【量子革命:光の速さで変わる未来】〜先読み大チャンス | カリフォルニアの建築家日記

【量子革命:光の速さで変わる未来】〜先読み大チャンス

先週友人とふとしたきっかけで今自分は何を考えているかという話題になった。

興味ありありとのことだったから、忘れないように残しておこう。

 

量子コンピューティング技術(QCT)に飛び込む人が増える中、気づかれていないのは、それが僕たちの生活をどう変えるか、そして近いうちにどう対処すべきかということです。僕は何が起きても最前線に立つ必要があるって考えている。

安全だと思っている場所に留まるのではなく。好きでも嫌いでも、QCTは僕たちの考え方や物事の進め方を根本から変えてしまう。

 

実際のコンピューターは手のひらに入るほどの大きさ。ではなんでこんなに大きいの? それはそれを’冷やす冷却装置が大きいから。。笑

 

まず僕が思うのは、政府(たとえばアメリカ)がQCTを完全に解明したときに、それを公表するかどうかということ。今は民間企業が開発を進めているけど、彼らが成功した瞬間(もし成功したら。。だけど)それはCET(Current & Emerging Technology)の範疇に入る。これは国が管理するべき国家機密、武器関連技術になることになる。

 

ここがポイント。QCTはあらゆる暗号を解読し、株市場のようなパターン認識システムを誰も気づかないうちに破壊し、物理的な試作やテストなしで完璧な戦略を生み出せるようになる。それは制御できない政府にとって巨大な脅威であり、放っておくはずがない。

 

でも良い面もたくさんある。天気予報はなくなり天気情報となる。(農業や交通、災害対策が向上)、どんな症状も治す個別化医療、車や家、生命保険の膨張した料金がなくなり、そして何より、公平な食料分配で飢餓がなくなる。さらに、医療の進歩で寿命がぐんと延びる。

 

ユートピアみたいだよね? 

 

残念ながら、そんな簡単にいくわけないと思う。。

大企業はこれを全力で阻止しようとする(儲けが減るから)でも、僕はこれが過去1000年で最もワクワクして予測不能な時代になると思ってる。 考え方を変えると、これにないチャンスが待っていることになる。

 

こんな大きな変革は、最近では産業革命の蒸気機関以来。

当時は、汚さや「人間味のない」機械に不満を言う人がいて、産業家が馬車ビジネスを潰しているとまで言われいてた。完全に間違ってはいなかったけど、彼らは大局を見逃すことになる。。 今の時代も同じようなこと知ったかして話している専門家が沢山いる。いつの時代になってもわからない人はわからない。

 

「天気」が変わっていたんです。体で感じ取れば誰でも分かるのに。。

 

どの時代でも人々は変化が嫌いで、目の前で起きていることを認めようとしない人がいる。。

僕たちはそのようなケースにならないように気をつけなくてはならないと思う。

 

蒸気時代(1860年代に終わり)が去った後、第二産業革命(1870~1910年代)が電気、鉄鋼、化学で始まった。それから電気だけで時代を引っ張り(1920~1940年代)、1940年代にコンピュータが主役に。これが第三産業革命「デジタルコンピューティング」(1940~2000年代。僕の意見では、2000年頃から生活が劇的に変わったと思う。それが第四産業革命(2000~2025年頃)、スマートマシン、データ、生物学が混ざり合い、インターネットがみんなをつないで加速した時代でもある。。良い影響を受けつつ、悪影響とも一緒に共存している。

 

そんな今、僕たちは最終章の入り口にいると思う。第五産業革命――量子:光の速さ技術。←久しぶりのピンク色!

 

理論上、光より速く計算できるものはない(実際はそれ以上もあるけどここでは触れない)、その速さが生産を再定義することになる。

革命って、結局どうやって物を作るかに関係しているから、その社会の変化を比較してみるとわかりやすい。

 

最初は狩猟から農業へ、大量生産へ、安価(low cost)大量生産へ、そして高品質で低コストの大量生産へ. (今僕が関わる全てのビジネスはこのコンセプトでビジネスをデザインしている)でも、それを実現するのは超大変。事業全体を科学的に設計する必要があって、知識だけでなく労働力の確保にも限界がある。だから全ての人にはできなくて、やりがいがある仕事とも言える。

 

次に、量子コンピューティング、AI、ロボティクスが革命を解き放ち、アメリカや日本、どこでも労働コストを気にせず何でも作れるようになる。これはでかい!。先進国は自国民のために製造を取り戻し、発展途上国は深い専門知識なしで飛躍できる。ある意味、平等な機会・チャンスとも言える。 今日本の国会で話されている内容は昔のことで、革命の内容自体が既にずれている。。 日本にも本当の意味でチャンスがやってくる。具体的に例えるなら「Similation」シミュレーション」が得意でも実行に移すことができない企業は将来はない。なぜならQCTによりシミュレーションは必要なくなる時代が来るから。現在はシミュレーションができる資源がある大企業が強いけど、今後は実行できる小企業が強くなれるチャンスということでもある。 町場の工場、学生上がりのアイデアマン、生活経験が豊かなおじいちゃん、おばあちゃん、子育てに詳しい奥様方。 みんなにチャンスが回ってくる。(このような情報が事前にきちんと回ってくることが原則だけど。汗)

 

本当の課題は? 精神的かつ誠実に対処すること。豊かさがコストを下げても、個人の表現(人のユニークさ)の価値がますます急上昇するだろう。僕も数十年かかってコントロールできるようになったエゴも暴走する範囲に達する人が増えるかもしれない。精神的に耐えられるか? 

 

その時が来たら、量子マシンに聞いてみるか。。。 笑

 

 

これってどこに向かうんでしょう? この話題は、QCTの仕組みを知らなくても誰にとってもいい頭の体操になると思うよ。

 

どうやってこれから来る変化に適応するか、が大事。

 

知らないことに備えるより、期待を管理する方がずっと重要っということ。。

 

 

See ya,

 

:D