【プライベートのメッセージから学ぶヒント集】 | カリフォルニアの建築家日記

【プライベートのメッセージから学ぶヒント集】

人生に数回しかない案件でしたので、まずは友人から。。
というのりでメッセージしました。

信用もかかっておりますので無理のない程度で結構です。自分の視野では可能性を探るためにはとにかく、信用できる相手に話してみる。という考えです。 話さなければつなりませんので。(6 degree of separationという法則がありますものねぇ。)

10数年前からそうなのですが、
自分がドバイベースE社と仕事で繋がった時、
インドにてビリオニアーとのプロジェクト、
そして中国にて香港の雲の上から、

このような提案をいただきました。

「日本で優れた建材、最高の施工技術などをこちらにもってきてください。。」


「こうやって日本のみんなと一緒に仕事ができれば最高だなぁ。」
という気持ちから友人の繋がりも含めオファーをかけましたが、
結果動きが遅く


「誰かが先にやってから様子をみます。。。。」

とか、

「以前失敗しているので。。」という結論でした。


続に言う「巨人病」で個人で意見を決めることができない企業に育った結果で、グローバル進出の遅れに磨きがかかっている理由だと理解しています。


やらない理由の大半は、

「いやぁ。。。前例がないので。。」

という理由でチャンスが前にあることを
見逃している。。


「いやぁ。。っておっしゃっても、
自分は数年で中東を含むグローバルに進出したのですが。。」

「前例がないから、御社のような成功された集団に声をかけたのでしょう?」
というと、

「んっ。。。ん。   むずかしい。。。」
と一言。


「誰も、最初から簡単とは言っていません。
難しいのは当然で、だからこそ、みんなができるということではないのです。」


「でも、不可能ではありませんよ。。」


っとこんな具合でしょうか。。 笑


理想像ではなく、現実的に効果を出すためには、
一つティアー(Tier)を下げてアプローチすれば
世界のドアを開けることができると思います。

業界一番でなくとも、会社の規模が大きくなくても、歴史がなくても、
有名でなくても、プロジェクトを動かせる集団は限りなくいます。
また、それを2-3同時に動かせる能力は余るほどあります。

逆に考えると
有名であってみ、大企業になってしまったので、
できない事が山ほどあるということです。


一番鍵となるのは、
「数字/計算」では見えない可能性を察知し、
行動に結びつけることができる柔軟性です。




今まで聞いた事のない話しを聞くと、
自分の今までの経験で物事の可能性を判断し、
否定的、保守的になりがちですが、

話しの神髄を理解してみると、
どんなにコンプレックスな内容も、とてもシンプルだと気がつくでしょう。

そして、
一つの瞬きで「これはいける!」または、
「これは興味がない」って感じるでしょう。


これこそが、自分しかわからない「感」であり
殆どのケースで当たっている心の声です。


簡単そうで、結構難問。。


が。しかし、


不可能ではありません。 笑


カリフォルニアの建築家日記
Pacific Ocean, California 大きさ、有名度、権威を争う時代はもう終わり。 大切なのはこの自然界で延び延び育つことができる柔軟性だとおもう。 見かけにお金や時間を費やす生き方と、柔軟に変わりゆく時代を営む生き方。 みんなはどっちかなぁ?


Keep up the good work!

See ya,


:D



プライベートの手紙から学ぶヒント週より