BEM: Primary Aimの分析 | カリフォルニアの建築家日記

BEM: Primary Aimの分析

続B.E.M →前回の記事を読む (Post reading time 10mins)

【分析する】 (Post Reading Time 10mins)
身につけるということは
一度やった作業を分析することから始める

                                                            ~3rd St., ホームレス

今日も楽しんでいますか?  Dais-Kです。 ← 最近こんなブログの始め方をよく見ますが。
日本的に“ご挨拶”でしょうか? :)


さて、先日はご苦労様。 というより’よくできました!’です。

早速スケッチブックを開き、先日の手紙を読み直してみよう。 
基本的に手紙の内容は自分の心にしまっておけばいいけど、
もう一つ壁を超えたい方は、親友は家族などとシェアしてみるのも良いでしょう。

“え、そんなこと思ってたの?”

など、お互いを発見できるチャンスです。
自分も5年ほど前、ビジネスパートナー達とプライマリー・エイムをシェアしました。

大切な人の”コア”を知ることは辛い時や意見が食い違ったときなど、
さまざまな問題に携わった時、すばらしい力を発揮する“薬”みたいなものです。
勇気をもって是非お勧めします。


2通の手紙を分析します。
今回はUCLAの心理学者になったような気分で患者の「デッサン」を分析してみよう。

Primary Aimの目的は潜在意識を発見することだったね。 

もう一度読んでみてどんな印象を思い浮かべますか?
イメージは脳に強く描かれているはずです。
個人差があると思うけど、強いイメージを持つ人はカラーテレビ状態。
自分の場合、あるシーンがカラーで、後はまだ白黒。  
今後時期をみて何度と繰り返し手紙を編集していきます。 
その都度、イメージの強弱が変化することを体験するでしょう。


―ステップー

2通の手紙を書いた理由もシンプルです。
最初の手紙は「他人から自分はどのようにして思われたいのか」という願望心で
2通目の手紙は「他人にどのようにして伝えたいか」という自立心から成り立っています。 どちらが良い・悪いではないので、注意すること。



a. 文章を読む時、自分の声ではなく他人を分析するような感じて読む。
「この人はどういう人だったのかな?」
「一言でまとめるとどんな人なのか?」

Logic 理論を使うと「やさしい人」などシンプルな'性格’を表す言葉になるはずです。

「○○さんは○○な人だった。」


b. 一言一言に意味があり、秘密が隠されている。
自分なりに分析する。 専門知識なんて全く必要ない。

自分は歌手だったとか、日本一最高のキコリや、社会へ貢献したダンサー、
みんなから尊敬された先生、街で一番有名な酒屋のオーナー、っといった

「○○な職種な人」となると思う。

また、「私は○○を40年やってきて、○○ということを学んだ」や
「私は○○というように思われていたかもしれないけど、
   本当は○○だったんだよ」
など、本当に伝えたいことがあるのかもしれない。


上記のようにまとめられない文章でも大丈夫。
現在、自分がどのポジションにいるのか?ということを発見するだけでも
わからない人と比べると天と地の差があります。 後に説明します。

c. 自分の名前を当てはめて分析してみるとどうだろうか?
「谷垣大輔は○○な人で○○を○○した」となるはず。

例)
「とても厳しい人だったけど、
彼から教わった事柄は私の人生を変えるほどのインパクトがあった」

「人柄が本当に良く、彼女は人の為であればなんでも進んで引き受けてくれた。」



d. 先日の部屋に来ていた人々の一員として読んだらどうだろうか?
「彼または彼女はこんなことやって凄いな」など当事者からの願いが伝わると思う。

「お父さん/お母さん..は○○だった」
家族・親戚からの意見もわかるだろう。

e. なにか決まった「セリフ」が繰り返されていないか?
「みんあ本当にありがとう」
「すごかったよ」
「またあんなことしたいな。。」
“独自の口癖”にも注意して聞き取ってみよう。
大半は感謝している言葉だと思います。

f. 後悔しているフレーズがないか?
「○○できなくてごめんね」
「○○で本当にすまなかった」
「あの時の様にもう一度。。」

このようなフレーズが手紙にある場合はハイライト(注意)する必要があります。
“取り返しのつかないこと”をさけるための手紙ですからね。
でも心配ご無用。 発見できれば解決できます。
だからこのエクササイズが大切なのです。



【ミッション】
1.上記すべてをスケッチブックに書き直してみる。
    心理学者になったつもりで第三者の立場から書くこと。

2.場所:ドクターになった気分になれる場所ならどこでもよい。

3.一文づつクリアーにはっきりまとめて書くこと。 
   
言葉にあまり装飾がない事に気付くと思う。

     「彼はとにかくかっこよく生きた」でもいい。
     「人生ハチャメチャだったけど、ものすごいチャレンジャーだった」でもいい。
     「世界貢献に人生を費やし、こんなに沢山の子供たちを救った」でもいい。
     「健康に恵まれ、孫に囲まれながらこんなにすばらしい家庭を作った」でもいい。
     「ビジネスに成功して第二の人生は南国でゴルフばかりしていた」でもいい。
     「とにかく人気があってすてきな人だった」でもいい。

