【心耕プロジェクト】スラウェシ島  その3 | カリフォルニアの建築家日記

【心耕プロジェクト】スラウェシ島  その3

【おばちゃんからのメッセージ】



海を見ながらダイニング


お腹が空いたら海に入りお魚を食べればいい。


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必要な分だけ食べるから無駄がない。


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海、川、山。  そのまま焼いて食べる。 調味料なんていらないねぇ。。そもそもなぜ僕たちは調味料なんてつくったのかなぁ。。



とってもシンプルな食事。


だから一つ一つに物語がある。

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これは?


コカコーラ?

違う。違う。


昔からおなじみの

「砂糖水。。」 汗。


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そうか。。

炭水化物は僕たちの社会だからこそ有り余っているけれど、

自然と暮らせばこれも貴重なエネルギー源。



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みんなで楽しく、豊かに

食事をする時が一番記憶に残るんだよねぇ。



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それにしても、

みんな楽しそう。。




「これは何を作っているの?」


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どこを訪ねても一つだけ共通すること。。それは彼らの忘れない笑顔。 朝起きて海を見ながらヤシの木のハンガーを作る。。 



「ハンガー。」



大量生産で全てきちんと作るものと違い
この手作りハンガーは一つ一つ微妙に形が違う。。


この間殆どの服を処分したばかりの自分にとって、
こんな手作りのハンガーで洋服ダンスを飾るのもオシャレだなぁ。。って思う。




この村の人々は
食べ物をみんなで共有しながら生活しているんだって。




例えばこのトウモロコシ。


道ばたで売っているのだけど。。



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もし 自宅に持ち帰り、自分で焼いて食べるならフリー!


でも、
ここで食べたり、
他で売るなら
お金を払う。。



なんてシンプルな世界。 笑



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この島の上にある畑をチェック。。


ここは遠い昔、日本軍人が村の人々に畑のノウハウを教えてあげたとか。。

だから、日本の人と聞くともの凄く歓迎してくれるよ。。

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島にとって野菜はとても貴重な存在。



「貴重な野菜が採れるのだから、もっと拡張すればいいのに。。」





この何気ない風景も、

実はちゃんと昔教わった農業のノウハウが受け継がれている。。



全てここで採れるものを使う。




ヤシの木の皮で作った縄や。。。


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竹、土、そして山そのもの。。



山そのものを畑にしない理由?


「それはあの山の上にある森が毎朝水分を吸収してくれるので

このあたりの畑を全てまかなってくれのよ。。」





「こんな雑草があってもいいの?」



「雑草? 自然には雑草はなんてないのよ。。雑草は私たちが使う言葉。。」



「あなたが言う雑草も野菜を作るために必要なお友達。」


「だから農薬もいらないのですねぇ。。」



「その通り。 この草を好む虫が
野菜を食べちゃう虫を食べちゃうのよ。。」



「土の肥料もみんなこの辺りでとれるもの。。だからおいしいのよ。」






「ここでできている野菜を食べるのは自由」




「でも、売るならちゃんと買ってねぇ。(^_^)」



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「な、 なんと。。わかりやすい。。」 笑





今日もまた学ぶことがありました。。



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海から、川から、山から。 一緒に生活すれば困ることなんて一つもない。僕たちはこの自然 を壊しながら大きな家に住んだり、カッコいいバックを買ってみたり。。原始時代に戻るのはおかしいけれど、一人一人ちょうどいい量を理解すれば世の中、も う少し平和になるのかもなぁ。。 社会を変えるのではなく、自分の心のあり方から変化してみよう。




See ya,



:D