【New Beginning 】~ Chapter 7
幼児期
立ち上がって、なんでも興味があり、遊んで、楽しむ。
10代
興味津々でなんでもチャレンジして、遊ぶ。
学校という場所でルールを学び、みんなと同じことをすることが正しいことって教わる。
恋をすることで心の変化や友達、社会というソーシャルな部分は複雑なんだなって学ぶ。
20代
大学という人生最後の責任がない場所で毎日好きなこと、やりたいことをできる限りやってみる。
日本を離れ数年が経ち、外からみる自分の国や文化を貴重に思うものの、別の文化の魅力や考えたことのない壮大なアイデアなどに圧倒され大きな夢ができる。
30代
社会で生きるためには綺麗事だけでは通じない厳しい現実があることを十分自覚する
世界各地を旅する中、そんな厳しい社会の中でも十分楽しく、有意義な時間を過ごすことは実は簡単なんだって気がつく。
ビジネスという道場で真剣交えて練習し、世界を舞台で戦い勝ちとった様々な勝利には表裏があり、表は成功者でも裏にはとても孤独で満足できない悲しい自分もあった。
40代
ビジネスを通して、世界中で友達、そして恩師に出会った。
同時に自分の知識・経験不足から、成功という漠然とした目的が自分の生き方まで左右するようになる。
当時成功とはお金、地位、物、有名度などで図ると思い込んでいたから、当然なにかを達成する際、車や家を買ったり年収とか、プロジェクトのサイズとかばかり気にしていた。 ニコル・キッドマンにあった時、「Defame」というコンセプトを学ぶ。
これからは自分の存在をデジタル・メディアから消すことが最大の武器であり、フェイクなイメージ作りに時間ばかり費やし以後なにも覚えていない人々・社会が形成される中、自分の人生は振り返っても納得できる今にしか存在していない時間を命いっぱい生きるライフスタイルに変化させることが必要だと悟る。
心耕プロジェクトというコンセプトを作り、自分を使って実験をすることにする。
50代
50代半ばに近づき、今わかっていること、感じていることは、
全てを取り除き、また子供になったような感覚を体験することが重要。
好きな時に、好きな人と、大好きな建築をすることができるようになった今、
最初の数年は自由な時間の使い方がわからないので、時間がありことが逆にストレスとなった時もあった。
自由の反対は不自由ではなく「暇」であり、暇は心のあり方が作り出す恐ろしい時間であることを体験する。
暇時間こそが、体が衰える一つの原因でもあり、人として役に立たない理由でもあると学ぶ。
人は誰もが幸せになりたいと思っている。
幸せとは心のあり方であり、時間に例えると一瞬でしか存在しない。
でもこの心のあり方を継続することができれば、幸せは満足に変わり、心は豊かな環境に変わる。
豊かな心を作り出すためには、まず自分ができることを他の人に提供することから始まる。
結果、他人が喜んでいる表情を体験することができれば、自分の心も安定してもっと求められていることをしたいと思うようになる。
生きる理由とは何かの役に立つためであり、助けを求めている人に助けを与えてこそ人生に意味として存在することになる。
逆に例えると、生きる目的は「やめる」ためではなく、「やり続ける」こと。
そのやり続けることが人・社会が求められているなら、あなたは常に成功し続ける。
成功している人は誰かに求められているから。
See ya,
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