4. 24時間以内に完成させること。
   先日の手紙が書けたらこのハードルは簡単。 
   必ず成し遂げること。 大切なこと、直感で感じることは即、行動だよ。


あなたがどのようにして思われたいのか?
またどのようなメッセージを残された人々に伝えたいのか?
そんなシンプルな疑問から答えを探しているだけ。

状況設定を具体化させることで、未来に起きることも“想像”できると思う。

 相手があなたをどう思うかということはコントロールできない。 
だから大切な“事実”であって現実に起きるかもしれないのです。

“相手がどう考えようとそんこと自分には関係ない?”
Let's face it.. (正直に見つめてみよう)

でも、大切な人々が自分のことをどう思うかということは
逆に自分が彼らをどう思うかと同じぐらい大切なことではないかな?

またこのような取り返しのつかないことを予期せず
“なんとなく生きている”ことのほうがリスクが大きいとは思わないかな?

風が右から吹けば右に行き、左に変われば左に押される。
経済が変わればその波にのまれ不平をいったり
事故が起きれば自分は世界で一番不幸のように同情を求める。

予期するリスクはリスクではない。

ストレスは予期しない時に起きるからストレスという


さて、Primary Aimを書き終わったら以下のことを確認してみよう。
少し厳しく思うかもしれないけど、最初に発見することが今後の道のりを楽に進むことができるトレーニングと考えてください。

1 Primary Aim (以下PA略)を達成した時の自分と現在の自分を比較する。
「彼女はすばらしいアートの才能があり、
彼女の作品は多くの子供達に沢山の希望と勇気を届けるきっかけになった」
というPAだっとしよう。

現在のあなたがこの事柄とまったくかけ離れた行動をしているとしたら、
必ずこのPAは“後悔物語”となります。 もう、人ごとではありません。

「沢山のみんなから愛され、尊敬された。 
   ○○さん、本当にありがとう」がPAだったとします。

昨日のあなた、現在のあなたは人に頼るだけで、
与えるどころかもらうだけという毎日を過ごしているならば、
必ずこのPAは達成できません。

「わかってるけど、今はこっちの方が大切だから」と思う方は
順番を修正する必要があります。 ジーパンをはいてからパンツをはく状態です。

”年収いくら”や“○○卒業”はPAではないことに気がつくと思います。
実際にはPAを達成する過程で自然に身に付いている
“道具や尺度”みたいなものです。

決してゴールではないのです。  

サッカーではゴールすることがPrimary Aimであって、
ボールを得ることがゴールではありません。 
ボールを得ることだけを練習しているから、
いつになっても得点が得られないのです。


Doersの視点から見るととてもシンプルです。

「だったら今日からやればいいじゃん」です。

やることはとても小さいステップから始めます。
今日みんなが“発見したこと”も小さなステップの一つです。

PAはどんなに大きくても、どんなに不可能に感じても大丈夫です。 
PAが大きければ大きいほど、また、
今の自分から離れていれば離れているほど、“やりがい”があるからです。
この“やりがい”こそが、人生の“味わい度”と考えます。
この“やりがい”が大きければ大きいほど、“楽しみ方”が大きくなるわけです。

これがBEM Begin with the End in Mindの究極バージョンとなります。
最後を予測した始め方。

ネガティブでも何でもありません。  
コップの中に半分水が入っている状態と同じことです。←関連記事を読む

難しいと感じる方は心が難しいと言っているだけで、物理的には全く難しくありません。

次回は一緒にマスタープランをデザインしてみよう。


2 PAがまだはっきり想像できない方へ
   全然心配なしです。
 とにかく今の状態を発見したことが一番大事だからです。
   このままの状態で次のステップへ進み、1ヶ月後もう一度先日のプロセスを繰り返してみてください。 必ず次回は自分のPAを発見できます。

また、貴重な提案があります。
一日だけ自分だけの時間をプレゼンとし、いずれかを実行してみてください。

NPO法人サイモントンジャパンはガン患者を中心に心理治療するすばらしい団体です。認定トレーナーである川端伸子はその中でも生・死を理解するマスターです。 一度コンタクトをとり実際にお話をしてみることを進めます。  NPO法人サイモントン・ジャパン    http://www.simontonjapan.com/index2.html

2.  正常分子栄養学の提唱者 森山晃嗣氏は、栄養素療法によって病気を克服した体験をきっかけに、米国医大通信講座で分子矯正医学(Orthomolecular Medicine)を学び、分子生物学の考えを取り入れ、正常分子栄養学と称し30年以上にわたり「生命の鎖」理論に基づいた講演活動を行い、その参加者は100万人を越えております。
コンタクトをとり、実際にお話をしてみてください。 きっとすばらしい答えが待っています。
森山晃嗣ドットコム  http://www.moriyamaakitsugu.com/






今日もがんばったね!


See ya,

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