【なにをしていいかわからない君】
カリフォルニア ロサンゼルス深夜午前2時過ぎ。
誰もいないフリーウェイをテスラのオートパイロットでドライブ。
Freeway110は現地ではパサデナ・フリーウェイと呼ばれ
実名はArroyo Seco Parkway(アロヨ・セコ・パークウェイ)って言う。
アメリカ西海岸では最初に造られたフリーウェイで、
一般に見る真っ直ぐなフリーウェイとはかけ離れ
右左とクネクネしていて、あまり安全とは言えないかなぁ。
。。。と思っていると
テスラオート・ステアリングが
突然左へ何かを避けるようにレインチェンジしながら減速、
消防車が何台かとまり、交通整備をしている
ゆっくり通り過ぎながら、クラッシュした車の後ろに白いカバーが見えた。
もう少し進行すると今度はぐちゃぐちゃになったオートバイ。
オートバイと乗用車の接触事故だった。
オートバイの方、大丈夫だったかなぁ。。。
帰宅して、思い出した。
34年以上前の今日、
僕はまだ十代の頃、同じようにオートバイ事故を経験した。
事故った時、
いろいろな体験をした。
振り返ってみると
僕の人生はあの時から大きく変わったと思う。
あの時が人生が変わる転機だったなんて
絶対にわからないし、
誰も教えてくれなかった。
何はそもあれ、
あの時から、僕は決めた。
「自分の人生なんだから、自分で決めて自分でなんでもやってみよう。」
事故った当時、
どんなに頭が良い立派な専門家が考えても、
今日の僕を予想することはできなったと思う。
今日の自分は10年前の自分が作ったなんの変哲もない模型みたいなもの。
10年前の自分はその10年前の自分が作った映画の主人公みたいなもの。
その10年前の自分は将来を夢見て、
ただ夢中で興味津々で遊んできた何も知らない子供みたいなもの。
今までいっぱい失敗もあり、
これまでに想像もできなかった成功も経験した。
結果大切なのは、
自分の心のあり方をたまに確認しながら
ひとつひとつ満足できるように頑張りながら
工夫していくことだと思う。
若い頃、
毎日何から始めたらいいかわかないって思っていた日々がある。
結果、完璧にできることはないけれど、
失敗する数を少なくすることにだけ気をつけておけば
結構、なんでもこなせるようになるよ。
See ya,
: D