに!」
多くの、数学嫌いさんたちが、そう疑問に思いながら、
「試験にいるから、とにかく勉強しなきゃ」って。
でも、
すべての生徒にとって、
「考える力」をつけることは必要。
それも、「数学的」な考え方って、
すごい頭の体操ですから。
考えた分だけ、頭の栄養になります。
試験対策の数学授業では、
たくさんの例題をやって、それをどんどん解説するでしょう?
解説しなれちゃう生徒は危険。
問題の解答を理解することが勉強だと思ってしまったら、
自分で、自発的に考えることをやめてしまう。
そうでなくて、
先生がいい問いかけをしたら、
頭の中にクエスチョンマークがいっぱいならんで、
どうして? どうして?
って、つい考えちゃう。
自分で「なぜ?」を考え倒す。
数学を考えることで、
考える力が身につく。
この考える力は、
定理なんか忘れちゃっても、
力として一生使えます。
何かあったときに、大事なのは、
自分の頭で考える力ですよ。
そういう力を育ててやることが、教育。
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