【オスカー賞】 | カリフォルニアの建築家日記

【オスカー賞】

【オスカー賞】

今日は毎年恒例のオスカー賞の行事が行われ、以前関わったプロジェクト・ハリウッド+ハイランドの一部「コダック・シアター」にアクターや映画関係者達が次々と訪れ華麗な姿でレッドカーペットを歩いた。

彼らのスピーチを聞いていつも思う事。

それは感謝の仕方。

全てのアクターというわけではないけれど、
自分が表彰される時必ずお世話になった方々を一人一人丁寧に名乗るのが礼儀。。ということは誰もが理解していることだよねぇ。

プライバシーのことなので名乗ることはできないけれど、過去、受賞したことのある
“経験者”によると「表彰される瞬間」の大切さをこう語ってくれた。


「当然、表面だけでありがとうを言う訳ではないけれど、受賞する可能性があると思った行事は2週間前から既にメモを作成し練習するぐらいだよ。。。」



こんなプロでも練習するのか。。。


みんなから表彰される時って、誰だって嬉しい。

頑張った結果だから当然、喜びを体いっぱい表現するべきだと思う。

そんな時は「恥ずかしい」とか「図々しい」と言っているのはもっとおかしなことだと思うなぁ。

影で支えてくれた人々を表に出してあげることができるのはそんな瞬間なんだと思し、一人一人、深く感謝の気持ちを表し、喜びを分かち合いたいもの。

喜びのスピーチの時、頑張った自分の肩を叩いてあげることはとっても大切。 

だからと言って自分1人で全てを成し遂げたというようなスピーチは、
険しい山登りで頂上へ達したのに誰も一緒に祝う事ができない
登山家のようになってしまうのは避けたいもの。



「感謝することなんて簡単だと思うけど、やっぱり練習しなくっちゃねぇ。」



表彰の時、

人の前に立つ時、


誰に感謝することができるだろうか?


条件無しにいつも支えてくれている両親や家族、

いつもお世話になっている先輩や上司、

普段は空気の存在のような相棒達や
その相棒達を影で支えているパートナーや家族にみんな。


こんな世界へ人生を導いてくれた、かみさま。




あなたが表彰される理由は
そんなあなたを支えてくれた影のみんなにも感謝したいからなんだよねぇ。



表彰式。



別にハリウッドのように華麗な行事じゃなくってもいいとおもうなぁ。

頑張って達成したケジメとして、
結果の良し悪しとは関係なく表彰することはとっても大切なことなんだよねぇ。



「2月も無事に終わり、本当に充実した日々を過ごせることができたなぁ。」 

「みんな、ありがとう」


「いつも我がままな自分のリクエストを聞いてくれて、ありがとう。」


「いつも、綺麗な笑顔を見せてくれてありがとう。」


「それから当然。。このブログを陰ながら応援してくれるみんな、ありがとう。」



カリフォルニアの建築家日記



それでは、打ち上げパーティー行ってきマース。





See ya,


:D



2011年 2月
Hollywood, California