シュタイナー教育は高い!

シュタイナー教育の経済的なバリアを考えていて

シュタイナー教育をはじめる最初の一歩が踏み出せない人。

 

経済的なことって、

実はものすごくスピリチュアルな部分でもあるし、

自分の人生観とか世界観が現れる部分です。

 

 

でも、単純に、

「シュタイナー教育をいかに安く取り入れはじめるか!?」

ってことで、

できることを、ちょっと考えてみたいと思います。

 

人生哲学とか価値観を変えてから・・・

って、思ってたら、なにも進まないから。(笑)

 

 

とりあえず、

家でできることに限定して書いてみます。

 

特に就学前のこどもの活動について。

 

 

シュタイナー教育というと自然素材のもの。

こどもの環境に自然をとりいれる。

体に優しいものを。

そして、自然のものを取り入れることによって、

想像力や創造力を育てます。

 

 

 

お金をかけようと思うと、

 

木のおもちゃ、

木の積み木、

木のプレイスタンド、

シルクの布、

ウォルドルフ人形、

半貴石、鉱物、

シュトックマーのスティッククレヨンにブロッククレヨン、

シュトックマーの絵の具、

リラの色鉛筆

 

・・・高いですよね。

 

木の積み木

 

実は、

我が家って、こういうものに、

あまりお金かけてないんです。

 

 

まず・・・・

おもちゃ・・・ほとんど買ったことがありません。

 

 

いらなくなった木切れをもらってきて、

ヤスリかけてオイル塗って積み木にしてみたり。

拾ってきたものをそのまま積み木や、

遊び道具にしたり。

 

 

あとは、お下がりで古い木のおもちゃをいただきました。

動物や乗り物など。
これは、シュタイナー関係のお友達がいっぱいいるおかげ。

ありがたいです。

 

木のプレイスタンドも、うちにはなかったです。

 

プレイスタンドでなくても、

普通の棚でも、絵を描くイーゼルでも、

いらない箱でも、

なんでもプレイスタンド代わりになります。

 

棚から棚に布をはりめぐらせたりして、

それでテント状態にしたりしてね。

 

シルクの布は、

子ども用には一枚も買いませんでした。

 

家にある布、

コットンでもカーテンの端切れとかでも、

適当に使って遊んでました。

 

もちろん、

草木染めの薄いシルクの布は、

とても繊細で美しい。

光が透ける様子や、色の重なり具合、

軽くしなやかに揺れる様子は、

コットンの布にはない美しさです。

 

お金に余裕があれば、

すてきなプレイシルクを買うといいでしょう。

 

でも、子どもにとってどこまで必要かは、

親が判断することです。

 

シュタイナー幼稚園にあるもの、

全部、揃える必要はないですから。

 

 

 

 

うちの場合、お金をかけたのは、

画材でした。

絵の具とか紙、クレヨンなど。

 

わたしは、

子どものアートの才能は十分に伸ばしてあげたいと、

思っています。

 

だから、

大きくなってもずっと使える画材を・・・と思うのです。

 

それと、

画材は、ものを創り出すもの。

創造を通して、こどもの学びになるもの。

だからお金をかける価値がある。

わたしはそう考えています。

 

でも、家族全員アートが好きだというのも、

わたしが仕事柄、

たくさんの画材を仕事で使うということも理由です。

 

 

家庭によって考えも状況も違うので、

 

別に、

 

普通の文房具屋さんで売っている、

色鉛筆とクレヨンでいいと思います。

 

 

 

ただ、

ぬらし絵するときだけは・・・、

「透明水彩絵の具」が必要です。

学校で買うのは「不透明水彩絵の具」なので、

ぬらし絵には使えません。

 

だから、

ぬらし絵をしようと思ったら、

絵の具を買うか、

教室に行くか・・・

ちょっと出費してくださいね。

 

 

 

 

ぬらし絵の透明水彩絵の具を除いては、

適当に家にあるもので、

真似してやってみるところから始めるといいと思います。

 

物は物。

 

物を揃えなきゃシュタイナー教育ができない!

・・・のではなくて、

 

シュタイナー教育をとりいれていると、

なんとなく、

ライフスタイルが変わってきて、

家にあるものが変わってきたり、

子育ての考えが変わってきたり、

人生観が変わってきたり・・・

 

というのが、自然な流れかな・・・と思います。

 

 

 

 

もちろん、

お金に余裕があるひとは、物を揃えればいいんですけど。

 

お金がない=シュタイナー教育はできない

 

ということではないですよね。
 

 

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