【華道家との出会い】香港 〜学ぶ事に美しさ
このパーティーは
香港美術館メンバーで
ローカルのアーティスト達を応援するために
いろいろなチャンスをクリエートするために集まっているんだぁ。
アーティストの卵が沢山集まり
自分の作品を一生懸命説明していたよ。
主催者(このVictoria Houseに住む)が
今日来てくれたみんなにアートの大切さや
僕たちがこれから頑張らなくてはならないチャレンジなどを
真剣に語っていた。
こんなに大変な社会だからこそ、
沢山のチャンスが生まれ、消えていくからこそ、
アートを大切に、忘れていけないんだぁ。
アートって贅沢でなく、
人として生きるための証拠なんだよねぇ。
人として感じる表現。
「アート」
心から受け入れることを忘れてはいけないんだなぁ。
「こんにちは。。」
スージの明るい挨拶に
何も気にしないような雰囲気な彼女。
「とても厳しい方なんだぁ。。」
というのが第一印象。
Lucille (ルシール)は
少し足が弱っているみたいだけど
目の奥は凄くしっかりしているんだぁ。
“生け花”、つまり “華道家”である彼女は
ゆっくりとした、自分のペースで話す。
周りの状況にはあまり気を向けず、
真剣に生徒がクリエートしたアートを
もくもくと見物しているんだぁ。
なぜだろう?
彼女の横にいると
不思議と自然にゆったりとした気分になってくる。。
今日ここに来た理由も忘れてしまったような、
とっても不思議な気持ちになった。
“何かを置い続けるロマン”
“自分というものを磨き続ける集中力”
“他に何も必要ないような不動な自身”
生前、おじいちゃんと散歩した時のような
安心感。
すごーく小さな声で話すルシール。
今日一番好きになったアート。
それは彼女自身。
「夕方は何か予定があるのですか?」という質問に彼女は
「今夜はダウンタウンでオペラを観にいくの。」 、、、だって。
すごいなぁ。
彼女の行動力。
帰り際、車を降りる彼女をサポートする機会があってね、
最後に握手して“さよなら”を言ったら、
「ほぉ。 あなたは見かけによらず、とても暖かい手をしてるのねぇ。」
って小さな声でニコっと微笑んでくれたんだぁ。
ルシールの華道家としての偉大さが
その瞬間少しだけ感じ取れることができた。。。
。。。。気がするんだよねぇ。。
ルシール、
これからも益々元気で。










